トップリーグ 2017-2018 第7節2017/10/10 07:03

 秩父宮に行ってきた。

 先週末からナイターじゃなくて、昼間の試合になりました。てことで、第1試合のキックオフは11:30。ということは、平日、会社に行くより早く起きなきゃならないんだよね...健康的でいいんだけど眠い
 なんて思っていたら、試合前日にサントリーのマット。ギタウ選手がこんなツィートしてました。
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 「11:30って!?8:00には試合前の食事を取って、9:30には荷物をまとめるってどういうこと!?こんなに早い時間に試合するの15歳のとき以来だ!」って感じかな?選手も同じなのね...。

 ということで、小雨の振る中、秩父宮に向かうと銀杏並木の下にはギンナンがたくさん落ちてました。葉っぱは、まだ緑だけどね、確実に秋は来てるんだね。
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 ということで、この日の第1試合は、サントリーサンゴリアスと宗像サニックスブルースの試合、サニックスは今季1勝のみなので、試合はサントリーなんだろうけど、サニックスは今季初観戦なのでちょっと楽しみ。
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 サニックスはキックをほとんど使わないランニングラグビー。サントリーも以前に比べるとキックを使いますが、パナソニックなどに比べると極端に少ないですよね。ランニングラグビーのガチンコ勝負って感じの試合でした。
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 サニックスはディフェンスは頑張ってたんですけどね...ちょっと、ディシプリンが足りなかったかな、というか、サントリーの速い攻撃に、オフサイドになる局面が多かったかな。
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 攻撃もいいんだけどなぁ...最後の最後の詰めが甘い、フィニッシュに持っていくパターンが無かったですね、まぁ、サントリーのディフェンスがきついというのもあったかもしれません。とにかく、攻め込んでは、反則を犯す、ボールを奪われるの繰り返しでした。
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 一方、サントリーは磐石でしたね。ディフェンスもオフェンスも隙が無い。前半はフォワードで、後半はバックスでトライと戦術も前半後半で微妙に変えてましたもんね。特に後半、日和佐選手が入ってからのテンポアップした速い攻撃に、サニックスはおいてかれちゃってましたもんね。で、日和佐選手は当たり前として、やっぱり、ウイングとフルバックかな?会場のミニFMでは、松島選手が目立たないって言ってましたけど、要所でいいプレーしてましたよ。そして、ルーキーの松井選手だよね。あの線の細い身体からは想像できないバランスの良さとスピードが、この日も存分に発揮されてました。
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 サニックスは、カーン・ヘスケス選手かな。ディフェンスもオフェンスもキレキレだったもんね。最近は、JAPAN候補に呼ばれて無いけど、まだまだ、いけるんじゃないかなぁ?
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 45対0、快勝です。この日はさすがに沢木監督も怒んなかったんじゃないの?
 キャプテンの流れ選手、嬉しそうだもんね。
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 負けちゃった、サニックスの皆さん。ラインのスピードは魅力的なので、プレーの精度をアップさせればもっといけるんじゃないのかな...。
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 2試合目は、NTTコミュニケーションシャイニングアークスとNTTドコモレッドハリケーンズのNTTダービー。まぁ、自分はNTTコミュニケーションを応援するんですけどね。
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 いや~、この試合面白かったですね。パンチの打ち合いって感じの試合内容、でも、別に大味な内容ではなく、無茶苦茶締まったいい試合でした。
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 ドコモは今季下位リーグから昇格したチームとは思えない良いチームでした。アタックのスピードもいいですし、ディフェンスのときの激しさも良かったですね。 特にタックル時の当たりが強いの目立ってました。後半、NTTコムの選手がポイントで傷んでいるシーンが何度もみられました。
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 特に、昨季まで豊田自動織機に所属していたライアン・カンコウスキー選手がスピード、パワーともに目立ってました。後半、終了間際のトライになった走り、まるでバックスの選手のようでしたからね。
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 そして、やっぱり、この日のゲームキャプテンのリアン・フィルヨーン選手が良かったですね。キック、ラン、タックル、とにかくどのプレーも際立ってました。両チームあわせても、ダントツだったんじゃないかなぁ...。フルバックのプレーとはこうあるべきって感じでしたね。
 パスかキックをすると見せかけて、ボールをうかせてそのままランで行くとか、鋭いステップで切れ込むとか、さすがの一言でした。1試合目のヘスケス選手もそうだけど、やっぱり代表レベルでプレーしている選手はやっぱ違います。
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 トップリーグで、活躍しているトッププレーヤーだけで作ったドリームチームの試合観てみたいなぁ、例えば、上の2人や、パナソニックのイオアネ選手、バーンズ選手、サントリーのギタウ選手やスミス選手、神戸製鋼のエリス選手、ベッカー選手、リコーのエリソン選手とかね。もちろん、JAPANのマフィ選手や、山田選手、松島選手、福岡選手なんかもはずせないけどね。きっと、世界ランキング上位の国代表とも面白い試合できるよね。
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 NTTコムは、ドコモの硬いディフェンスに中々、活路を見出せなくて、苦戦しました。その中でも、ボールを繋いで繋いで、チャンスをものにしてました。シェーン・ゲイツ選手と石橋選手の両センター、フルバックのブラッキン・カラウリアヘンリー選手がキレキレでよかったですね。ほぼこの3人で大きくゲインしていたといっても過言じゃないかも。
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 ここに、フォワードのバックローが絡んで、ボールキャリーをしてました。ヴィリー・ブリッツ選手のパワーと、栗原選手、鶴谷選手のスピードが良かったですね。後半のトライのときの鶴谷選手のスピード、まるでバックスみたいだったもんね。
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 あと、この日は、レフリーの試合コントロールも良かったですね。1試合目はスコットランド協会のキース・アレンさん、2試合目は戸田さん、2人とも、レフリングに一貫性があって、かつ、試合をぶつ切りにしない、判定に自信を持っている、よっぽどのことがなければTMOに頼らない。TMOはそれぞれ1回だけだったし、判定も早かった。そういう意味で2試合とも、80分があっという間でした。
 特にキースさんの笛は、危険なプレーには厳しくというところが良くわかって見ていて分かりやすかったです。
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 1試合目も点差は広がってしまいましたが、決してだれた時間帯はなかったですからね。こういう締まった試合が毎回行われるこてで、リーグ全体のスキルの底上げになるんじゃないかなぁ。
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 27対18、締まったいい試合でした。NTTコムは4勝2敗、勝ち点18でカンファレンス4位、ドコモは3勝3敗で勝ち点12でカンファレンス最下位ですが、リーグ全体でいうと12位、前季、下位リーグから来たとは思えない活躍です。

 NTTダービーを制したNTTコムの皆さん、うれしそうでしたね。
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 朝は小雨でしたが、試合終了時には快晴に。雲が秋の雲になってますね。
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 リーグ戦もこの日で折り返し、ここからが面白くなりますね、特に、今月21日のパナソニック、サントリーの試合がある意味、天王山かなぁ、この試合は、見逃せませんね。