みなとラグビーまつり SUNGOLIATH vs WARATAHS ― 2017/06/16 07:04
秩父宮に行ってきた。
先週末「秩父宮みなとラグビーまつり2017」に行ってきた。
外苑前駅から秩父宮ラグビー場までの道路がホコ天になってて、模擬店が出てたり...
ライブやトークショーなどのイベントが行われていたのですが...
自分のお目当てはやっぱり試合でしょってことで、サントリーサンゴリアスとSUPER RUGBYのオーストラリアカンファレンスのチーム、WARATAHS / ワラターズの試合を見てきました。ワラターズ、生で見るのは2回目、前回、SUNWOLVES戦で来日した時と同じメンバーは、この日のスコッド24名の内8名。昨年、パナソニック・ワイルドナイツに在籍していたタンゲレ・ナイヤラヴォロ選手や、一昨年、豊田自動織機に在籍していたブライス・ヘガティー選手が先発でした。昨年、SUNWOLVESを苦しめた巨大なロック、ウィル・スケルトン選手や、ディフェンス、アタックともに大活躍していたアンドリュー・ケラウェイ選手もこの日、スタメンでしたね。
サントリー良かったですね。さすが昨年のトップリーグのチャンピオンチーム。外国人選手のいない、日本人だけのスコッドで堂々とワラターズと渡り合ってました。タックルは足元を狙った低いタックルで大男をしっかり止めていましたし、アタックも、ポイントからの早い球出しでワラターズのディフェンスをかき回していました。元JAPANの日和佐選手、やっぱり上手い。そして、選手間のコンビネーションも本当にいい、これに、外国人選手がフィットすればリーグ連覇も夢じゃないです。
フォワードはこの体格差、ワラターズは190cm以下はフォワード8人中2人、一方、サントリーは190cm以上が2人という違い。さすがにスクラムは苦戦していましたが、ディフェンスは低いタックル、攻撃は運動量で互角に渡り合ってました。JAPANがいつも、外国人の大型フォワードに苦戦するモールもそこそこ対応できていました。
バックスは、ルーキーの松井選手の足下に絡みつくタックルが光ってましたね。セブンズ仕込のスピードと体の切れは一級品です。線は細く見えますが(実際、身長183cmで、体重82kgですからね)、それを感じさせないプレーを見せてくれました。サントリーはいい選手を採りました。
東芝から電撃移籍した田村選手も良かったですね。兄の優選手と同じく強気のプレーで、チームを引っ張ってました。キックも、強気のランもどちらも良かったです。
さて、試合の方は、サントリーが前半2トライ、後半1トライ、対するワラターズは、前半が1トライで後半が2トライ。トライ数では一緒、コンバージョンキックの2点差で、サントリーが19対21で破れました。これ、田村選手のルーティンが長すぎたせいなんですけどね...同点もしくは勝ててた試合でした。
一つ残念だったのは、両チームともノッコンが多くて、最後のつめところで、少し精度が低かったことかな。
練習試合ですし、ワラターズは1.5軍以下の布陣、でも、面白い試合でした。それぞれ、レギュラーシーズンのピークの時の対戦も見てみたいですね~。
この日の試合で自分が感じたのは、サントリーは今年もトップを獲る力があるってことかな~。