我が家の小さな海

　パナソニックの稲垣選手が、5月23日にSuper Rugbyデビュー。

　ということで、何とか見られないかなぁと、ネットを探していたら、YOUTUBEで試合をアップしている方がいました。

　稲垣選手はリザーブなので、前半はベンチ。ということで、誰か知っている選手いないかなって思っていたら、いました、この方。昨シーズン、サントリーに所属していたスカルク・バーガー選手。

　彼のプレー、フランカーこうあるべきって感じのプレーでした。とにかく、どこにでも顔を出す、ボールに絡む。サントリーの試合では、サイズ以外はあまり目立った感じ無かったんですけどね、凄いプレーヤーなんですねぇ。これ自陣ゴール前のプレーなのですが、こんなサポートで向かってこられたら怖いです。

　さて試合のほうですが、Stormersのディフェンスが凄かったですね。特に、スカルク・バーガー選手とシヤ・コリシ選手の両フランカーの運動量、とにかく凄いの一言でした。Rebelsも攻めるんですけどね、なかなか、ゴールラインを超えさせてもらえません。

　この試合の最初のトライは、Stormersのウイング、ディリン・レイズ選手。いいスピードでしたね。Rebelsもセンターのドン・シッパリー選手がトライ、これもいいトライでした。

　Rebelsといえば、キャプテンはオーストラリア代表のスコット・ヒギンボッサム選手。前半中盤にアクシデント。タックルにいった後に、倒した選手の足が大事な部分に．．．鍛えた体でも、やっぱりそこは痛いのね．．．。

　前半、StormersがRebelsを18対7でリードして折り返しました。

　後半も先にトライしたのは、Stormers、今日2本目のトライをとったディリン・レイズ選手、いい選手ですね。ちなみに、もう一方のウイングはセブンズのスター、セナトラ選手、よく考えるといい選手揃ってますね。

　この後、Rebelsが果敢に攻めるのですが、なかなか、Stormersのゴールラインを超えることができません。それでも、56分には、トム・イングリッシュ選手が一矢報いました。それにしても、ここにもバーガー選手。しかも、かなり離れたポイントから、ここまで走ってましたからね、さすがです。

　トライの後のリスタートの時に、われらが稲垣選手がピッチに登場しました。残り12分、どんなプレーを見せてくれるのか期待が高まります。

　ゴール前のポイントからパスを受けて突進、あまり、進めませんでしたが、ボールはしっかりキープしてました。

　この後のスクラムでコプシングのペナルティーを取られてしまうのですが、よく走ってましたね。でも、ちょっと、緊張してたのかな、動きがいつもより硬かったような気がします。日本の選手が世界で活躍するのを見るのはいいですね。リーチ選手もChiefsで活躍しているようですし、今度、そっちも探してみよっと。

　ちなみに、試合は残念ながら、Stormersがそのまま逃げ切り、31対15で試合は終わりました。稲垣選手、初陣を勝利で飾りたかったんじゃないかなぁ．．．。