JAPAN vs TOP LEAGUE XV チャリティーマッチ2011/06/26 19:57

 秩父宮に行ってきました。

今日は、日本代表vsトップリーグXV、東日本大震災支援チャリティーマッチです。チャリティーマッチとはいえ、トップリーグXVは、元日本代表やNZ、オーストラリア代表、また、日本代表スコッドを多数擁するチーム、きっと面白い試合になると期待しつつ開場時間には秩父宮に。
 早く行くと、アップ中の選手をみることができます。写真は、トンプソン・ルーク選手です。試合中も力強いアタックを見せてくれました。試合が始まるまでの1時間余りも結構楽しいものです。
ところで、選手の来ているチャリティーTシャツ買いました。ちなみに、家に帰って着てたら、奥様に「背中のデザインがいまいち」と言われてしまいました。畠山選手ごめんなさい...。
アップ中のトンプソン選手
 さて、試合はというと、トップリーグXVも良かったんですけどね...。
チームとしてのまとまりが試合の結果に表れていました。接点での約束事、タックルの次の選手はどうするか?タックルされた味方選手に対しどうするか?そんな基本的な決めごとが忠実に守られているJAPANと、まァ、どうしても全体での練習量の少ないであろう(この試合の前に2日間合同練習をしていたそうですが)トップリーグXVではその精度に差が出るのは当たり前のことといえば当たり前のこと。
試合開始。キックオフで飛び出すJAPANフィフティーン
 ほんの、小さなズレでテンポがつかみきれないトップリーグXVと、ラックから面白いようにテンポの良い球出しがされるJAPAN。それ以外のパス回しや、ステップは甲乙つけがたいチーム同士の試合でしたが、ラグビーはパスやランだけではないので...。
ヒューワット選手。何度もディフェンスの裏に出るプレーを見せてくれました。
 後、スクラムが安定しなかったのもトップリーグXVはいたかったですね。後半は、まともに組んでいませんでしたしね、それでないと、試合が面白くないというのもあったと思いますが。
スクラムはJAPANペースでした。
 一方、ラインアウトは5分だったのではないかと思います。
ラインアウトは5分でしたね。
 まぁとはいえ、自陣からでも果敢にアタックしたり、キックボールのチェイスで良いプレーを見せてくれた山田選手(パナソニック)、ステップでディフェンスの裏に何度も出ていたヒューワット選手(サントリー)、力強い突進を見せてくれた箕内選手(NTTドコモ)など、トップリーグXVも楽しませてくれました。特に後半、オーストラリア代表のCAPを139持つ(これは世界一です)グレーガン選手(元サントリー)が入ってからはトップリーグXVの動きも良くなりましたね。最後の長友選手(サントリー)のトライを挟む20分間の連続アタックは素晴らしいものがありました。
両チームのみなさんお疲れさまでした。
 ということで、勝敗は言うまでもなく、49対7でJAPANの勝ち。国の代表チームですから一番強くあってくれないと困ります(笑)。25年くらい前、オックスフォード大学に負けた時は、国の代表が外国とはいえ学生に負けるようじゃダメだなと感じましたが、強くなりましたよね...

 さて、来週はIRBパシフィックネーションズカップの初戦のサモア戦です。ワールドカップへ向けて弾みをつけてもらいたいと思います。また、私は、秩父宮に行きますよ...