The Secret Life of Walter Mitty ― 2014/01/16 07:18
「The Secret Life of Walter Mitty」を見てきました。日本では、3月に「LIFE!」という邦題で公開の予定ですね。
ナイト・ミュージアムのベン・スティラー（Ben Stilleｒ）が自ら監督して主演した、ファンタジーです。コメディだと思って見ていたのですが、あくまでもシリアスなファンタジー映画ですね。
あらすじは、写真雑誌の「LIFE」誌の写真管理担当のスティラー演じるWalter Mittyが、最後の紙面の表紙を飾る写真を探しに行くという話しです。「最後」のというのは、時代の波に飲まれ、雑誌媒体からデジタル配信に移るために、会社の形態が変わるという複線があるからです。ネットで調べたら、「LIFE」誌は実際に2007年に休刊して、ネット配信の形態に移行していたんですね。Googleでもアーカイブが検索閲覧できるようです。そう考えてこの映画を見ていると、「LIFE」誌への強烈なオマージュとも取れますね。
このWalterという男、まぁ、簡単に言うと妄想癖があって、最後は現実の冒険の旅に出るって事なんですが、それが、どこまでが現実で、どこまでがその空想の世界なのかというのが見ているとあいまいになってきますって、それ自分だけかなぁ．．．？
でも、GreenlandからIceland、ヒマラヤ（エベレストだったかな？）をめぐる旅の映像は、とっても綺麗で、ちょっと、自分も行ってみたいなと思ってしまいました。
出演者では、Walterの母親役のシャーリー・マクレーン（Shirley MacLaine）の飄々とした感じがよかったですね、後、伝説の写真家を演じたショーン・ペン（Sean Penn）は貫禄があってさすがという感じでしたね。ちょっと、格好よすぎの感もありましたけど。
日本では受けるかなぁ。でも、この映画、見て損はないと思います。
