ちょっと観光in微笑の国 その後 ― 2015/02/05 10:03
タクシーを降りて、ワット・ポーに近づいていったら、ホイッスルを吹くおじさんに「今日は入れないよ」っていわれた。
「何で?」って聞いたら「今日は、王様が来ているから」だって。で、見せてやるから付いて来いって感じでホイッスルを吹きながら人垣に道を作って自分たちを呼んでくれた。確かに、入り口のほうは兵隊がいて物々しい感じ。「明日だったら見られるよ」って言ってたのですが、こちらはその日の夜に帰るので「ほかに見られる寺院はないの?」って聞いたら、「川を渡ればワット・アルンにいけるよ」って。
で、またまた、付いて来いって言うので、さすがにちょっと怪しいかなと思って、何でそんなに親切なの?って聞いたら、「自分は警察官で、今日は警備とスリ被害の防止のためにワット・ポーの前にいたけど、日本人は好きだから案内してあげるよ」だと、何でも友人が横浜に住んでいて、東京や大阪にも行った事があるとも言ってた。
とはいっても、まだ怪しいので、いざとなったら逃げられるようにと身構えつつ彼について市場を抜けて川べりの船着場まできたら、「ここで、船に乗ればいけるよ」と言って、その後、船着場のオバサンとなにやら話してた。こりゃ、ここで、手数料を払えなんて言ってくるのかななんて思ってたら。「じゃ、観光楽しんできてね」って、あれっ、ホントに親切でつれてきてくれたんだ...。ということで、お礼を言って、一緒に写真を撮った。なにか、あげられるものがあればよかったのにって、ちょっと、後悔。写真よく見たら、結構、若いね。ありがとうおまわりさん。

ということで、この船着場から船に乗りました。東京で言うと隅田川の観光水上バスみたいな感じですね。

片道、40バーツ、約140円、安っ!一日券もあって、それは150バーツ、約540円。

こんな感じで、ルート上に船着場があって、どこでも好きなところで降りて観光ができるって仕組み。

この船に乗って、チャオプラヤ川を下ります。

船の中はこんな感じ。欧米系の観光客が多かったですね。

対岸はこんな感じ。

お寺。

真ん中に見える塔がワット・アルンですね。本当は、ここに行こうと思っていたのですが、結局、このまま川を下っていくことに。

たくさんの観光船が走っています。

上流は背の低い寺や水上住居などが多いのですが...

下流に行くにつれて背の高いビルが増えてきます。真ん中のビルはペニンシュラホテルです。

右側の白いビルは、シャングリラホテルですね。

BSTの駅に近い船着場で船を降りました。ん~、こちらの船着場のチケットブースのほうが安心できるな。欧米人の観光客がたくさん。

目的のワット・ポーには行けませんでしたが、思いがけない船の小旅行、ちょっと、面白かったですね。時間があれば、一日この船で楽しめそうな感じでした。