トップリーグ 2011-2012 第12節 1日目2012/01/28 20:58

 気温4℃の中、秩父宮にいってきました。今日は、本当に寒かった...。
 
 伊藤忠側のグランドやスタンドには月曜日に降った雪が、まだ残ってました。
雪がまだ残ってました。
 第一試合が現在9位の「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス」と、現在最下位の「 ホンダヒート 」、第二試合が現在4位でプレーオフ確定?の「NECグリーンロケッツ」と、現在12位の「NTTドコモレッドハリケーンズ 」の試合でした。
 これまでのホンダとドコモの試合を見ている限りでは、NTTコムとNECの楽勝だと思っていたのですが...。
 立ち上がりから、ホンダがNTTコム陣内でゲームを進めていました。いつもは、立ち上がりも良いNTTコムですが、今日はタックルも高く、ホンダの勢いをとめられません。ホンダが先制して、その後、友井川選手のトライを取ったあたりまでは、これは互角に試合が進むのかなと思っていたのですが、結局、ホンダペースで試合が進み、4トライの14点差でホンダリードで前半が終わりました。見ていて、ホンダの気迫あふれるプレーに対し、NTTコムのなんとなく浮ついたピシッとしないプレーが気になった前半でした。
 後半、No.8のマーフィー選手の気迫あふれるトライで、NTTコムが先制しました。この後、NTTコムが少し元気になったのですが、やっぱり、ゲームの主導権はホンダにありました。攻撃もディフェンスも今日のNTTコムはミスが多すぎました。それを修正できないまま時間だけが過ぎていきました。一方、ホンダは意思統一が図られていて、組織だった攻撃を繰り返していました。ホンダは、キックを使わずにボールを大きく動かしていて、いままで防戦一方のホンダしか見たことが無いので、こんなに良いアタックができるチームだということうをはじめて知りました。これが、シーズンはじめからできていたら順位も違っていたかもしれません。
 NTTコムのロス選手やマーフィー選手は良い動きをしていたんですけどね...。

  NTTコミュニケーションシャイニングアークス  35点 VS
                          ホンダヒート 45点

 まさかと思いましたが、2試合目も1試合目と同じような流れでした。NECもなにかピシッとしない雰囲気が流れてました。ラトゥ選手や田村選手など、いつも通りの良いプレーを見せてくれていたのですが、チームとしての一体感というか、気迫が感じられませんでした。一方、ドコモからは、この試合をどうしても取りたいという気迫というか、気持ちがひしひしと伝わってきました。
 前半、点数としてはNECがリードしていましたが、勢いはドコモでした。後半になるとそれが顕著に出てくるようになり、試合終了直前にNECが1トライ返すまで、試合はドコモの一方的なペース。前回のNTT対決ではあまり良いところのなかった、元オールブラックスで100キャップを持つムリアイナ選手も今日はよく機能していました。また、久富選手や箕内選手などNEC出身のベテランが良いプレーをしてました。箕内選手ももう36才ですが、若手に負けないアグレッシブなプレーで活躍してました。
 NTTコムもNECも今日の試合はベストメンバーですからね、油断したなんてことではなく、きちんと修正してもらいたいです。特にNECはベスト4でプレーオフがかかっていますから。このままでは、プレーオフが面白くなくなってしまいます...。

 NECは、特にラインアウトを何とかしないとこの先厳しいですね...。

  NECグリーンロケッツ  19点 VS NTTドコモレッドハリケーンズ 28点

<おまけ1> シェイク・ハンド
 今日は、一人で時間をもてあましたので、シェイク・ハンドに参加しました。

<おまけ2> トップリーグ公式戦100試合達成 木曽一選手
100試合おめでとうございます
 試合は負けてしまったのですが、後半25分から出場して100試合を達成されました。ヤマハから移籍して、NTTコムの昇格から前期のトップリーグ1年目を牽引したベテランです。まだまだ、がんばってくださいね。