Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦2015/05/22 07:08

 先週の土曜日に行われたAsian Rugby ChampionshipのHong KongとKoreaのテストマッチをYOUTUBEのRugby Asia TVチャンネルで見ました。

 キャプテンのHewson選手とスクラムハーフのCado選手。この試合もCado選手にボールを大きく動かしてもらいたいですね。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 韓国のスターティングメンバー。3番のキム選手はホンダヒート、14番の諸葛 彬選手はNTTコムですね。リザーブには、サニックスとサントリーでプレーしたPRのシン選手がいます。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 香港は、先日のJapan戦とフォワードを若干入れ替えたのと、Yiu Kam Shing選手が戻ってきていたという感じ。Rowan選手がいないのが寂しいですが、スピードスターのYiu Kam Shing選手とTom McQueen選手の両翼が揃っているのがうれしいですね。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 さて、試合開始からHong Kongもよく攻めていたのですが、相変わらず、ディフェンスのラインが凸凹、もう少し、規律を高めれば楽に試合を進められると思うんですけどね...。
 前半13分にKoreaがスクラムからのサイドアタックで先制トライ。その4分後には、NTTコムの諸葛 彬選手のトライ。このトライも、Hong Kongのディフェンスの乱れが原因でした。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 まぁ、このあとすぐ、キックオフのKoreaのパスミスから切り返し、最後は、SOのRimene選手の技ありのパスを受けたYiu Kam Shing選手のスピードのあるへの切り込みでトライを返しました。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 ということで、アタックは前回の韓国戦よりよかったですね。あと、Hong Kongはモールがやっぱりいいですね。というか、Koreaはモールのディフェンスが弱すぎます。自分たちも、そこを修正しないとダメだって言ってたんですけどね。
 前半35分頃のラインアウトからのモールでの香港の30m近い前進、教科書どおりの縦に長いモールで良いプレーでした。香港は大きいフォワードでゴリゴリ前進して、ペナルティを取るか、最後は決定力のあるウイングが走りこんでトライというのが得点の定石なので強みが出てました。このあとすぐのゴールライン前のラインアウトからのモールで奪ったトライがこのHong Kongの得点パターン。なにせ、バックスのTom McQueen選手とWoodward選手もモールに参加してましたからね。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 前半は、19対12でKoreaのリードで折り返しました。

 後半は、立ち上がりすぐに、インターセプトからKoreaにトライを献上、Hong Kongには痛かったですね。でも、ここで大きく崩れなかったのが今日のHong Kongでした。また、このあと危険なタックルでKoreaのPRが退場になったのもHong Kongにとっては追い風になりました。
 ペナルティでKoreaにゴールを決められたあとの後半20分頃、Koreaゴール前で攻撃を継続し、最後は交代出場のTyler Spitz選手がトライを決めました。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 このあとも、Koreaはドロップゴールと追加トライでHong Kongを突き放そうとしていましたが、Hong Kongの速攻に反則を繰り返してしまい、最後はCado Lee選手の速攻でロックのPaul Dwayer選手がゴール真下にHong Kongがトライを決めました。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 最後まで、Hong Kongが点を取ると、Koreaが取り返すという試合内容で、試合終了残り4分でHong Kongが13点を追う展開。
 残り2分でキャプテンのHewson選手が意地のトライ、ゴール成功で6点差。アナウンサーも「スキッパーの大きなトライ」って言ってました。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 このまま試合が終わるのかと思ってみていたら、試合終了間際にHong Kongが自陣で得たペナルティから速攻し、最後は、Yiu Kam Shing選手が約60mを独走してトライ。最後は、Rowark選手がコンバージョンを決めて逆転しました。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 結果は、なんと1点差のKorea37点、Hong Kong38点。タックルの数、前半はHong Kongのほうが多かったのですが、試合終了時には下のような結果。結局、Hong Kongのほうが攻めてたってことになりますかね...。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 この試合の結果で、Hong KongはJapanとの試合を残して、Koreaと同ポイントで並びました。得失点差がKoreaは-76、Hong Kong が-47で、Hong KongはJapanに負けても30点以上の差にならなければ2位になれます。ということで、Go Hong Kong Boys!! 明日の試合は、Japanに引き離されないように意地を見せてほしいです。

 この試合、レフリーは日本人のチームでした。
Asian Rugby Championship 2015 Hong Kong vs Korea 第2戦
 レフリーは清水さん、アシスタントレフリーに平林さん、もう一人のアシスタントレフリーのお名前は分からずでした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック