ZAPPA新作 届きました! Part32010/12/12 00:29

格好は変ですが、演奏は完璧です。
昨日、「Pound For A Brown」のキーボードソロのことを書きましたが、キーボードソロの前のヴァイブラフォンのソロもカッコ良いことに気付きました。
とにかく、通して3時間近くあるので、ボーっとしていたようです。

これは、パーカッションのエド・マンによるソロです。ザッパ師匠のところには、長年ルース・アンダーウッドという女性パーカッショニストがいたのですが、この時期以降の師匠のバックでは、エドがパーカッションを務めることになります。なんでも、ルースはアドリブができなかったらしいのですが(でも、この人の演奏もすべて譜面だったとするとそれはそれで、譜面を書く人も、それを演奏する人もとんでもないなと思いますが...)Edのソロは、ロックバンドのソロとは思えない何ともカッコ良いものです。
もちろん、バックのテリーのドラムもばっちりです。

ソロのできるキーボードが2人、こんなカッコの良いヴァイブソロの弾けるパーカッション、ギターのエイドリアン・ブリューと、自分を入れて5人もソロのとれるメンバーを率いて演奏すれば、ステージでも気持ちよいでしょうなぁ。そしてリズム隊もこれまたばっちりと来ちゃあね...

ちなみに、ギターのエイドリアン・ブリューは、20年くらい前にはやった、ゾーさんの鳴き声をギターで出す方です(確か、そんなTVCMがあったように記憶しています)。彼は師匠のバックでギターを弾いているのを見ていたデビッド・ボウイに誘われボウイのバックバンドに参加し、またそのコンサートを見ていた、デビッド・バーンに誘われてトーキング・ヘッズに参加し、またそのコンサートを見た...で最終的に今もそのバンドにいるのですが、キング・クリムゾンに参加することになる、生きた「わらしべ長者」なんですね。ギターもうまいです。このバンドではあまり目立ってませんが、ひそかに弾き倒してます。まぁ、ギタリストが雇い主のバンドなのでしょうがありませんよね、あのスティーブ・ヴァイもこのバンドにいた時はバックに徹してましたから。

ところで、昨日は用事があって行けなかったのですが、三洋電機とサントリーの試合は最高に盛り上がったそうです(観に行った友人からメールがありました)。昨日は1試合目が神戸製鋼と東芝の試合で、元日本代表の大畑選手の秩父宮の最終戦(でも日本選手権や、トーナメントに出てくればまた見られると思うのですが...)ということもあり、1.3万人の入場があったそうで、そういえば、指定席の前売りは早くから売り切れていたそうです。
試合は、ゴールキック1本の差でサントリーが逆転勝ちしました。それにしても、三洋の選手のケガが心配です。世界のトニーは大丈夫でしょうか?

本当に観に行きたかった...