水槽の住人 Part22006/08/14 23:12

ちょっと、わかりづらいですが真ん中の灰色のが「カニ」です。
水槽の住人を紹介Part2です。

2番目は、「カニ」です。「オウギガニ」の仲間だと思います。
この子も、3年前の夏に下田の鍋田浜海岸で捕まえたものです。
先日、息子の部屋を片付けてたときに出てきた夏休みの自由研究の
「下田の海の生き物」に捕まえたときの写真がありました。

この子は、かなりの暴れん坊で、昼間はほとんど出てこないで
夜、水槽の中を闊歩し、レイアウトを崩しまくるという暴挙に出ます。
今の水槽になる前のADA30cm水槽には、カキガラや石、貝殻などを
入れておいたのですが、毎朝見るたびに、石の位置が変わっていて
この子の暴れ具合がよくわかったものです。
新しい水槽に引っ越してからもそれは変わらず、
ライブロックを倒したりしています。
今は、このままにしておきますが、魚導入の際は、
ちょっとかわいそうだけど隔離することに。

この子は、夜の徘徊だけでなく、一緒につれて帰った生き物を
その胃袋に収めるという暴挙も。
自分より一まわりも大きい「イソガニ」、意外にすばやい「イソスジエビ」、
「アラムシロガイ」など、被害に合われた生き物は数知れず。

でもまぁ、何度も書き込んでますが、それはそれ、やっぱり、
長く飼っているとそれなりに愛着はわいてくるってわけで、
世話は続けることに。

ADA30cm水槽の頃はヒーターを入れていなかったので、
冬は、まったく、サンゴ砂の中から出てきませんでした。
どうやら、「冬眠」するようです。
「ヤドカリ」は冬の水温もまったく意に介せず(多少動きは鈍くなりますが)
エサも普通に食べていたのですが、「カニ」は、夜もまったく姿を現さず、
サンゴ砂の中で身動きひとつせず、エサも食べに出てきません。
~ ちなみに、そのとき一緒に飼っていた「アラムシロガイ」も同じように
サンゴ砂の中にもぐったままで、出てくることはありませんでした。 ~
春になって、水温が上がってくると、再び活動をはじめます。

新しい水槽になって、ヒーターも入り、この冬はどんな顔を
見せてくれるか、ちょっと楽しみです。