コードネーム U.N.C.L.E. / The Man from U.N.C.L.E. ― 2015/11/22 07:54
「コードネーム U.N.C.L.E. / The Man from U.N.C.L.E.」を観にいってきた。
1960年後半から日本でもテレビで放送されていた「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクです。このドラマ見てましたね、ロバート・ヴォーンさん演じるナポレオン・ソロとデヴィッド・マッカラムさん演じるイリヤ・クリヤキンさんのスマートでおしゃれで軽妙なやり取りが、子供心にかっこよく感じて毎週放送を楽しみにしてました。黒髪でダンディでプレイボーイのソロと、金髪で好青年のイリヤ、二人の対比が、またかっこよかったんですよね。
で、今回の映画は、USAのスパイ、ナポレオン・ソロと、ロシアのスパイ、イリヤ・クリヤキンがコンビになってミッションにあたり、U(United).N(Network).C(Command for).L(Law and ).E(Enforcement).が組織されるまでの物語。
ナポレオン・ソロ役に新作スーパーマンのヘンリー・カヴィルさん、イリヤ役は、ローン・レンジャーのアーミー・ハマーさん。二人は別に悪くはないんだけど、自分にとっては、ロバート・ヴォーンさんとデヴィッド・マッカラムさんの「0011 ナポレオン・ソロ」のイメージが強くっていまいちだった。まぁ、監督がロバート・ダウニーJrさんの「シャーロック・ホームズ」のガイ・リッチー監督ですからね、派手なアクションと、カッコいいけど、どこか抜けた主人公って演出なんだよね、きっと。カヴィルさんのソロも、ハマーさんのクリヤキンも体格がごつすぎ、銃の腕前とかカーアクションはいいんだけどね、体格がよすぎでイメージがね、逆三角形でムキムキのルパン三世なんてイメージできないもんね。英語がロシアなまりだったりとか、細かい演出もあるんでしょうけど、残念ながら日本人なんで...、U.N.C.L.E.のリーダーになるアレキサンダーウェーバリー役のヒュー・グラントさんの英語、今回のキーパーソンのギャリーのドイツなまりの英語、ソロの米語ときっと微妙に演じてるんでしょうけどね。
一緒に観た奥様も、二人のキャラクターの違いが分かりにくかったって言ってたな、しゃべり方とか、しぐさとかでなく、でぶっちょとチビとか、テレビドラマみたいに髪の毛の色が違うとかそういったベタな違いがあったほうが分かりやすかったかもね。
続編もできそうな感じだから、そういったところは次に期待だね。でも興行収入次第なのかなぁ...。