リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND2016/06/26 11:05

 味の素スタジアムに行ってきた。
 現役の頃、このスタジアムができる前のグランドで、ラグビーの練習をしてました。そういう意味で、思い出の場所でもあります。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 結果から言うと、無茶苦茶悔しかったですねぇ。結局、試合巧者は、SCOTLANDだったってことなんですね。JAPANは、前半勝ってて、後半も最後まで攻めてたのに、ほぼ自滅。少ないチャンスをものにしたのはSCOTLANDでした。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 昨日のスタメンは、1. 稲垣啓太(パナソニック/SUNWOLVES)2.堀江翔太(主将/パナソニック/SUNWOLVES)3.畠山健介(サントリー)4.大野均(東芝/SUNWOLVES)5.小瀧尚弘(東芝)6. ツイ ヘンドリック(サントリー/REDS)7.金正奎(NTTコミュニケーションズ)8.アマナキ・レレイ・マフィ (NTTコミュニケーションズ)、フォワードは先週と同じですね。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 バックスは、9.茂野海人(NEC/SUNWOLVES)10.田村優 (NEC/SUNWOLVES)11.笹倉康誉(パナソニック/SUNWOLVES)12.立川理道(クボタ/SUNWOLVES)13.ティム・ベネット(キヤノン)14.マレ・サウ(ヤマハ発動機/BLUES)15.松田力也(帝京大学4年)、CANADA戦での田中選手の負傷、先週の松島選手の負傷が痛いです。マレ選手がどこまで強度を見せられるかが決めてかな。
 リザーブは、16. 木津武士(神戸製鋼/SUNWOLVES)17.三上正貴(東芝/SUNWOLVES)18.垣永真之介(サントリー/SUNWOLVES)19.谷田部洸太郎(パナソニック)20.ホラニ龍コリニアシ(パナソニック)21.内田啓介(パナソニック)22.小野晃征(サントリー)23.パエア ミフィポセチ(NTTドコモ/SUNWOLVES)、コリーに暴れてもらいたいですねぇ。

 試合開始から、JAPAN攻めてたんですけどね...。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 明らかに、蒸し暑さでSCOTLANDの選手は動きが悪かったですね。前半は、明らかにJAPANの試合でした。茂野選手の早い球出しにSCOTLANDの選手追いつけていませんでした。前半20分、茂野選手のトライにつながったJAPANの攻撃すごかった...自陣22m内のラインアウトからループを絡めて左に振って、松田選手が大きくゲイン、そのあと右に大きく展開、最後は、マフィ選手の縦突進と、それをフォローした金選手からパスを受けた茂野選手のゴールポスト真下へのトライ、見事でした。この試合唯一のトライ、流れるような攻撃で、JAPANが強くなったことの証を見たような気がします。そうそう、金選手、先週より明らかに落ち着いてプレーしてましたね。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 田村選手のゴールキックはすばらしかったです、昨日も100%でした。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 SCOTLANDは敵陣に入ったら、ペナルティを誘って、キックで得点を積み上げるという作戦。JAPANも良くしのいではいたのですが、SCOTLANDに比べると自陣での規律が低かったように思います。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 JAPANのスクラムも良くファイトしていたのですが、不思議なレフリングでペナルティを取られていたのが悔しかったですね。もちろん、ラインアウトも先週より格段に精度が上がってました。
 ということで、前半は13対9とJAPANが4点リードで折り返しました。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 後半も開始早々、ゴール前までSCOTLANDに攻め込まれたのですが、しのぎきりました。JAPAN、強くなったと思います。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 とはいえ、先に書きましたが、この日、試合巧者だったのは、SCOTLANDでした。選手の交代のタイミング、規律をもって耐えて相手のミスを誘い、敵陣ではペナルティーゴールで得点を奪うという戦術の徹底した落とし込み。
 結局、果敢に攻めていて、ポゼッションでは勝っていたであろうJAPANが負け、前半3個、後半4個のペナルティゴールのみでSCOTLANDが勝利をもぎ取りました、これが、伝統国の強みなんですかね...。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 一方、JAPANは、後半、何度も敵陣ゴール前に攻めこんでいたのに、SCOTLANDのディフェンスを崩すことができませんでした。
 悔しかったですけど、最後の20分で、SCOTLANDのキャプテンのレイドロー選手が1点差までペナルティゴールで詰め寄ったときに、「今日は勝てないかも」と感じてしまいました。絶対に、そこまではJAPANが押していたはずなんですけど...。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 JAPAN 16対21 SCOTLAND
 茂野選手、金選手の若手の台頭など、得たものは多かったウインドウマンスでしたが、正直、この試合、勝って欲しかったですね。
 秋のウインドウマンスには、もう一歩成長したJAPANを見たいですね。
リポビタンDチャレンジカップ2016 第2戦 JAPAN vs SCOTLAND
 味スタ、スタンドは立派だけど、やっぱりピッチが遠いなぁ...。あと、SUNWOLVESでもそうだけど、ハメットコーチの選手交代のタイミング、なんか、いまひとつなんだよね...。