Asia Rugby Championship 2017 - Japan vs Korea2017/04/30 07:09

 外苑の銀杏並木...緑が目にまぶしいくらいに成長してました。
Asia Rugby Championship 2017 - Japan vs Korea
 ということで、秩父宮に行ってきた。
Asia Rugby Championship 2017 - Japan vs Korea
 KOREA戦、昨年は横浜のニッパツ三ツ沢競技場でしたね。先週の韓国での初戦は、47対29でJAPANが勝ちました。といっても、5つもKOREAにトライされ、KOREAの選手に「1対1で圧力を感じなかった」とインタビューで言われてしまうような不甲斐ない内容でした。タックルの成功率が71%、ということで、先週の練習では、ジョセフ監督自ら選手にタックル指導をしたそうです。
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 先週の試合から、先発を8人入れ替えた昨日のメンバー、2019年の日本開催のワールドカップを考えると、このメンバーが中心になるので厳しい試合をして欲しいですよね。この日の世界ランキングでJAPANは11位、KOREAは28位なので、零封するくらいの試合をみせてほしいです。
 01 石原慎太郎 サントリーサンゴリアス
 02 坂手淳史 パナソニックワイルドナイツ
 03 須藤元樹 サントリーサンゴリアス
 04 谷田部洸太郎 パナソニックワイルドナイツ
 05 アニセサムエラ キヤノンイーグルス
 06 マルジーン・イラウア 東芝ブレイブルーパス
 07 小澤直輝 サントリーサンゴリアス
 08 松橋周平 リコーブラックラムズ
 09 流大 サントリーサンゴリアス
 10 小倉順平 NTTコミュニケーションシャイニングアークス
 11 山田章仁 パナソニックワイルドナイツ
 12 松田力也 パナソニックワイルドナイツ
 13 山中亮平 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
 14 アマナキ・ロトアヘア リコーブラックラムズ
 15 野口竜司 東海大学
 16 日野剛志 ヤマハ発動機ジュビロ
 17 三浦昌悟 東海大学
 18 知念雄 東芝ブレイブルーパス
 19 小瀧尚弘 東芝ブレイブルーパス
 20 徳永祥尭 東芝ブレイブルーパス
 21 茂野海人 NECグリーンロケッツ
 22 山沢拓也 パナソニックワイルドナイツ
 23 中村亮土 サントリーサンゴリアス
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 結果は、前半3分のサムエラ選手のトライから始まり、前半は5本、後半は7本、計12本のトライでJAPANが圧勝。前後半に1本ずつKOREAにトライをとられてしまったのが残念でした。というか、前後半ともに、KOREAに攻め込まれる時間帯があり、かつ、密集周辺の内側を簡単に抜かれることが何度もあって、確かに良くはなっているのかもしれませんが、見ていてスッキリしないところがありました。前に出るディフェンスでプレッシャーをかけてボールを奪うこともあったのですが、一人目が止められないでボールを生かされてしまうことが何度もありました。
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 KOREAはアタックでもオフロードパスを多用し、JAPANのディフェンスを翻弄してましたね。KOREAも監督がニュージーランド代表のジョン・ウォルターズになったことで、以前と攻撃が変わったように感じました。オフロードパスもその一つだと思います。エディJAPANのときに日本人は身体が小さいので、ギリギリのところでパスを繋いでいく、キックでボールを相手に渡さないという戦略だったように、韓国もタックルされたときに耐えるというのではなく、ボールを繋ぐということに注力していたように見えました。
 JAPANもいいアタックしてたんですけどね、最後のパスが繋がればトライという場面が何度もありましたね...タックルとハンドリングの精度を上げるのが今後の課題かな...。
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 山中選手は良かったですね。先日のSUNWOLVESのBULLS戦でも、タックルもアタックも良かったのですが、昨日も目立ってました。自分の山中選手のイメージ、いい格好しいって感じでよくなかったのですが、泥臭いがむしゃらなプレーをみせてくれるようになりました。下の写真でも、こぼれ球を最後まで追いかけていたのは、その山中選手でした。次のワールドカップでは、リーダーになりうる選手の一人だと思います。
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 この日、トライ3本と大活躍のアマナキ・ロトアヘア選手。体躯を生かした力強いプレーで攻守ともに活躍してました。昨日、自分はJAPANのジャージの下にブラックラムズのTシャツを着ていたのですが、これを着て応援したかいがありました。HONG KONG戦はいつものようにHONG KONGのジャージを着ていくつもりだったのですが、来週もアマナキ選手が出場するようだったらこのTシャツを着ていくことにします。
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 山沢選手はやっぱりいいですね。パスのタイミング、キックの飛距離や精度、そしてランと、天才としか言いようが無いです(ほめすぎかな?)。とにかく、前が見えている、というか周りが良く見えているってことなんでしょうね。山沢選手も、2019年は中心選手となりえる一人ですね。それにしても、JAPANは控えの選手も充実しています。後半10分以降の入れ替えでも、ペースがほとんど変わらず、むしろ、勢いが増したといってもいいかもしれません。
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 今週末のHONG KONG戦は、もう一段階上のプレーを見せてほしいです。特にタックルですね。まだ姿勢も高いし、手だけで行っているところもありましたからね。とはいえ、昨日は勝って良かったです、アジアチャンピオンシップ連覇に向けて頑張って欲しいです。あっ、そうそう、得点はJAPAN 80点、KOREA 10点でした。
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 SUNWOLVESのパブリックビューイングに参加するためにメインスタンド側に移動したので、ロッカールームに戻る選手たちを写真に撮りました。
 左から山沢選手、サムエラ選手、ロトアへア選手。ブラックラムズのTシャツ、ロトアヘア選手気がついてくれたかなぁ。
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 前を行く山中選手、本当にいい選手になったと思います。2年間の資格停止がなかったらもっと早く活躍できてたよね...でも、その2年間を埋める活躍を期待しています。その後ろは小瀧選手、激しく厳しいプレーを期待しています。
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 左から、いつもにこやかな坂手選手と、この日、何度も良いアタックを魅せてくれた野口選手。野口選手のランニングはいいです、何度もロングゲインしてましたし、つかまっても、すぐには倒れないところが良かったですね。
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 押忍の谷田部選手。相変わらず、いいタックルを魅せてくれてました。
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 山沢選手、黒い。体質なのかも知れませんが、どんどん黒くなるね...。
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 ということで、上に書いたようにこの日は代表戦の後に、SUNWOLVES対CHIEFSのパブリックビューイングに参加。
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 さすがに、CHIEFS強い。SUNWOLVES、アタックで仕掛けるんだけど、なかなかその固い防御網を崩すことはできませんでした。それでも、最後は7点差までつめることができて、試合には負けましたが、勝ち点1を得ることができました。田村選手の2本のペナルティーキックが決まっていたら試合の流れが変わっていたかも知れ無いと思うと残念でなりません。
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 SUNWOLVES、確実に力を付けていると思います、なにせこの試合、スタッツだけ見るとトライ数は別にしてほぼ互角、後は最後の詰め、ニュージーランドのチームのディフェンスをぶち破れるアタックが欲しいところです。

 SUNWOLVESはこの後、アルゼンチンに移動してJAGUARES、その翌週にシンガポールでSHARKESの2試合を行い帰国します。次の試合は、5月27日の秩父宮でのCHEETAHS戦、しっかり応援しますよ。

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