Grand Championship Semi Final ― 2013/02/23 22:02
King's park sports groundに行ってきました。
いわゆる、プレーオフにあたるGrand Championshipが先週から行われていて、今日はセミファイナルです。ここ、King's Parkでは、リーグ1位のKowloonと5位で先週の試合で、4位のScotisshに勝って勢いのあるValleyの試合です。
試合序盤から攻めていたのはValley。モール、バックスのアタックともに必ずゲインを切ってボールを前に進めます。一方のKowloonはなかなかリズムに乗れず、ノッコンやモール、ラックでValleyにターンオーバーを何度もされていました。
そんなこんなで、前半で2トライをあげたValleyが始終ゲームをリード、Kowloonはスクラムだけ優位に立ってたのですが、いかんせんボールを前になかなか運べません。
Valleyは、ディフェンスも良くて、Kowloonは前に進めず、ボールをまわしながら後退するなんて場面が多々見られました。
とはいえ、さすがリーグ1位のチームだけあって、後半にトライを2本返し、1トライ、1ゴールまで点差を詰めました。そして、インジュリータイムに入ってからの自陣からの攻めはすごかったですね。足の止まりだしたValleyに対し、試合終盤に入ったハーフのCado Lee選手が早い球出しで相手を翻ろうし、Valleyゴール前まで詰め寄ります。最後は、結局トライにならなかったのですが、この5分あまりの攻防はものすごく面白かったです。
1トライ1ゴールであわや同点というところでゲームセット。
Valleyのウイングで香港代表のYiu Kam Shing選手はいいですね。足も速いのですが、倒された後のボディコントロールがうまいです。ウイングなので少ないサポートになりがちなのですが、必ずボールを出しますし、しかも、ハーフが取りやすい位置にボールを出してきます。来月の7人制でも期待が持てますな。
ということで、Finalは、ValleyとHong Kong Cricket Club(HKCC)とHong Kong Football Clubとの試合を制したHKCCで行われることになりました。でも、来週は出張で日本なので今日が今シーズン最後の観戦でした。日本も香港も準決勝まででした...。
明日は、日本選手権決勝ですね。サントリー対神戸製鋼、サントリーに土が付くところがみたいですねぇ、神戸製鋼に頑張ってもらいたいですね。