山王祭 下町連合渡御 ― 2016/06/14 07:05
先週末、京橋に行ってきた。

神田祭、深川祭と並ぶ江戸三大祭のひとつ、日枝神社の山王祭の下町連合渡御を見るために。高速道路とお神輿、都会ならではの光景ですね。

資料によるとこの山車、千葉県佐倉市に移譲されたもので、もともとは八重洲一丁目のものだったそうです。それが、久しぶりに日本橋に帰ってきたそうです。

子どもの引く山車には猿。日枝神社の神様のお使いが猿なんですね。赤坂の日枝神社に行くと猿の像が境内に設置されてます。それにしても、この猿、カワイイです。

中央通りの角々にこんな感じで、提灯が飾られてました。ビルの街に提灯、なんか、アンバランスだけど祭りにはこれがないとね。

日本橋でなぜ、日枝神社なのか知らなかったのですが、日本橋茅場町に日枝神社の摂社があるんですね。江戸時代、赤坂、銀座、日本橋と江戸城下の祭りとして、三代将軍の家光のころから「天下祭」として、盛大に行われていたそうです。幟と京橋界隈のオフィスビルとの対比も面白い。

子ども山車から渡御が始まりました。子どもたちの掛け声がカワイかった。

太鼓の紋はもちろん、日枝神社の葵の紋。

佐倉の山車、引っ張るときの掛け声が独特でした。

山車の後ろには、日枝神社の宮司と巫女さん。厳かな感じが良かったですね。

各町会の提灯を持つのは女性たち。勢ぞろいカッコよかったです。

先頭だったので、これは日本橋三西の神輿かな。緑の法被、綺麗でした。

三井ガーデンホテルとお神輿、これも、対比が面白いですね。

日本橋一丁目のお神輿。野村證券さんの赤の法被が目立ってました。さすが日本橋、多くの企業や老舗の店舗がそろいの法被で参加してました。

ん~、どこの町会のお神輿か分からなくなっちゃた。全部で15基の神輿が、中央通りを並んでの渡御、圧巻でしたね。

京橋一丁目のお神輿。戸田建設さんの水色の揃いの法被、目立ってましたね。

京橋三丁目のお神輿。揃いの緑色の法被も目立ってました。

京橋二丁目西のお神輿。

宝町のお神輿。法被の背中の文字は旧字体の「寶」でした。

日本橋七之部のお神輿。

自分が立っていたのが京橋一丁目。ここから、日本橋方向を見るとこんな感じ。まっすぐな中央通りに人がいっぱいです。

日本橋高島屋さんの前まで、歩いてきました。普段、自動車が走ってる都会のど真ん中に、お神輿、この対比、面白いですね。江戸時代から途切れることなく続いているのかと思ったら、町会の神輿渡御だけで、担ぎ手が減少して活気が亡くなっていたところ、日本橋の若手が声をかけて、10年前の2006年から、京橋から日本橋まで練り歩く連合渡御を始めたそうです。

2年ごとの実施なので、次回は2018年。次回は、金曜日の神幸祭も見たいな。
さすが、日本橋界隈のお祭りなので、たくさんの有名企業や、老舗店舗が揃いの法被で参加してました。
まずは、三井不動産さん。

食品卸の国分さん。

野村證券さん。

飴の榮太郎さんと丸善さん。

日本橋といえば、○にはしご高の高島屋さん。

結構、祭り好きだな、自分。