香港ラグビー プレミアシップ 第7節 ― 2012/11/17 23:10
So Kon Po Recreation Groundに行ってきました。
今日は、いつものKing's Parkでの試合はお休み。ということで、銅鑼湾のSo Kon Po Recreation Groundで行われた、SCAA Standard Life CWB RamsとAbacus Kowloonの試合を見に行きました。地元CWB(コーズウェイベイ=銅鑼湾)Ramsは現在最下位、Kowloonは2位、Kowloonの勝利を信じてたんですけどね...。
So Kon Po Recreation Groundは香港セブンが行われる香港スタジアムの隣にあります。今日はサッカーの試合もあるので、スタジアムに向かう人がちらほら。
こちらは、ひっそりとした感じで、街のリクリエーション施設そのもの。芝生のグランドでしたが、席も試合関係者が座れる程度しかなく、そもそも、試合関係者以外で試合を観戦してたのは自分くらいという感じで、小雨の降る中、立っての試合観戦でした。
試合はKowloonの一方的な試合になるかと思いきや、雨ということもあったのですが、キックを有効につっかてエリアを確保していたのはRamsのほうでした。キックの後、ラッシュして相手陣内でペナルティを誘い、ペナルティゴールで加点するという、非常にゲームメイクがしっかりしていて、チームとして意思統一が図られていました。
一方、Kowloonのほうは、スクラムも押されるし、ラインアウトもいまひとつとリズムに乗れません。ランで確実にゲインを切ってるのはKowloonのほうなのになかなか点が取れません。ゴールキックが好調なRamsに比べ、Kowloonはゴールキックもいまひとつで、イージーな位置からのゴールをはずしたりしてました。
一進一退の試合で、後半メンバーを入れ替えてから動きのよくなったKowloonが2点リードで試合を決めるかと思ったのですが、終了間際に、ゴール正面で反則、距離はあったのですが、Ramsのキッカーがきっちり決めて1点差の逆転でノーサイド。Kowloonのメンバーは、がっくりしてましたね。一方Ramsは大騒ぎ。
SCAA Standard Life CWB Rams 22-21 Abacus Kowloon
ボールを動かして、見ているものを楽しませてくれたのはKowloonでしたが、確実に点を重ねたのはRamsでした。Ramsの完全な作戦勝ちですね。しかも、試合を押してるはずのKowloonが、なかなか点が取れないという応援しているものにもいやな感じの試合でした。Kowloonのメンバーは疲れたんじゃないですかね、しかも、はずしたゴールキックが入っていればKowloonの勝ちでした。順位もKowloomは3位、逆にRamsは最下位を抜け出しました。
来週は、いつものKing's ParkでTigersとKowloonの地元対決なので盛り上がりそうです。Kowloonにがんばってもらいたいですね。
帰り際、ビデオを撮ってた関係者の人が得点を聞いていたのですが、近くにいたおじさんが「21対20」って言ってたので、「22対21だよ」って教えてあげたら、「絶対20点だった」と言って聞いてくれませんでした。英語で説明もできないので「そう?」といって帰ってきましたけど、やっぱり、22対21だったじゃない...もっと、うまく話せたらなぁ...。
ところで、今日、エディジャパンが、欧州遠征でグルジアに勝ちました。今回の遠征で先週のルーマニアに続いて2連勝です。ランクの近いチームにアウェーでの勝利、価値がありますよね。この後のフレンチバーバリアンズとバスク選抜のほうが強いらしい、でも、この勢いで勝って欲しいですね。進化したスクラム、ん~試合みたいです。