大閘蟹 / 上海蟹 ― 2013/11/15 07:15
季節なので上海蟹を食べてきました。香港では、大閘蟹というそうです。場所は先日、ウェルカムランチで行った「鴻星海鮮酒家」。
テーブルの上には、すでに戦いのための三種の神器!
まずは、日本男子としてはビールから。「とりあえず、ビールっ」ってやつですね。ドイツビールのBLUE GIRL、日本ではあまり見かけませんが、香港では良く見ます。ライトなビールです。
前菜。鳩の紹興酒蒸ってとこでしょうか?
こちらの写真は、グロイのが弱い方は見ないほうがいいです(笑。だいたい、鳩は尾頭付きで出てきますね。
蟹小龍包。蟹のミソ?が入ってます。うまし。
そして、真打登場!仲良く並んでます。今回は、蟹さん3匹コースなのでした。
まずは、オスの蟹。ハサミが大きいのわかりますか。ハサミの毛も立派。
で、こっちはメス。ねっ、はさみ小さいし、毛も少ない。お上品な感じ。
簡単に見分ける方法はこちら、お腹側の袴(あるいはふんどしと呼ばれています)が大きいのがメス、小さいのがオスです。この写真はメスです。卵を抱くためにメスはここが大きいんですね。
で、バラバラにして食べる。
味は、最初オスを食べたので、まぁまぁ、おいしいかなぁ、ミソが卵の黄身のようでこってりだなぁ、普通の蟹だな、なんて思っていたのですが、メスを食べてびっくり。香りも違うし、味も違う。オスの味はどちらかというと大味で平坦なのですが、メスの味は、一口ごとに印象が変わるくらい複雑かつ濃厚な味でした。足の身も、オスはやっぱり平坦なんですが、メスはほんのり、栗のような香りがあっておいしかったです。
結論。上海蟹はメスにかぎる!
蟹の後は、締めの食事。蟹スープ。
肉おこわ。後、ホタテと白菜のクリーム煮が出たのですが、撮り忘れてしまいました。
デザートは杏仁スープ?、暖かいデザートでした。
後、蟹を食べると体が冷えるっていうことで、甘い生姜の飲み物が出されました。蟹自体は、大人のこぶし大でそんなに大きくないのですが、結構、お腹いっぱいになりました。
4人で食べて、Hk$1,509.20、約19,000円。一人5,000円弱は香港では高いけど、日本で考えたら安いですね。
良い、経験した...。
ところで、昨日からお腹の調子が悪く、胃も痛くなってきて、最後には手も痺れてきた。家に帰って体温計で熱を測ったら38.6℃。大丈夫か俺?