金魚 ― 2012/11/01 21:16
ハーバーシティで「深堀隆介」氏の個展「金魚繪思 A Goldfishing Studio」をやってます。

この方の作品、日本で見たことがあるのですが、驚きの一品です。アクリルに「金魚」が描かれているのですが、平面にもかかわらず、そこに生きている「金魚」がいるような、あたかも本物の「金魚」をアクリル樹脂に閉じ込めたかのように見える作品です。

一見の価値ありの作品だと思います。
日本の方の作品が取り上げられていることも嬉しいことなのですが、小さな島のことでもめているときに、香港でも有名なモールで、その作品展を行う香港の方の心の広さもまたうれしく感じてしまいました。

西貢に行ってきた 1 ― 2012/11/03 18:51
海鮮料理とマリンスポーツで有名な「西貢」に行ってきました。
旺角から赤いミニバスで行きます。初めての赤いミニバスですが終点までなので、降りるときに「有落(ヤウロッ)」って広東語で言う必要はありません。これが、まだ、なかなか言えないんですよね...。ちなみに、ここから西貢までHK$15(約150円)です。

山道を抜けて30分ほどで海の街「西貢(サイコン)」に到着。ミニバスを降りると目の前に西貢海浜公園の入り口があります。

このアーチを抜けるとカフェレストランがあって、そこを抜けると海沿いのプロムナードに出ます。こちらは街の中心側をみたところ。

こちらは、反対側。まずは、街とは反対のほうに歩いてみました。

香港で海というとサンパン船ですね。ここにもたくさんありました。

街の方角を見たところ。

10分ほど歩くと小さな砂浜がありました。人だかりがあるので、なにかと思ったら。ネズミの国のボランティアの皆さんがゴミ掃除をしていました。

この砂浜の端に、カヤックやウインドサーフィンなどマリンスポーツの道具をレンタルしているWater Sport Centerがありました。カヤックは1日HK$50(約500円)でした。

小さいですけど、きれいな浜でしたよ。浜沿いにはレストランもあります。海の見えるテラスで食事ってことですね。

街に戻ってきてバス停の前の広場を見たらこんな池がありました。浮かんでいるのは折り紙の船を模したオブジェです。

香港といえば移動ソフトクリーム売りですね。1個HK$8(約80円)です。初めて食べたのですが、甘すぎずおいしかったです。

海の街ですからね。クルーザーもたくさん停泊してました。

さて、明日もこの続きを...。
西貢に行ってきた 2 ― 2012/11/04 18:58
西貢といえば海鮮料理です。
お店を見る前に街を散策、桟橋に人だかりがあったので、行ってみると...。

桟橋の下で、小船で魚を販売していました。
船の上に生簀があって、そこに小さなカゴをずらっと並べて魚を売っています。
この船が一番種類も豊富でした。上から声をかけて買うのですが、買うところは見られませんでした。ここで買ったものをお店に持っていって調理してもらえるんですよ。
干物も売られています。オバサンたちが、お盆みたいな形の海藻の干したものを試食してました。

こちらが海沿いの海鮮料理屋。店の前の生簀を見ている人たち。

段々畑みたいになっています。

良く見ると、カブトガニまで。中国や東南アジアでは食べるそうです。

これは別のお店の生簀。
でも、結局、ここでは食事をしませんでした。一人では、食べられる量も限られますし、大勢でいろいろ頼んで食べるのがいいんですよね。今度、会社のスタッフを誘って食べにこようっと。

街の真ん中になぜか門がありました。

街をブラブラしていたら、市場の前で魚を干していました。こういうのは、どこの国も同じですね。

さて、明日もこの続きを...。
西貢に行ってきた 3 ― 2012/11/05 19:03
海鮮料理屋の裏手を見てみたら、ちょっとおしゃれな商店街がありました。

西洋風のカフェの横に香港レストランの茶餐廳があったり、和洋折衷ならぬ中洋折衷で街並みもきれいでした。

天后廟の横の路地。こちらは地元のにおいがしました。

街の中央の商店、こっちはいかにも海辺の町という感じで。日本の熱海や下田とあまり変わらない感じでしたね。

海の近くといえば「天后廟」です。こちらの建物は今まで見た中で一番明るい色合いでした。リゾートのイメージなのかな?

屋根のグリーンが建物の雰囲気を明るくしています。

海の街らしく狛犬ならぬ狛魚?。

さてさて、明日もこの続きを...。
西貢に行ってきた 4 ― 2012/11/06 19:06
橋咀洲(Sharp Island)という島まで行ってきました。
ここは、西貢の対岸にある無人島で半月湾という白浜のビーチや、過去の火山活動でできた、地質学的に貴重な岩(石)が見られる場所らしい。プロムナードで一生懸命客引きしているおじさんに値段を聞いたら往復HK$20(約200円)まぁ、200円ならってことでその島に行ってみることに。船はサンパン船です。心なしか傾いてるような...。

おじさんいわく、「船の上に赤い旗があるのがうちの船」、「船は5時までだからね」といわれ、チケットをもらって船に乗り込みました。船の中はこんな感じ。やっぱり、傾いてる?

船の上から見た街。

半月湾のビーチからの眺め。右の小さな島まで、引き潮のときに歩いていけるようです。

サンパン船と島。

左から島に道が続いているのわかりますか?

こんな感じで道が続いています。でも、思いっきり潮が引いているわけではないので、今回はここまで。次回、もう少し時間に余裕を持って遊びに来たいと思います。

スマホを変えてパノラマ撮影ができるようになったので。
で、先に書いたように島には火山活動の置き土産の岩が見られます。こちらは、「菠蘿包(パイナップルパン)」という日本で言うとメロンパンに似たパンに似た石(ややこしい)。雨、風、気温の変化などで表面にヒビができてこんな形になったそうです。と説明の看板に書いてあった。

この岩も、

この岩も、

地質学的には貴重な岩なんだそうです(説明の看板に書いてあったんだって)。自分にはGiology(地質学)の素養も興味も無いのでね。それよりも、潮溜まりの生き物のほうが気になります、Biology(生物学)の勉強してましたからね。

ハゼの仲間やヤドカリ、スジエビの仲間がいましたよ。

帰りの船の様子。船長のサングラスと立ったポロの襟が格好良かった。
ところで、帰りは2階建てバスとMTRで帰ったんだけど、HK$12くらいだった。乗換えがあるけどミニバスより安かったな...。