第10回大角咀祭 ― 2014/03/12 06:15
先日の出張の間の日曜日、出かけようとホテルの外に出るとなにやらにぎやかな音が聞こえていました。ということで、音のするほうに言ってみると、イベント?祭り?のようなものが開催されていました。
特設の門には、「第十回大角咀祭」と書いてありました。帰ってから調べたのですが、大角咀に本拠を置く旺角街坊会という福祉団体の主催で行われている祭りで、この地域にある洪聖廟の洪聖生誕の伝統を引き継ぎ、観光客や各界の人に大角咀を知ってもらうために始めた祭りなんだそうです。
張りぼての魚や動物、よくできています。何に使われたのかは、分かりませんでした。
中国人形劇の人形。有名な中国のお話をモチーフにしているのだと思いますが、「西遊記」しか分かりませんでした。
会場に着いたときに中央でセレモニーが行われていました。会の主催者や協賛者など、ちょっと偉い人たちなんだと思います。獅子舞も勢揃い。
獅子舞、開場を練り歩いていました。
こんな感じの記念写真スポットがあって、寄付を募ってました。
これも記念写真スポット。
これもですね。私も寄付をして、これに乗っているところを写真に撮ってもらいました。
模擬店もたくさん並んでいました。手作りな感じの模擬店。
開場の中ほどに「洪聖廟」という寺があり、その前で風車が売られていました。風車は縁起がいいのかな?
「洪聖廟」です。洪聖というのは海の神様なんだそうです。もともとは、唐朝の重臣で、広東・番禺地方の長官を務めていた人で、多くの行商人や漁民を助けたので、この方の死後、そのご加護を賜りたいということで、廟を建立し、そこに祀ったそうです。
廟の中、中央が洪聖ですかね?天井には渦巻きの線香。
廟の左側にはこんな感じで祭壇があったのですが、
よく見ると、ハサミ、かね尺などが壺に入ってました、針供養みたいなものなのかな?
廟の前の旺角街坊会の建物の前のステージでは、色々な出し物が行われていました。
会場にはこんな方も。孫悟空?お面からはみ出してた髪が金髪だったんだけど西洋の方かな?
飴細工のオバさん。こういうのは、日本とおんなじですね。
なぜか、コレクションカーが展示されてました。この反対側では、写真展が行われていました。
この後、いったん買い物したり、食事をして帰ってきたら、まだ、鐘と太鼓の音が...近づいたらドラゴンダンス。
人がいっぱいだったので、頭を見るのをあきらめていたのですが、たまたま、道を歩いていたら、向かいから龍がやってきたので写真を撮ることができました。
写真を撮るので、寄付したときにもらいました。
「福」の字の根付。偶然、お祭りも見られたし縁起がいいかも。