20140607 JAPAN vs CANADA2014/06/11 07:12

 先日の日曜日、記録的な大雨ということで、家でゴロゴロしていたのですが、パシフィックネーションカップのJAPANとCANADAの試合の状況を知りたくて、IRB(International Rugby Board)のホームページを見たら、なんと、試合を生で配信していました、ラッキー。ということで、試合終了まで楽しませてもらいました。

 前半は、CANADA 25点 JAPAN 9点と大苦戦。サイズの大きいCANADAの立て突進をなかなか止めることができず、何度も大きくゲインされていました。そもそも、タックルが高すぎ。一方、攻撃もCANADAの早い出だしにことごとくつぶされていて、かつ、2人目以降のフォローが遅くてなかなか、ゲインすることができず、攻撃しているのに押し戻される場面が何度もありました。

 ところが一転、後半は、JAPANのいい形が出るようになって来ました。まず、後半50分くらいからCANADAの足が止まってきて、明らかに、JAPANの早い球出しについてこれなくなってきました。もうひとつ、先日のSAMOA戦同様、スクラムが安定していて、かつ、プレッシャーをかけられたことがJAPANが有利になった理由のひとつだと思います。
 ねっ、低いいいスクラムでしょ(IRBさん勝手にのせてごめんなさい...)
20140607 JAPAN vs CANADA
 気がつけば、後半はCANADAを零封して3トライ。前半と後半、まるで別のチームのようでした。JAPAN、確実に進化していますね、ランクが下位(JAPAN12位、CANADA15位)なので、前半のような試合をしているようではダメですが、後半巻き返して得点をあげられるようになって来ました。先日のSAMOA戦は、体幹の強化にふれましたが、スタミナも強化されてますね。
20140607 JAPAN vs CANADA
 JAPAN 34点 CANADA 25点、快勝ではありませんでしたが、勝ちは勝ちです。今週末のUSA戦、来週の秩父宮でのITALY戦が楽しみですね。
 ところで、藤田君の右肩の怪我は大丈夫かなぁ、大事に至らないといいのですが...。
20140607 JAPAN vs CANADA

 後半20分の田村選手のトライ、CANADAは完全にJAPANのスピードについてこれていませんでしたね。 
20140607 JAPAN vs CANADA
 五郎丸選手、この日も2つのコンバージョンに、5つのペナルティゴールと一人で19点をたたき出しました。今のJAPANに無くてはならない存在ですね。
20140607 JAPAN vs CANADA

 さて、TVでは、地上波の放送はありませんでしたね...。やっぱり、地上波で放送できないとね、人気も出ませんよね...。自分も見ましたが、サッカーはワールドカップ前の強化試合(ザンビア戦)でさえ「生放送」でTVでやってましたもんね...。
 来年、ワールドカップにJAPANが参加することや、5年後に日本でラグビーのワールドカップが開催されることを知らない人がほとんどじゃないかなぁ...。