EIGHT DAYS A WEEK2016/10/13 07:07

 今から40年ほど前、日本テレビのTVジョッキー日曜大行進のスポンサーのEDWINのCF曲だったShe Loves Youが、自分のビートルズ初体験。綺麗なおねいさんが、ジーンズをはくだけなんだけど、カッコよかったんだよな...。そんなShe Loves Youが1曲目に演奏されただけでもうやられちゃいました。
EIGHT DAYS A WEEK
 「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワードさんが監督したビートルズのドキュメンタリー「EIGHT DAYS A WEEK」を観てきた。
EIGHT DAYS A WEEK
 インタビューだけじゃなくて、貴重なLIVE映像やオフショット動画や音声が満載。デビューの1962年から、解散の1970年までの彼らを描いているのですが、彼らは、1966年にコンサート活動をやめてしまったので、デビューから1966年ころの映像が中心になっています。もちろん、1966年の日本公演の映像も使われています。下のポスターがそれですね。
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 で、最後は、映画「LET IT BE」のアップル事務所屋上でのLIVEシーン。この映画を観ると、彼らがライブバンドだって言うのがよく分かります。そういえば、昨年観たポールのライブもよかったもんなぁ。
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 自分も長いことビートルズを聴いてるけど、知らないエピソードが結構ありましたね。USAツアーの南部の会場で、人種差別に反対して会場の人種差別を撤廃しないとライブやら無いって発言したり、それ以降、そういった会場の人種差別が撤廃されていったとか(このエピソードって凄いと思う、それだけ影響力があったってことだよね)、ニューヨークのシェイ・スタジアムのライブがスタジアム(野球場)コンサートのはしりだったって知らなかったなぁ。
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 かつ、そんな大きな会場で使用するPA装置もなかった時代、モニターも無い中であの演奏をしてたってとこが凄いって思う。演奏をあわせるのは、当たり前だけど、コーラスをあわせるのが凄いと思う。リンゴがインタビューで、ドラム叩きながら前の3人のお尻の動きでタイミングを合わせてたって言ってたのが、ちょっと、笑った。
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 観客は、自分も含め年齢層がかなり高かったのですが、若い人にこそ、観てもらいたいなぁ...。
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 ビートルズが出てきた時代もあるとは思うけど、やっぱり、後にも先にも音楽界だけでなく、文化にまでも影響を与えたグループは無いよね。
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 ということで、本編110分、シェイ・スタジアムのライブ映像30分と、約2時間半でしたが、楽しいひとときでした。
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 プログラムも買うつもりなかったんだけど、ついつい買っちゃいました。LPジャケット風スリーブに入ってカッコいい...。