虐殺器官 / GENOCIDAL ORGAN2017/02/23 07:13

 今、原作小説も読んでます...

 映画館の上映予定作品を見てて気になった映画「虐殺器官 / GENOCIDAL ORGAN」を見てきた。伊藤計劃さんのデビュー作の長編SF小説の映画化作品で、当初2015年封切で制作が進んでいたんだけど、制作会社の倒産などもあって、今年やっと封切られたっていわく付きの作品。伊藤さんのこと知らなかったんですけどね、ググッたら、その道では有名な方なんですね...作品も、これまで、2本アニメ化されていました(「ハーモニー」「屍者の帝国」)。で、レイトショー(9時半始まりで、終わるの12時近かった...)で観たんだけど、結構、お客さんが入ってたのでちょっと驚いちゃいました。
虐殺器官 / GENOCIDAL ORGAN
 ストーリーは、9・11以降にテロを回避するため個人の行動がすべて管理されている近未来に、アフリカやヨーロッパ、アジアで内戦が勃発し市民の虐殺が行われていて、それの原因になっている軍や暫定政府の要人を米国の特殊部隊員が暗殺をするって話。主人公のクラヴィス・シェパード大尉が米国人のジョン・ポールなる(この名前、どうもしっくりこないんだよね...)虐殺を扇動している人物を追い詰めるんだけど、ジョン・ポールの行動には実は深い意味があるってことで...でも、これ以上はネタバレになるので...。

 それにしても、セリフの多いアニメですな。セリフの意味を咀嚼しなくちゃなんないんで、結構、大変でした、セリフの情報量、半端ありませんでした。前半は、小説を読んでたんで何とかついていけてたんだけど、後半は、ちょっと、ついていけないとこがあった。でも、映画は面白かったですよ。あと、制作会社が途中から変わったためか、画が緻密なところと、微妙に粗いところがあって気になっちゃいました、そんなん自分だけかなぁ...。

 入場特典で、しおり?もらっちゃいました。先日もゴジラのしおりもらったけど、最近、Kindleで本読むこと多いので、しおり使うときが無いなぁ...。
虐殺器官 / GENOCIDAL ORGAN
 あと、クラヴィス役の中村悠一さんの原作朗読ボイスの聴けるサイトへのURLも付いてた。今度、聴いてみよっと。

 早く、原作本読まないとな。