トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目2015/10/11 07:03

 秩父宮に行ってきた。

 プレシーズンリーグでリーグ戦3位だったチームのボウルトーナメント決勝と順位決定戦、セブンズでいうと9位から12位の順位決定戦ですね。
 第一試合は、ボウルトーナメントの3位決定戦、NECグリーンロケッツ対ヤマハ発動機ジュビロです。NECのほうが好きなんだけど、先日、高校の同期がヤマハのスタッフだということがわかり、この日も、試合前に見かけて挨拶したので、今日はヤマハを応援。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目
 両チームとも、攻撃でフェーズを重ねるのですが、アタックよりディフェンスのほうが厚くてなかなかトライまで持っていけません。ジュビロのディフェンスはいいですね。タックルに入ってもすぐ立ち上げることが意識付けられてて、寝ている選手がほとんどいないという状態、NECは、昨季までのラトゥ選手のような接点で少しでも前に出られるインパクトプレーやがいないのでなかなか進むことができませんでした。
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 NECは、リーグ戦のときにも感じたのですが、決定力不足な感じが否めませんでしたね。SOのウェブ選手のハイパントもあまり効果的な攻撃になって無かったですね。
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 一方でヤマハは、若手主体ということはありましたが、よくファイトしていたと思いますし、攻撃もよかったですね。
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 やっぱり、11月からの本番シーズンを見据えて、テスト的なところは否めないんだろうなぁ...ヤマハは、後半、かなりスクラムにこだわって勝負かけてましたから。まぁ、このシーズンがスタートしたばかりのときの、明らかに練習試合的なところはだいぶ払拭された試合にはなりましたが、本番に比べると...ですね。秩父宮FMで解説してたレフリーの方も同じような話をされてました。
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 NECは、本番シーズンに向けて攻撃力をどのようにあげていくかというところが課題ですね。JAPANで不在の田村選手が戻ってきても、今のコンビネーションでは、上位は狙えないように思います。
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 ということで、4トライを奪って、26対18でヤマハが勝利しました。
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 試合後、後半交代出場の曽我部選手の耳に何かついたのでよく見てみたら、マウスピースでした。マウスピースを耳にかけてる選手始めてみた。曽我部選手コメントも面白いのですが、行動も面白いですね。
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 今日1トライのモセ・トゥイアリイ選手、元NewZealand代表。試合中の厳しい顔からは想像できない気さくな感じの方でした。自分が着てたニュージーランドのオタゴ代表のジャージを見て、「いいジャージ着てるね」ってニッコリしてました。
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 SOの大田尾選手。今日もやわらかいフォームで絶妙なキックを蹴ってました。この方のプレイは芸術的ですね。
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 プロップで先発出場の山本選手。今日のヤマハ、スクラムが良かったです。勝利の一因であった事は確かでしたね。で、山本選手、さすが関西人グリーティングでのノリも良かったです。
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 第二試合は、ボウルトーナメント決勝戦、NTTコミュニケーションシャイニングアークス対キヤノンイーグルスです。どっちも好きなチームなのですが、今日はNTTコムを応援。先日もらった、NTTコムの応援ビブスを着て応援しました。
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 前半は両チームともよく攻めてました、ただし、立ち上がりが良かったのはキヤノン。NTTコムは、小さなミスが多くて、敵陣に入っても押し戻されるという時間が続いてました。エンジンがかかりだしたのは、前半も半分を過ぎたあたりからでしょうか?それでも、ポイントへの2人目のよりが遅かったり、どうもちぐはぐな感じでした。
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 前半は、キヤノン18点、NTTコム10点、点差以上にキヤノンの方が動きがよく、前半だけ見ていたら、キヤノンの圧勝かと思われたのですが...。
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 ハーフタイムでどう気持ちを入れ替えたんでしょうか?
 前半と打って変わって、後半開始からNTTコムの動きが良くなりました。キックオフでボールを確保してから、敵陣まで進むスピードが前半と異なってました。メンバーは交代してないので、気持ちを入れ替えたとしか思えないような変貌振り。ポイントからの球出しのテンポも良くキヤノンのディフェンスがついていけない場面が増えてきました。
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 立ち上がり10分までにNTTコムが2トライをあげて逆転、そのあと、キヤノンが1トライを取り返したのですが、キヤノンが良かったのはここまで、NTTコムの猛攻を何とか抑えるのが精一杯で、得点を重ねるまでにいたりませんでした。一方で、NTTコムは前半とはまったく違うチームになったかのように、得点を重ね、終わってみれば後半だけで5トライ、48対25と大差をつけて勝利しました。後半、NTTコムは、フォワードが良く走ってました。フランカーの金選手、フッカーの三浦選手が2つずつトライをあげましたからね。金選手はディフェンスでも早稲田らしいしつこいプレーでキヤノンの攻撃の芽を摘んでました。マン・オブ・ザ・マッチはこの二人どちらかと思っていたのですが...。
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 結局、南アフリカ出身のロックのヴィリー・ブリッツ選手がマン・オブ・ザ・マッチを獲得しました。確かに彼、攻守ともに良く仕事してました。攻めては、1ミリでも前に出る、守っては献身的に走り周りタックルしてボールに絡む、良く考えたら元々、バックローの選手でしたね。とにかく良く走ってました。NTTコムは良い選手を獲得しましたね~。
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 キヤノンは、外国人選手を基点にして良く攻めていたのですが、後半、勢いが止まってしまってました。後半スタミナ切れなのかな?応援しているチームのひとつなのでがんばって欲しいですね。
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 NTTコムの八藤後選手、光井選手、佐藤選手。気さくな感じの3人でしたね。フランカーの八藤後選手は地味な感じなのですが、良く走っていて、ファイトあふれるプレーをみせてくれます。今日も1トライあげてました。新潟出身だから地味なのかなぁ?
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目

