Stade Toulousain vs Racing Metro-92 ― 2013/11/10 11:30
Aberdeen sports groundに行ってきました。
フランスリーグTOP14に所属する古豪Stade Toulousain(トゥルーズ)とRacing Metro-92(ラシン・メトロ)のウインドウマンス(IRBが設定した南半球と北半球の交流のための機関、毎年6月と11月に実施)期間のエキシビションマッチを見に行ってきました。NATIXISというフランスの金融会社がスポンサーになっているのですが、香港で、まさかフランスリーグのチームの試合を見られるとは思ってもみませんでした。
しかし、入場料高いです、HK$700=約8900円。しかも、運動公園なので観覧設備もいまひとつ、それは下の写真で...。

中環からバスで行きました、20分くらいかな、Ocean Parkのすぐそばです。

ただの運動公園なんですけど、一応、入場ゲートがありました。格好いいけどトゥルーズのジャージ、セカンドジャージじゃないのかな...。

観覧設備ですがこんな感じ、個別の椅子ではなくベンチ状の椅子があるだけ。そういえば、チケットもFree Seatingでゾーンの指定だけでした。

それでもって、極めつけはこれ。観客席とピッチの間にTV撮影用のやぐら。あと、照明の柱もあって見難い...。
ちなみに、このピッチ、British Irish LIONSが来ていたときに練習用に使っていたピッチだそうです。会場についたら地元Valleyの練習試合が行われていました。

ラシン・メトロの選手登場。やっぱり、大きいです。以前、東京セブンの翌日に空港で見かけたフランス代表も大きいというか体の前後の幅がハンパなかったですからね。
こちらは、トゥルーズの選手。
練習風景。ボールの置き方が格好いい。

観客席はしょぼいですが、逆にこんな近くまで行くことができます。

茶色に見えるのは、スズメか鳩ですね(笑。
ウォーミングアップが始まりました。どっちも格好いい、でも、トゥルーズは全員でアップするまでダラダラな感じで、すぐに全体練習に入ったラシン・メトロと対照的でした。
試合開始です。ちなみに、今回は、ウインドウマンスということで、France代表選手は同じ日にNew Zealand代表戦があったのでいませんでした。で、France代表のキャプテン、Dusautoir選手は不参加。両チームとも若手のための練習試合って感じですね。

ラシン・メトロのキックオフでゲームがスタート。やっぱり体がでかい。上の地元チームの練習試合の写真と比べてみてください。

ラシン・メトロもフェイズを重ねてトゥルーズゴール前に迫るのですが、リーグでも上位チームと下位チームなので、ちょっと、力の差があったかな...。

トゥルーズはさすが、攻守の切り替えが早く、ターンオーバーしてからのスピードが凄いです。

こういう、反応の速さって、先日のNew Zealand代表もそうですが、海外のチームはハンパないですね。

元New Zealand代表のHosea Gear選手は今日はセンター。要所でいいプレーを見せてくれてました。後、両ウイングのスピードは「速い」の一言。3本目のウイングのMatanavou選手のトライ、スピードに乗ったいいトライでした。
ラシン・メトロはちょっと、ラインのスピードがないかなって感じでした。
前半は、トゥルーズ 19点、ラシン・メトロ 5点とトゥルーズが3トライでリードして折り返しました。

ハーフタイム。何がゆるいって、子供たちがピッチに侵入。収拾のつかない状態に、自由すぎるだろっ!

ということで、放送がかかって、ピッチから追い出される子供たち。日本じゃ考えられん。そういえば、場内放送で「タバコ吸うな」っていってたけど、タバコ吸ってる人いっぱいいたな...。

上の写真でもわかるように、ピッチ脇で立ち見する人がいっぱい。ピッチ脇のコマーシャルボードも曲がってます(笑。ということで、後半は私も見づらい観客席からではなく、ピッチ脇で観戦。

ピッチ脇はやっぱり迫力満点。

ボールを大きく左右に動かすので、何度も目の前に選手たちが...。

相手に当たってからのボールキャリアのプレーも間近で見られました。

今日はこんな画像も作ってみました。
いや、ホント迫力満点。体も大きいので、ひときわですね。

ラシン・メトロのウイングのBenjamin Fall選手。のどが渇いたらしく、水を飲みたがっていて、観客がビールの入ったコップ見せたら笑ってた。その後、その観客がペットボトルを渡したら飲みかけをその観客に手渡しにきた。ん~、フレンドリーな感じ。

Hosea Gear選手のディフェンス。
縦突進!グランド中央から22mラインの手前まで、タックラーを引きずっての突進。
試合の結果は、後半巻き返しをかけてラシン・メトロが追い上げたのですが、トゥルーズ 19点、ラシン・メトロ 12点で終わりました。後半は、ラシン・メトロのほうが動きが良かったです。

試合終了後は、自由なファン(笑)が選手たちとの写真撮影に、サインにと集まってました。選手たちもいやな顔せず付き合ってて、ちょっと、文化の違いを感じました。Hosea Gear選手、握手してもらいましたが手がでかい。

スポンサーから勝ったトゥルーズにカップの授与。

バックスのPoitrenaud選手、力強い走りと甘いマスク。きっともてるんでしょうな。

トゥルーズは人気あるんですね。この人だかり。

子供たちに取り囲まれてます。自分の撮った写真があまりよくなかったのでここに載せていないだけで、もちろん、ラシン・メトロの選手も観客に取り囲まれてました(笑。こんなことになるのがわかってたら、自分もサイン帳持ってきたのに(笑。

この試合の宣伝ポスター。Dusautoirこなかったじゃない...。

生でみたかったのにぃ。