第47回全国大学ラグビー選手権 準決勝2011/01/03 12:59

やっぱり、ラグビーは格闘技です。
昨日の試合の勝敗を分けたのは、はっきりいってタックルですね。
東海は、関東学院戦でもタックルが甘いなと思って観ていたのですが...
一方、早稲田は、本当に気持ちが悪くなるくらいのタックルを連発してました。


第1試合は、「帝京大学」対「東海大学」

スクラムは帝京でしたね

東海と帝京は、実力は拮抗していたと思います。「たられば」ですが、東海が低いタックルで帝京の攻撃を一発で止めていたら、もうひとつ、解説の坂田さんが言っていたように、東海が組織的な攻撃ができていたら(帝京の組織的な攻撃は素晴らしいの一言です)勝敗の行方は分からなかったような気がします。観ていて、もったいなかったです。

とはいえ、細かいところで帝京の仕上がりが良かったということですね。
ツイ選手とボンド選手の両外国人の動き、帝京の攻守にわたるモールコントロールのうまさ(東海らしいモールを組ませてもらえていませんでした)、東海の木津選手のシンビンを誘うスクラムの強さ、ちょっずつですが、帝京が上回っていたと思います。東海も攻撃時のスピードなど素晴らしいものがあったのに残念です。
アタックのスピードは良かったです
東海大ラグビー部のみなさん今年の秋のシーズンも応援します。
がんばってくださいね。

帝京大学 36点 vs 東海大学 22点

第2試合は、「早稲田大学」対「明治大学」
前半は明治も頑張ってたのですが...
この試合の早稲田のタックルはすごかったです。試合全体をみると「明治に負傷者続出で攻守のリズムが崩れ、早稲田の独壇場になった」と簡単に言うとそんな感じになりますが、それもこれも、すべて早稲田のタックルが起点になってます。
ボクシングで言うと、ボディをしつこく攻めて相手のスタミナを奪って、足が止まったところを猛ラッシュをかけるという感じでしょうか、ほんと、格闘技ですね。とはいえ、これも最後は気迫とスタミナ勝負です。実際、後半、攻めまくってた早稲田の選手のセンターやフルバックが、足つってましたもんね。

とにかく、明治も、前半の得点(早稲田 15点-明治 10点)や試合内容をみると昨秋の早明戦の時よりはるかに良かったと思いますが、明治の仕上がりとか何とか言う前に、早稲田の気迫勝ちという感じの試合でした。
最後はトライラッシュでしたね...
早稲田大学 74点 vs 明治大学 10点

決勝は、ディフェンディングチャンピオンの帝京の2連覇か、昨年2回戦で帝京に敗退した早稲田のリベンジなるか、面白い一戦になりそうです。

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