 秩父宮ラグビー場のミニFMにメール送って、プレゼントもらいました。FMラグビーステーションのステッカーです。カッコいいけど、もっとラグビー色出してもいいんじゃないかなぁ?
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目
 先週と打って変わって、急に涼しくなりました、もう秋ですね。ということで、こんな小さなお客様も秩父宮ラグビー場に来ていました。
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 試合開始前の電光掲示板。改めてみるとやっぱり凄いことですよね。ワールドカップでJAPANが2試合も勝利してるなんて。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった。ということで、記念に写真を撮りました。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 1日目
 今日も、雨の中、カップトーナメントの決勝と順位決定戦を見に、秩父宮へに行きます。そして、明日の早朝には、JAPANのUSA戦。この連休もラグビー三昧だな...。

RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA2015/10/12 07:04

 本音をいえば、SAMOAがSCOTLANDに勝っていれば...でも、SAMOAは最後の最後まで諦めないで、TIER2の国の意地を見せてくれました、JAPANと一緒に、この勢いを次のワールドカップにつなげたいですね。

 さて、泣いても笑ってもこれが最後の試合。BEST8になれなくても、USAには勝ってもらわなければ困ります。次の日本でのワールドカップにつなげるためにも、絶対に負けられない1戦です。
 JAPANのスターティングメンバー、藤田選手、ウイング選手が大会初出場。藤田選手ともう一人のウイングの松島選手は、次の大会でのJAPANの中心になる選手なので、次につなげるプレーを見たいですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 USAの選手はよく分かりません。ヨーロッパで仕事している選手が多いようです。サイズも大きな選手が多いです。USAもこの大会に標準をあわせているんで、パシフィックネーションズとは違うチームになってますね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 リザーブのマフィ選手、ヘスケス選手の突破力に期待したいです。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 試合前の練習後、お互いの肩に手を乗せてロッカールームに戻るJAPAN。この大会でおなじみのシーンになりました。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 試合前のリーチ選手、気合入ってます。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 この大会でのスクラムの安定度、良かったですね。こんなに、強いJAPANのスクラムをワールドカップで見られると正直思っていませんでした。SAMOA戦ではペナルティートライ取ってましたもんねぇ。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 この試合まで主力を温存してきたUSA、さすがに簡単には勝たせてもらえませんよね。先制したのは、USA、開始5分のペナルティーゴールでした。
 ただ、今大会のJAPANは違いました。リスタートのキックオフから早い仕掛けで最後は、松島選手がトライ。松島選手にボールをつないだのが、リーチ選手、堀江選手の順ですからね、フォワード、バックス一体になったトライでした。ところで、トライになったから良かったけど、リーチ選手がパスした後にUSAの4番がスミス選手が体を当ててましたが、ショルダータックルでした。トライにならなくてもペナルティーものですな。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 この後、20分過ぎまでお互いに、ディフェンスが良くてゴールまでなかなか進めません。均衡を破ったのはUSA、フォワードのピックアンドゴーを繰り返し、ディフェンスを集めてから、最後は大外にパスしてトライ。USAもJAPANを良く研究してたってことですね。
 でも、今大会のJAPANは、この後が違いました。すぐに切り返し、USAゴール前のモール。バックスも参加してのモールから、大会初出場の藤田選手が抜け出してトライ。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 トライ直後の様子、良く見るとリーチ選手とブロードハースト選手の両フランカーがきちんとサポートしてました。松島選手と藤田選手、次のワールドカップで中心になる2人のトライ、次大会へのつながりを示唆しているようです。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 この後、33分に五郎丸選手がペナルティーゴールを決めて、17対8で前半を終えました。

