Asian Rugby Championship 2015Japan vs Hong Kong 第2戦 ― 2015/05/30 07:04
JapanとHong Kongの最終戦を楽しみにしていたのですが、なんと、豪雨のため試合開始から13分で試合中止、五郎丸選手のPGによる先制していたのに、結局、0対0の引き分け。この結果、Japanは優勝をすでに決めていますが、Hong Kongが勝ち点でKoreaを上回り2位になり、Koreaは下位Divisionの優勝チームと入れ替え戦を行うことになりました。
ということで、代わりということではないのですが、同じ日に行われた女子のAsian Rugby Championshipの最終戦のJapan対Hong Kongを見ました。女子はJapan、Hong Kong、Kazakhustanの3カ国で一試合ずつ行い優勝を決めます。Japanは5月9日にKazakhustanに勝っているので、Hong Kongに勝てば優勝が決まります。
このあとの男子の試合が中止になったように、ピッチの状態はよくありませんでした。水しぶきがあがるくらい、ドロドロのビチャビチャ。ボールも手につきませんし、キックの距離も伸びないし、ボールも転がりません。そんな中でも、Japanは良くボールをまわしていましたし、ポイントからの球出しもテンポが良かったです。
香港は、近場の攻めは良かったのですが、相変わらず、縦に付くだけの単調な攻めで、かつポイントからの球出しも遅くていまひとつでしたね。ボールがすべるのを避けたくて、パスをしなかったということなのかなぁ。先制したのは、Hong Kongでしたが、No.8のボギドゥラウマイナダヴェ選手の突進からフォローしていたフランカーの高野選手がトライを返しました。
前半は、5対5の同点。
後半頭から、Japanが攻めます。先制トライをアシストしたボギドゥラウマイナダヴェ選手が力強い突進で何度もHong Kongの防御網を引き裂きます。というか、Hong Kongの選手はボギドゥラウマイナダヴェ選手に対して、思いっきり腰が引けちゃってますね。そんなこんなで、彼女は後半だけで3トライのハットトリック。
アタックだけでなく、ディフェンスもJapanは良かったですよ、前に出るいいディフェンスでHong Kongはなかなか前にボールを運べませんでした。後半で1トライ返すも、Hong Kongは上に書いたように攻撃が単調で得点を重ねることができませんでした。
最後は、交代出場の伊藤選手が、約70mを独走してダメ押しのトライ。
結局、12対27でJapanが勝ちました。あっ、そうそう、そういえば、女子のJapanは「サクラフィフティーン」でしたね~。
ということで、本大会、サクラフィフティーンが優勝し、アジアのチャンピオンということになりました。喜びを爆発させるサクラフィフティーンの皆さん。
男子もすでに優勝を決めているので、アベック優勝ですね。男子は秋のワールドカップに向けて弾みをつけて欲しいですし、女子も2017年のワールドカップの予選に向けてがんばって欲しいですね。