QUE PASA? The Bast of Fania All Stars ― 2014/05/15 07:34
What happened?
松岡さんの訃報のせいってことでも無いのですが、最近また、SALSA熱が出てきて、久しぶりにSALSAのCDを買ってしまいました。New York SALSAの老舗レーベルFANIAの大御所たちのドリームチーム、FANIA ALL STARSのBEST盤です。
1976~1979年のアルバムからの選曲されていて、ごりごりのLATINというよりも、当時流行っていたLATIN FUSIONといった趣の曲が収められています。参加ミュージシャンはFANIA側は、リーダーでパーカッションのJohnny Pacheco、ピアノのPapo Lucca、ベースのBobby Valentin、コンガのMongo Santamariaとそうそうたる顔ぶれ、一方FUSION側は、STUFFのギターのEric Gale、ボーカルのPatti Austin、サックスのDavid Sanborn、なんとRandy Brackerも参加してます。ロック界からはSteve Winwoodなどが参加しています。Steveは、3曲目のPicadilloでロックバリバリのソロを披露しています。
よくよく聞いてると、何曲かは聞いたことがあるなぁと思ってたら、1977年リリースの「Rhythm Machine」というアルバム、持ってたんですね。しかもLP、今も、実家においてあります。
バリバリLATINを期待していたのですが、これも、これでいいかなぁと。
1. Ella Fue (She Was the One)
Eric Galeのソロがかっこいい。
2. Coro Miyare
3. Picadillo
Steve Winwoodのソロはロック魂全開です。
4. Juan Pachanga
この曲はかっこいい、イントロのエレピ、真中のビブラフォンのソロもおしゃれです。この曲は聞く価値ありです。Ruben Bladesのボーカルは色っぽい。
5. Donde
この曲のギターソロは、Eric Galeのアコースティックギター。
6. Foofer Soofer
この曲は、LATINというよりFUSIONですね。
7. Isadora
LATINフィーリングあふれる曲ですね。Celia Cruzのボーカルがいいっス。
8. Fania All Stars' Cha Cha Cha
9. Los Bravos
ビブラフォンのLouie Ramirezの曲、ベースがちょっと、ファンキーな感じの曲です。
10. ¿Qué Pasa?
イントロが、レゲエっぽいアプローチの曲。でも、途中からはLATIN ROCK FUSIONって感じになります。David Sanbornのアルトサックスがかっこいいですぅ。
11. Prepara
この曲のGaleのギターはJAZZというよりロックですね。エレピソロもかっこいい。
12. Peanuts (The Peanut Vendor)
ピーナッツ・ベンダーも彼らにかかるとこんなにかっこいい曲になります。イントロのベースがLATINというより、FUSIONっぽいですね。
13. Sin Tu Cariño
Louie Ramirezのビブラフォンのイントロもいいですね~。
昔は、この手の中途半端なSALSA嫌いだったんですけどね...ちょっと、ほめすぎですかね...でも、いいものは、いい。でも、WEBでレコード評を読んだら狭い範囲(1976~1979)のアルバムからだけ選曲されているので、「どこがBESTじゃ」って書いてあった。まぁ、好き嫌いがはっきりするところかなぁ。
そういえば、サザン・オール・スターズのバンド名って、このバンドの名前からきてるってホント?