The Brecker Brothers / Heavy Metal Be-Bop ― 2015/02/20 07:05
結局、買っちゃいました。先日、行ったブレッカー・ブラザースのコンサートのタイトルにもなっていた「Heavy Metal Be-Bop」、税抜き¥1,800。

1曲目はボーカル入りのスタジオ録音で残りがライブ録音。何で、今まで出会わなかったんだろう...この手のホーンアンサンブル系の音楽を毛嫌いしていたってのがその理由なんですけどね...。この格好良さに気がついていれば、もっといろんな音楽を楽しんでいたはずなのに....これに出会うまで、人生半世紀過ぎてしまった...。

ちなみに、1曲目はJAZZじゃありませんよ、ロックですねロック、しかもハードポップというかファンクですな。いろんな方がCD評を書いているので、いまさらですが、自分の感じたものを書いてみます。
1. EAST RIVER
上にも書きましたが、ご機嫌なファンクですな。しかもかなりヘビーな感じ。サックスのオブリガードがかっこいいです。あと、ニールさんのベースのスラップが好きな感じです、軽くなくて重いところがね。「アイーン、アイーン」ってコーラスは何?
2. INSIDE OUT
ご機嫌なシャッフルの曲。New York All Starsのライブ盤でも聴けますが、ドラムがテリーさんな分、ロックしてます。
3. SOME SKUNK FUNK
何でこんな複雑なフレーズをテーマにしようと思ったんですかね...。曲のスピードもハンパない。ランディさんのトランペットソロは、その前のマイケルさんのサックスソロと対照的で、スローなところから徐々に盛り上げるところが自分は好きです。ちょっと、マイルスさん(デイビスさんです)っぽいですけどね。
4. SPONGE
ワウベースがカッチョいい。バリーさんのギターもロックしてますな。そんでもって、テリーさんのドラムがいっちゃってますね。メンバーのソロの裏で叩きまくってます。
5. FUNKY SEA, FUNKY DEW
マイケルのサックスがかっこいいバラードです。深町純さんのアルバム「Triangle Session」でも同じ曲をやっているのですが、この曲のほうがかっこいい。次のSQUIDSも同じアルバムで聞けるのですが、リズム隊が違うだけでかっこよさが全然違います。
6. SQUIDS
ということで、テーマがあわせるのが難しそうな変態拍子。上の深町純さんのアルバムではお世辞にもリズムにシャープさがみられませんが、この演奏はキレキレ。ZAPPA師匠に鍛えられているというか、そもそも、どんなリズムもできるからメンバーになったテリーさんの支えるリズムならではの演奏です。ラテンっぽい部分もあるのですが、不思議な曲調の曲です。
先にも書きましたが、もっと早くであっていれば良かった。