トップリーグ 2017-2018 第2節 2日目 ― 2017/08/28 07:05
熊谷陸上競技場に行ってきた。
写真撮ったとき気がつかなかったけど、後ろのバナー、ワイルドナイツだったんだ。これ、浦和駅前みたいにそれぞれの地域が盛り上がるといいよね。
金曜日は残念ながら、出張で秩父宮に行けず...NTTコミュニケーションと東芝、リコーとサントリー、このカードみたかったなぁ...昨日も書いたけど、NTTコム良かったみたいだよね。
で、昨日は、第1戦はNECグリーンロケッツとコカコーラ・レッドスパークス、第2戦はパナソニックワイルドナイツとキヤノンイーグルスの試合。
コカコーラはフォワードが弱すぎるな...セットプレーもそうなんだけど、なんか、勢いが無いというか...それがそのまんま得点差に現れたような試合でした。まぁ、トライをとったのは、前半のNo.8のトゥペ選手とこの日はフランカーで出場した桑水流選手の2人でしたが、トゥペ選手は個人技、桑水流選手も、その前のSUNWOLVESでJAPANのセンター陣、ティモシー・ラファエレ選手とウィリアム・トゥポウ選手の縦攻撃があったからだもんね...。なんなのかなぁ、なんか、ピッとしたところが無かったんだよね。アタックのスピードも無かったしね。
ラファエレ選手とトゥポウ選手頼みのアタックだけじゃぁねぇ、シーズンもそうだけど、試合の中でも、マークされちゃうと通用しなくなっちゃうもんね...。ちなみに、この2人を生かすために、わざわざ狭いサイドで2人に縦を突かせるというフォーメーションを何度も繰り返してて、桑水流選手のトライはそれの内の1回だったけど、後は、全部抑えられちゃってもんな。攻撃のバリエーションが乏しすぎて今季も厳しそうです。JAPANや元JAPAN、SEVENS代表もいるんですけどね...。
NECも勢いがあったわけじゃないんですよ、試合としては、両チームともスピードの無い攻撃を繰り返していて、まったりとした試合だったもんね。まぁ、第1節もそうでしたけど、攻撃力がねちょっと、足りない感じですね。チームカラーとしてディフェンスからトライを獲っていくチームなので、そういう意味では、この日はチームの良さが出てたかな。
それにしてもSEVENS代表で活躍した後藤選手は、この日もキレキレでした。スペースのあるところでボールを持たせると嫌な選手です。この日もハットトリックですからね。
コカコーラ、このままだと、今季も入れ替え戦かなぁ...良い選手いるんだけどなぁ。
この日は、コカコーラのディフェンスも甘くて、7トライと大量得点をあげられましたが、やっぱり、攻撃力がね...。そういえば、瀧澤選手はラックに何度も覆いかぶさってたけど、いいのかなぁ...。ボールを出すのを邪魔して無いから倒れ込みじゃないって判断なのかな?見ていて気になりました。
48対12、NECは勝ったのは良いのですが、今季は上位チームには厳しいんじゃないかな。
ワイルドナイツは充実してるもんなぁ...JAPANがリザーブだもんね、で、イーグルスも田村選手、カーク選手らSUNWOLVESのメンバーが加入してこちらも戦力が充実してるので楽しみです。
序盤の入りのよくないパナに対し、勢いのあるキヤノン。前半20分までは、ほとんどパナソニック陣で試合が行われていました。フォワードの、JAPANのアニセ・サムエラ選手、SUNWOLVESのエドワード・カーク選手を核にたてに良い攻撃をしてたんですけどね...攻めきれない。そうそう、バックスでは、同じくJAPANのティム・ベネット選手が良かったです。
20分間、なかなか、自陣を出られなかったパナソニックですが、ディフェンスはさすがの一言。本当に寝てる選手がいない、フェイズを重ねても人が減らない、これでは、相手はゴールを割ることができませんよね。
試合が動いたのは前半20分、パナソニックの凄いところは、アタックに切り替わったときのスピードですね。あっという間に敵陣深くまで攻めあがります。ここで、キヤノンのペナルティを誘って、バーンズ選手のペナルティゴールで得点、ここからが怒涛のトライラッシュ。この後、前半残り20分間でトライを3つ、元オーストラリア代表のディグビ・イオアネ選手は2トライとしっかり仕事をしていました。それにしても、やっぱりこの人は凄いな、縦に切れ込むときのスピードと人への強さは半端ありません。
トライこそなかったものの、この日は笹倉選手が良かったですね。やっぱり、センターよりフルバックの方が良いのかも知れませんね。とにかく、キレキレだったし、バランスの良い走りで後半5分に負傷交代するまで、攻守にわたって活躍してました。
松田選手もやっぱりいいですね。人に強いし、攻守にわたってこの日も活躍してました。
そして、やっぱりこの人、前後半1つずつトライをあげた山田選手。この方のトライをとるときの嗅覚は凄い。後半のトライのときは目の前だったのですが、ポイントから田中選手が球出しするときに、ブラインドの位置からスルスルっとでてきて、あっという間に相手を振り切ってトライを決めてしまいました。ホント、持ってると思います。
キヤノンも決して悪くなかったんですよ、本人たちも何でこんなに負けてるのか分からないって感じだったんじゃないかなぁ。それほど、パナソニックが強かったってことなんですけどね。
43対8、キヤノンは中々、上手くいきませんね。
NECから移籍した田村選手も目立ったのは、後半33分の上原選手のトライに繋がるルワジ・ンヴォヴォ選手へのキックパスくらいだったもんな...あっ、そうそう、そのンヴォヴォ選手、さすが南アフリカ代表(選手紹介のとき、会場のアナウンスで、2年前のワールドカップでJAPANが破った南アフリカ代表にいたって紹介されてたな)、キックへのディフェンスのフィールディングがさすがでした。ほとんどのキックをダイレクトで、かつ、ほとんど位置を動くことなくキャッチしてました。タッチキック、何度もクイックでボールを入れてましたが、パナソニックじゃなかったら無茶苦茶有効な攻撃だよね。
キヤノンは、この2節は上位チームと当たってるので、2番手チームと当たったときの試合をみたいです。
パナソニックは磐石でした、早く、サントリー、ヤマハとの試合を見てみたいですね。
ところで、パナの堀江選手、ミッキーマウスみたいなヘアスタイルだったけどどうしたのかな!?
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