サクラの木の地衣類 ― 2017/05/12 07:04
家の近所のサクラ並木、花の咲く時期、すっごく綺麗なんです。でも、今日は、花の話ではなく、コケと地衣類の話。
そのサクラの木なのですが、樹齢を重ねたであろう、かなり立派なものなのですが、その樹皮にコケと地衣類がいい感じで付いています。花の季節が終わった後、このサクラ並木を歩くたびに、この樹皮のコケを眺めてます。
ちなみに今回はルーペを忘れちゃったので、あまり細かい写真はないし、大きく撮ることに夢中になって全体像を取るのも忘れちゃいました...。でも、本当にいい感じなんですよ...。
左がコケで右が地衣類かな...たぶん、左はヒナノハイゴケ、今度ルーペで雌包葉(黄色く見える部分)をちゃんと見てみようと思います。右はハナゴケの一種でしょうか?コケと地衣類は見た目は似てますが、まったく別の生き物、コケは植物(ということは、サクラに近いって事)、地衣類は菌(きのことかカビに近いイメージかな)なんですね。
2種類の地衣類が写ってます。黄色いのはロウソクゴケかダイダイゴケの一種かな?
白っぽいのはハイゴケの一種かな。樹皮を覆うこの配色の感じが、いいんですよね。
少しはなれたところにあったウメノキゴケ。葉状体が綺麗な形でできています。
以前から気にはなってたんですけどね...木にへばりついて顔をくっつけてる大人、周りから見たら変な人ですよね...。でも、これ面白い。