 後半から、マフィ選手、畠山選手が交代出場。USAを突き放しにかかります。
 後半立ち上がりは、一進一退、それぞれがペナルティゴールを決めて、20対11。試合が大きく動いたのは、後半22分、モールから、マフィ選手が抜け出て2人を引きずりながらトライ。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 低くて早いアタックで、USAは止めようが無かったですね。彼も、次のワールドカップを担う1人です。彼が入ったことによって、JAPANの攻撃のオプションが増えました。TONGA代表も狙えたのに、JAPANを選んでくれて本当にありがとう。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 この後、後半31分にUSAに前半と同じようなシチュエーションでトライを取られてしまいましたが、JAPANは守りきり、37分には五郎丸選手が、この日3本目のペナルティーゴールを決めて、28対18でUSAに勝利しました。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 今大会で3勝1敗、ワールドカップ8大会で初めて3勝したにもかかわらずトーナメントに進めなかったチームになりました。いや、それ以上に、体の小さな日本人が、TIER1の国に勝利し、TIER2の同レベルの国にも、ワールドカップできっちりと勝てたということは凄いことです。すべての参加国が、ワールドカップに照準を合わせてきている中でこの結果は本当に凄いことです。この4年間の激しいトレーニングが、この結果をつくったということですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 今大会全試合出場の松島選手、細身の体からは想像できないほど人に強かったですね。何度も書きましたが、次の大会で必ず中心になる選手です、次の4年間もハードワークし続けて欲しいですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 大会初出場の藤田選手。松島選手同様、次の大会でも活躍できるように努力を続けて欲しいですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 キャプテンのリーチ選手。お疲れ様でした、大学1年のときから注目していた選手なので、うれしいですね。日本語のインタビューで気持ちを伝えられなくて苦い顔してました、英語では普通に話せてたのにね。ところで、リーチ選手、今大会プール戦の最多ゲイン数を取りました。ちなみに、タックル数は5位でした。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 エディ監督、うれしそうでしたね。約束のBEST8はかないませんでしたが、世界に感動を与えられるチームをつくるという目標は達成したんじゃないでしょうか?この大会で、日本を去ることになりますが、難しいかもしれませんが、引き続き何らかの形でかかわって欲しいですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 後半4分のペナルティゴールがワールドカップ通算2000得点を超えたゴールとなりました。この試合3本のペナルティーゴールを決めて、今大会のプール戦での最多ペナルティー数を獲得しました。ちなみに、コンバージョンは7位、総得点は2位でした。
 試合後のインタビューでの涙、この4年間の努力が凝縮されてました。前大会は出場できず、一時期は、代表にすら入れないときがありました。トップリーグでの試合でも、大事な場面でのノッコンや、ミスキックと精彩を欠いていた時期があったのですが、エディ監督に、世界で5本の指に入るキッカーと言わしめるまでになりました。早稲田の元監督の中竹さんもこの試合の解説で、学生の頃から練習の虫だったと言ってましたが、その努力は計り知れませんね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 自分にとって、この大会のMVPはトンプソン選手です。
 自分も現役のときのポジションがロックだったということもあるのですが、彼のロックとはこうあるべきという、地味で痛いプレー、心に刺さりました。34歳という年齢もそうですが、長年の闘いで体はボロボロだそうです。でも、彼は、4試合全試合に出場、彼なくしてこの3勝は無かったと思います。心からありがとうといいたいですね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA

 ということで、プール戦の勝敗表です。上位3チームが3勝1敗で並ぶなんて...試合前は、開催国のイングランド、オーストラリア、ウェールズがいるグループAが死のプールといわれていましたが、プール戦全試合が終わって、本当の死のプールはプールBでした。それも、JAPANがここまで力をつけたからだと思います。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 JAPANはここに来ることはかないませんでした。トーナメントに進んだのはこの8カ国。結局、ランキングの上位国が占めることになりました。気持ち的には、日本が土をつけたSOUTH AFRICAに優勝してもらいたいですけどね。NEW ZEALANDも磐石ですし、2年連続で6ネーションズを制しているIRELANDも安定しているので、勝敗の行方はまだ分かりませんね。今週末のトーナメント1回戦から目を離せませんね。
RUGBY WORLD CUP 2015 JAPAN vs USA
 まだまだ、寝不足が続きそうです。

トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目2015/10/13 07:04

 ラグビー三昧の連休だった...ってことで、秩父宮に行ってきた。

 前日に行われた、プレシーズンリーグプール3位の試合に続いて、プール1位の決勝戦と3位決定戦を見に来ました。
 第一試合は3位決定戦、トヨタ自動車ヴェルブリッツと東芝ブレイブルーパスの試合。実力的には、東芝のほうが上かな...。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 序盤からトヨタがいいリズムで攻めてました。センターに入ったイェーツ選手が随所でいいプレーを見せてました。特に、キックが良かったですね。陣地を取るということもありますが、味方としては前に出られるので楽にゲームができますね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 トヨタは、ここ数年、上位チームにおいていかれていた感じがあったのですが、この日は、肉弾戦を心情にする東芝相手に、一歩も引かない勝負をしていました。しかも、どちらかというと、押してましたね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 一方、東芝はアタックでも押され気味で、いわゆる東芝らしい攻撃が、トヨタに封じられていました。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 秩父宮FMで解説をされていた、審判委員長が東芝がよくないというより、トヨタの出来が良かったということじゃないかと言ってました。東芝は後半、ペナルティーゴール1つだけでしたからね。自分が見ていても、トヨタの動きは良かったですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 結果、20対13で、トヨタが勝利しました。点差よりもトヨタのよさが際立った試合でしたね。

 東芝は、本番シーズンには、ワールドカップ組が戻ってくるので楽しみですね。負けはしましたが、今季も上位は間違いなさそうですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 トヨタはこのまま、試合精度を落とさなければ、いいところまでいけるのでは、ここ数年見た中では良いできの試合だったんじゃないでしょうか?
 今季、暴れて欲しいですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 ライガー君、ハーフタイムで、応援団の旗を持ってピッチを走ってました。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 今日はリザーブだった、プロップの中村選手とNo.8の荒木選手、勝ったからうれしそうですね。荒木選手、体型がプロップなんで最初、誰だか分からなかった...。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目

 第二試合は、神戸製鋼コベルコスティーラーズとサントリーサンゴリアスの試合。第一試合は観客が約2500人、この試合は4300人だったそうです。公式戦じゃないけど、ワールドカップの勢いを借りてもう少し観客がいればよかったなぁと、ひそかに思ってました。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 神戸製鋼は、長らく冠から遠ざかっているので、勝って来月からのシーズンにつなげたいですね。両チームともワールドカップで主力の選手が不在ということで、若手主体、サントリーにいたっては、アジア枠のリシュケシュ選手以外は、すべて日本人でのチーム編成。一方、神戸製鋼は、ベッカー選手やエリス選手など代表クラスの外国人を擁してのチーム編成でした。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 前半は、長身のベッカー選手を主軸にして、神戸製鋼がガツガツと攻め込みます。SOの山中選手も長くて正確なキックで陣地を取ってました。今回のワールドカップには結局、連れて行ってもらえませんでしたが、山中選手のキックは魅力的ですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 前半、サントリーは、神戸製鋼に完全に押されてましたね。サントリーらしいすばやい連続攻撃もあまり見られず、このまま、試合がずるずる行ってしまうのかと思いきや...。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 後半、ルーキーで帝京大学出身の流選手が入ったところからサントリーの動きが俄然良くなりました。神戸製鋼の足が止まってきたということもあるのかもしれませんが、それまでとはまったく別のチームになったかのようでした。特にフランカーで出場の西川選手の動きが良かったですね。後半になっても運動量もスピードも落ちない、サイズがもう少し大きければJAPANを狙えたかもしれません。あと、ウイングで先発出場の江見選手は体幹も強くていい選手ですね。出身大学が学習院大学というラグビー界では異色の選手、今年2年目、まだまだ楽しみな選手です。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 後半のサントリーの猛烈な追い上げがあり、もう少しで、史上初の国内リーグでの延長戦になるかと思ったのですが、結局、ホーンがなった後にペナルティーゴールを決めた神戸製鋼が27対24で勝利しました。

 神戸製鋼が冠を取るのは何年振りでしょうか?後半、若干息切れを起こしていたので、あと1ヶ月しかないけど、本番シーズンに向けてスタミナアップをして勝ち上がって欲しいですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 主力が大量にいない中、日本人中心でチームを良く仕上げていると思います。試合の最後までスピードの落ちないスタミナは健在でした。ワールドカップ組が戻ってからの試合が楽しみですね。
トップリーグ 2015-2016 プレシーズンリーグトーナメント2回戦 2日目
 1ヵ月後に始まる本番シーズンが楽しみだぁ。

