トップリーグ 2016-2017 第11節2016/12/11 07:04

 秩父宮に行ってきた。

 JAPANとARGENTINEのテストマッチから1ヶ月、先週から再開したトップリーグの試合を観にいってきました。
 1戦目は、リコーブラックラムズvsクボタスピアーズの試合。スピアーズも好きなんだけど、ここはやっぱり、ブラックラムズの応援ですな。やっぱり、JAPAN組みの松橋選手とアマナキ・ロトアヘア選手に注目ですな。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 両者拮抗したいいゲームでした。リコーは、以前に比べるとペナルティーの数が圧倒的に減ってました。この日、クボタの8に対して、リコーは3、自陣ゴール前でのディフェンスでもペナルティーはほとんどありませんでした。昨年より良くなっているんじゃないですかね...まぁ、昨年がひどかったともいえますけどね。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 クボタは、ハイランダーズから来たFIJI出身のパトリック・オズボーン選手が良かったですね。シーズン序盤は、会場でビラを配ったりチームのバックアップを献身的に行っていたのですが、ラグビーのプレーも献身的で、そのまじめさがにじみ出てました。スタッツをみると、ゲインメーターは立川選手の次、両チームあわせても2番目に長い70mでした。あと、リコーの松橋選手もそうだけど、クボタも、ルーキーが頑張ってましたね。最初のトライをあげた近藤選手や、後半、23分に出場した岡田選手もいい動きしてましたもんねぇ。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 リコーは、ディフェンスは先に書いたように良くなっていたのですが、オフェンスはもう少しって感じでした。クボタのディフェンスが良かったのかも知れませんが、これで行ったら絶対取れるってとこがね...。JAPANで活躍したアマナキ・ロトアヘア選手も力強いランでゲインしていましたし、ルーキーの松橋選手は抜群のスピードでトライをあげましたが、このかたちで行けば必ず取れるってプレイが必要だと思います。あとは、最後の最後の詰めのところでのハンドリングかな...攻め込んでノッコンでチャンスをつぶすって場面も多かったですからね。まぁ、クボタも似たようなもんですけど...。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 リコーのルーキーで、先日の欧州遠征でJAPANのキャップを獲得した松橋選手がやっぱり目だってました。ゲインメータは44mとチームで2番目ですが、1番の武者選手の45mとの差はわずか1m、トライとったときの力強いスピードの乗ったラン、良かったですもんねぇ。で、一方の武者選手は、ディフェンスでも活躍してました、タックル数は14でチームで1番。身長177cmと決して大きくありませんが、その闘志あふれるプレー、自分は大好きです。リコーは、JAPANのブロードハースト選手や人に強い柳川選手もいるし、バックローがいいんですよね。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 さて、リコーは、前半クボタにリードをされてたのですが、後半、18分のロトアヘア・ポヒヴァ・大和選手のトライで逆転、その後、高平選手のペナルティゴールも決まり、4点のリードで逃げ切れると思っていたのですが、最後の最後、後半40分にクボタのキャプテン立川選手の意地のトライで逆転されてしまいました。アマナキ選手とブロードハースト選手の外国人選手二人のタックルをはじき返してのトライ、立川選手は、JAPAN、SUNWOLVESで確実に力をつけてます。
 18対21、リコーにとっては残念な試合でした。というか、ここは取っておきたかったよなぁ...。

 今日は、キャプテンの意地で勝てたって感じですね。前半の勢いが後半も持続できればもっと、楽に試合できると思うんですけどね。 
トップリーグ 2016-2017 第11節
 今日は、本当に惜しかったです。次節はパナソニック...今の実力では勝つのは厳しいかな?...だけど、その後の3試合は下位チームなので、しっかり勝って8位以内をキープして欲しいですね。
トップリーグ 2016-2017 第11節

 2戦目は、サントリーサンゴリアスvsコカ・コーラレッドスパークスの試合。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 リオオリンピックで活躍した副島・亀里・ララボウラティアナラ選手の2本のトライで、コカ・コーラは前半15分くらいまではいけるって感じだったんですけどね...。その副島選手、アタックにディフェンスに頑張ってました、さすがに後半ちょっとバテてたみたいでしたけどね。副島選手、日本人女性と結婚して社会人チームへの加入を目指してたけど敵わず、舗装工事会社の現場作業員をしながら佐賀のクラブチームでプレーを続け、セブンズの日本代表になり、今年、コカ・コーラと契約を交わしトップリーガーになった苦労人。現在33才、現役でも、まだまだ頑張って欲しいですし、その後は、セブンズも含め指導者としても期待したいです。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 前半23分にエンジンのかかったサントリー、青木選手のトライを皮切りに、前後半ともに4トライの合計8トライの猛攻で、48対12とサントリーが圧勝しました。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 とにかく、コカ・コーラは手も足も出ないという感じ。セットプレーのスクラムは押し捲られ、前半終了間際にはスクラムでのオフサイドの反則で認定トライを献上。後半もほとんど自陣から出ることが出来ないまま、試合が終わってしまいました。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 サントリーは、フォワードのセカンドロー、バックローの働きが良かったですね。秋の欧州遠征には参加しなかったJAPANの真壁選手、何度かランでラインブレイクしてましたし、ツイ選手、ジョージ・スミス選手の両フランカーはボールを持てば必ずゲインしてましたし、ディフェンスでもいいタックルを見せてくれてました。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 そうそう、畠山選手も目立ってました、しっかり、オフェンスのラインに立って、ボールを持って縦に突っ込んでましたもんね。あと、キャプテンの流選手、試合中、終始メンバーに声をかけ続けてました、JAPANの日和佐選手とはプレースタイルが違いますが、着実にサントリーというチームになくてはならない選手になりつつありますね。

 ジョージ・スミス選手が満面の笑顔だったのが印象的でしたね。強いサントリーが戻ってきましたね。クリスマスイブのヤマハ発動機との全勝決戦が楽しみです。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 いい選手、たくさんいるんですけどね...前節、東芝に勝ったのはなんだったんでしょう?サントリーに手も足も出なかったというのが正直な感想です。
トップリーグ 2016-2017 第11節
 ウインドウマンス明けで、久しぶりの秩父宮、風が強くて寒かった...一気に冬が来たって感じの一日でした。

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