RWC2015 決勝トーナメント準決勝 2日目 ― 2015/10/28 06:03
録画してあった、トーナメント準決勝のAUSTRALIAとARGENTINAの試合を見ました。
結果を先に知りたくなかったので、録画を見るまで、WEBのニュースサイトやSNSを見ないようにしてました。会社でも、ラグビー仲間と顔を合わさないように気をつけていないと「決勝楽しみだよね、NEW ZEALANDと...」なんて会話になりかねないので苦労しました。
ということで、今日は、これを着てAUSTRALIAを応援。自分の予想は、AUSTRALIAの勝利ですからね。
AUSTRALIAのスターティングメンバーはこちら、
で、ARGENTINAがこちら
何度も書いてますが、実力的には、AUSTRALIAですね。で、ARGENTINAがどこまでがんばれるかってことかなぁ。ちなみに、今年のCHAMPIONSHIPでは、34対9でAUSTRALIAが勝利しました。
開始2分でインターセプトからのAUSTRALIAのトライ。ロックのシモンズ選手、手が長いですからね、それにしても、最初からボールが止まらないめまぐるしい試合です。
とにかくボールが切れない、いや、切らない、ボールを止めない両チーム、意地の張り合いです。前半の20分でもう、一試合終えたような感じ、No.8のポーコック選手なんかこの時点で顔中血だらけ。それだけ、激しくやり合ってます。本当に、ワールドカップはトーナメントに入ると一段とその激しさが増しますな。
得点の差ほど、差が無いように思いました。19対9でAUSTRALIAリードで折り返しました。
後半もボールが止まらない、ARGENTINAは相手のキックに対してランでアタック、しかも、バックス陣がキレキレのステップ、AUSTRALIAを振り回します。AUSTRALIAも良く止めてます。それにしても、後半20分までの攻防も凄すぎです。見ているほうが疲れてしまうくらいのめまぐるしさ、やっている選手は2試合分くらいの体力を消耗してるんじゃないでしょうか?気がつけば、後半20分の時点で7点差、ボールは動いているのに得点に結び付けられない。やっぱり、ワールドカップのトーナメントは一味違います。
最後のミッチェル選手のランから、アシュレイ-クーパー選手のトライに繋がった場面、ミッチェル選手のラン凄かったですね。
AUSTRALIA 29点 vs ARGENTINA 15点
試合後のARGENTINAのヘッドコーチの涙にARGENTINAの、4年間が凝縮されていたんじゃないでしょうか?負けてしまいましたが、ARGENTINAは最後まで自分たちのラグビーを見せてくれたんじゃないでしょうか?とにかく、すばらしい試合でした。
ところで、準決勝の2試合、ゴールキックで得点を重ねるチームと、トライで得点を重ねるチーム、後者が決勝にコマを進めました。以前は、トライがなくて、キックで試合が決まるって言うパターンの試合もあったんですけどね、やっぱり、トライを取りきる力が勝利に繋がるってことなんですね。あとはディフェンス、この試合のAUSTRALIAのディフェンス凄すぎです。
さて、決勝戦は、NEW ZEALANDとAUSTRALIA、どちらが勝っても初の3勝目になります。今年のCHAMPIONSHIPでは、AUSTRALIAが27対19でNEW ZEALANDに勝利しています。連覇のNEW ZEALANDか、4大会、16年ぶりのAUSTRALIAか、いずれにしても、この試合のようにすさまじい試合になると思います。