2015ワールドカップ JAPANあれこれ Twitter編2015/10/14 06:03

 JAPANがUSAに勝利した日、Twitterにあった様々なJAPANがらみの呟きをまとめてみました。

 まずは、ラグビーワールドカップの日本語アカウント。コメントは、3勝したのにトーナメントに進めなかったこと、何せ、そんなチーム初めてですからねぇ。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ
 BBC News Japanのアカウントからは、トーナメントに進めなかったことに加え、JAPANが、TIER1以外の国で初めて3勝したことがつぶやかれてました。自分はこの事実知りませんでした。ホントかな?ホントだったら凄いことだな。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ

 エディ監督のもうひとつの目標、世界を感動させる、リスペクトされるチームになるというもの、しっかり達成できたと思います。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ
 日本語のみならず、英語のラグビーワールドカップのアカウントでもこのつぶやき。「JAPANのワールドカップは終わるけど、2015年大会において、SOUTH AFRICA戦でのヘスケス選手の逆転トライ=JAPANの勝利は、長く記憶に残るだろう」って感じかな。最高のコメントですね。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ

 エディ監督がらみのつぶやき。
 元JAPAN、前回大会のCANADA戦で、同点ペナルティゴールを蹴った現豊田自動織機シャトルズの大西選手のつぶやき。エディ監督のワールドカップの勝率の話、コーチとアドバイザーで18戦して16勝2敗、負けは、2003年のAUSTRALIAが決勝でENGLANDに敗れた試合と今回のJAPANのSCOTLAND戦だけ、さすがプロ。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ
 そして、そのエディ監督ご本人の談。「日本はこれからさらによくなる」って言ってもらえるのはうれしいけど、2019年もお願いしてもらいたかったなぁ...。しかし、相変わらず評価が数字なのがエディー監督らしい。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ

 最後はやっぱりこれだよね。最高のスタッフだったということです。4年後に向けてさらにステップアップしたバックアップチームをつくって欲しいですね。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ
 もうひとつ忘れてはいけないのは、試合に出られなかったメンバー、前キャプテンの廣瀬選手と湯原選手。そして、強化試合での怪我で試合に出られなかった平島選手、日本に残った山中選手や内田選手、垣永選手、村田選手、有田選手、宇佐美選手、長江選手、ヘイデン・ホップグッド選手、ホラニ・龍選手、渡邉選手、矢富選手、ティム・ベネット選手たちのバックアップメンバー、彼らの努力が無ければこの勝利は無かったと思います。
2015ワールドカップ JAPANあれこれ
 若い選手たちの次のワールドカップに期待ですね。

アリストテレスの提灯2015/10/15 07:50

 先日の夜、水槽のガラス面にウニがいました。なかなか、見えるところに出てこないんですけどね。
アリストテレスの提灯
 じーっと見てたら、体の中央の口、いわゆるアリストテレスの提灯が綺麗に見えることに気が付きました。
アリストテレスの提灯
 で、さらによく見ていたら、その口の中で歯が閉じたり開いたりしているのが見えました。青い矢印のところが口、五つの小さな点が歯です。この写真の状態が閉じている状態。ちなみに、5角形がウニやヒトデ、いわゆる棘皮動物の基本形ですね。海や水族館で5本足のヒトデ見たことがありますよね?ウニも体は丸だけど、基本構造は5角形なんですね。
アリストテレスの提灯
 これが歯を開けた状態。口の真ん中が黒く見えますよね。開けたり締めたりを繰り返して、岩に付いた藻類などを食べています。よく考えたら、うちに来てから早5年、エサをあげてないんだけど、何食べてるのかなぁ?
アリストテレスの提灯
 ウニは、管足という先端に吸盤の付いたやわらかい器官を動かして移動します。どうやら、エサを探したりするのにもこれを使っているそうです。ちなみに、ヒトデの裏にあるのも同じ器官ですね。
アリストテレスの提灯

 ついでにディスクコーラルの写真も撮ってみた、口盤が綺麗に開いてますね。この子達も、うちの水槽に来てまもなく丸9年になります。
アリストテレスの提灯
 海の生き物は長生きだな。

 なんて、水槽の変な生き物達見たあと、ふと見上げると水槽の上のベルちゃんが、プラケの壁に顔押し付けてました。右側の口プラケの壁に付いてて引きつってるの分かりますか?
 前足を踏ん張って、一体何をしてるんだか...。