第47回全国大学ラグビー選手権 1回戦2010/12/19 17:03

怒涛の攻め上がり

秩父宮に行ってきました。

今日を逃すと、次は正月の国立まで東京で東海大学の試合をスタジアムでみることができません。ということで、東海大学の応援に行ってきました。

第1試合は、「京都産業大学」対「東海大学」

ファーストコンタクトから、フィットネスの違いが手に取るように分かる試合でした。走りこみより何より、体をぶつけたときに確実に相手を「止める」、「捕まえる」という部分でのフィットネスに大きく差が出ていました。

ラグビーをやっていたとき、「格闘」と呼ぶ練習をしてました。 この練習は、5m四方ぐらいのグリットの中で、3対3か4対4でボールをトライまで持っていくというものです。スペースが狭い分、スピードやステップで相手を抜くというよりも、体をぶつけたときの身のこなしや、確実に相手を押さえることを、実際に体を相手にあてることによって覚える練習です。実際、5分もやるとバテバテになるきつい練習ですが、面白く、かつ、実戦につながる良い練習でした。きっと、東海はこういった地味だけどきつい練習を日々行っているんだと思います。

今日の試合で東海が「すごいな」と感じたのは、チーム内での基本的な決めごとが浸透していて、それを実行するスキルがあるということです。今日の試合では、キックチェイスにそれが表れてました。しっかり声を掛け合い、網をかぶせるようにボールを追いかけ、キャッチする相手を追い込むという統制のとれた動きを何度もみることができました。 後は、リーチ選手ですね。捕まらない、止まらない、さすが日本代表です。学生相手では物足りないんじゃないかなぁ。

京産大もモールを押し込んだり、良いところもあったんですけどね、格が違います。しっかり得点差に表れてました。

京都産業大学 14点 vs 東海大学 83点

第2試合は、「早稲田大学」対「大阪体育大学」

試合開始早々、大体大が先制トライ! トライまでのボール運びも、スピーディーでこの試合は面白くなるかなと思っていたのですが... やはり早稲田は流石です。ゴール前まで行ったら確実にトライをとって帰ってくる。一方、大体大も、早稲田のゴールライン近くまで攻め込むのですが最後の最後でとりきれません。ここが早稲田と他のチームの違いなんでしょうね...大体大もゴール前までボールを運ぶところまでは良いのですが、最後の詰めが...

しかし、早稲田の3列は良く走りますね。とにかく3列はこうあるべし、常にボールをフォローするために走るという、お手本のようなプレーをします。特にフランカーの二人(中村選手、山下選手)は良いプレイヤーです。本当によく走ってました。

早稲田大学 94点 vs 大阪体育大学 7点

東海大学は2回戦で関西リーグ1位の天理大学とあたります。先日も書いたように天理も良いチームに仕上がってます。この試合、厳しい試合になると思います... 組み合わせ表見たらBブロックのほうが厳しいですね、もう一試合は慶応大学と帝京大学です。来週からが面白くなるのに、忙しくて会場に行けるかどうか分かりません。瑞穂はそもそも遠くて行けませんが。 国立は、絶対に応援に行くので東海がんばってね!

あっ!「びょ~ん」なところですが、親から昨日、完全に離れました。で、今回は、前にもう1か所、足の処に肉の塊があると書きましたが、そこも一緒に分離して、一遍に二匹の子供が産まれました。画像はまた次の機会に...(最近、水槽はディスクコーラルの話題ばかりや...)