飛行 航海 旅行 ― 2016/05/25 06:03
紀尾井町に、テレビで最近、紹介されている「VOLEZ, VOGUEZ, VOYAGEZ 空へ、海へ、彼方へ--旅するルイ・ヴィトン展 」見に行ってきた。別に、ヴィトンのバッグが大好きってわけでもないんだけどね...。

空の旅を基調にした青のキービジュアルで、建物も、無料シャトルバスもラッピングされていました。ちなみに、自分たちは地下鉄の駅から歩いたからこれには乗ってません。赤坂見附の駅と銀座松屋さんの前から乗れるそうです。

建物の左側には、荷物を載せた自動車。旅行鞄=スーツケースがルイ・ヴィトンのルーツですからね。

会場に入ったら、無料で音声ガイドを貸してくれました。説明に書かれている番号を入力すると音声で展示物の説明をしてくれるってものです。昔の携帯電話みたいですねwww。

展示の一番最初に、ルイ・ヴィトンさんの肖像画。

そして、ご本人が所有していたモノグラム柄のトランク。

もともと、こんな感じの木製のトランクを作っていたそうです。

で、表面にキャンバス生地が貼られ..

そのキャンバス生地に装飾がされるようになって...

現在のモノグラムのデザインのものになりましたとさ。これも、ルイ・ヴィトンさん所有のトランクでした。

こんな感じで、使われていたんですね。スーツケース以外にも、工具入れや、化粧道具入れ、ピクニック用の食器ケースなど、さまざまなケースを作られているのですが、どれも、コンパクトに収まるように考えられています。

初期のモノグラム。判子?手書き?

乗り物の歴史とともに、いつでも、そこにルイ・ヴィトン製のトランクがありました。砂漠の旅にも...

海の旅にも...

そして、自動車とも...写真は、自動車の工具入れ。

空の旅にも...

機関車の旅にも、いつでもそこにトランクとBAGがあったってことですね。

そして、近年は、さまざまなデザイナーとのコラボも...これは、日本人の村上隆さんのモノグラムデザイン、発売当時、話題になりましたね。

このチョウのデザインは初めてみたけど、カワイイ。

そして、ルイ・ヴィトンがモノグラムを考案するヒントになったといわれている日本の家紋。さまざまなことにアンテナを張ってたんですね。

そして、テレビでも何度か取り上げられている日本の愛用者の品。これは、自由民権運動の父、板垣退助さんのトランク。

実業家で、経済産業省の前身の通産省を設立した白洲次郎さんが使われていたモノグラムのBAG、おしゃれですね。

自分は、このコーナーが一番面白かったかな。日本の有名デザイナーがデザインしたBAGの数々。
草間弥生さんのパンプキンドットのスピーディ。

コム・デ・ギャルソンさんの川久保玲さんが作ったモノグラムのBAG。ん~、ギャルソンっぽい。

これも川久保玲さんデザインの穴が開いたモノグラムのトートBAG。

ということで、あまり思い入れが無い中で見てきましたが、運ぶ、収納するって言うことにこだわったものづくりを続けてきたルイ・ヴィトン社、そういう意味でビショナリー・カンパニーのひとつですね(あっ、最近、また会社の社長に薦められて、役20年前に出版されたこの本読んでるんですね~)。
帰りに地下鉄の駅に向かって歩いていたらコーヒー缶を50円で販売している自販機を発見。

illyさんのエスプレッソアフォガードコカコーラさんのちゃんとした商品でした。でも、なぜ、この値段で販売できるの?