トップリーグ 2017-2018 第13節2017/12/26 07:18

 秩父宮行ってきた。

 外苑のイチョウもすっかり冬化粧。黄色の絨毯もすっかり綺麗になってました。
トップリーグ 2017-2018 第13節
 この日の第1試合は、NECグリーンロケッツとNTTドコモレッドハリケーンズの試合。NECはこの日の試合は勝っても負けても、同じカンファレンスのキヤノンがボーナス点を獲って勝ったとしてもカンファレンス4位は確定、対するNTTドコモは、同じカンファレンスクボタの勝敗しだいですが、ここは、勝っておきたいところです。
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 先制したのはNTTドコモ、マイボールのキックオフから怒涛の攻撃ですばやい球出しと強力なフォワードの突進で、ロックのイオンギ選手がトライ。NTTドコモはこのあとも、早い出足のディフェンスとアタックでNECを苦しめました。前半は10対0でNTTドコモがリードして折り返し。
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 NECもスピードのあるアタックでNTTドコモゴールに迫るのですが、最後の最後で、ノッコンなど小さなミスで、ゴールラインを割ることができませんでした。この試合、NECはミスでリズムをつかみきれませんでした。決して、悪くなかったんですけどね。
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 後半、ペナルティーからのドコモゴール前の攻撃で、この日、先発のNo.8リサレ選手がトライ、これと森田選手のゴールキックで逆転しました。両チームとも、ミスでなかなか得点まで持っていけないそんな中、選手交替でリズムにズレの生じたNECの隙を突いて、SUNWOLVESでも活躍のフィルヨーン選手がペナルティーで追いつきました。
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 この後、試合終了直前に自陣中盤のスクラムでペナルティを獲られてしまったNEC、これをきっちりフィルヨーン選手が決めて再度の逆転、最後に笑ったのはNTTドコモでした。
 それにしても、よく考えるとトップリーグの試合もレベルが上がってると思います。ディフェンスの戻り、ラインの形勢、攻守が切り替わったときの反応、どれをとっても、以前より速くなっているんじゃないかなぁ?今季が始まったときはまったりした試合が多かったんだけど、選手もレフリーも修正してきたってことなんだね。
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 13対16、NEC、勝ち目あったと思うんですけどね。NTTドコモの鋭い出足に足をすくわれてしまった感じです。それにしても、セブンズ代表の後藤選手、この日もキレキレだったな。

 アフロがトレードマークのキャプテン滝澤選手。順位決定戦も体を張ったプレーでチームを引っ張ってもらいたいですな。
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 2試合目は、複合機対決こと、リコーブラックラムズとキヤノンイーグルスの試合。毎年、夏の暑い時期のナイターで、仕事帰りの両社の社員が応援に駆けつけるってイメージが強いんだけど、今季はクリスマスイブのリーグ戦の最終戦でした。もちろん、自分が応援するのはリコーですけどね。
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 この試合、先行したのはキヤノン、スピードのあるアタックで前半13分までに立て続けに2本のトライをあげました。この試合も、レベルが高いというか、両チームとも早い球出しとスピードのある縦への走り込みで、みていて本当に面白かった。特に、今季のリコーはディシプリンの意識が本当に高くてペナルティーがほとんど無く、ボールインプレーの時間が長くて面白かったですね。
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 とはいえ、キヤノンのディフェンスも良くて、リコーが得点できたのは前半27分。この日、アタック、ディフェンスともに献身的に体を張っていたコリン・ボーク選手のトライが反撃ののろしでした。ちなみに、下の画像でボールを持っているのがボーク選手です。
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 そして、今季のリコーで、もう一つ昨季までと違うのは、2人目のサポート。下の画像でキヤノンの選手に捕まったボーク選手を、ロックのロトアヘア選手とウイングの渡邊選手の2人がサポートしています。キヤノンの選手はタッチに押し出そうとしたのですが、リコーは、渡邊選手の外側からのサポートでボールを生かすことができました。
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 その渡邊選手、とにかくスピードのある走りでキヤノンをかき回してました。後半開始早々には、こぼれ球を拾って独走のトライをあげました。そのときのスピードは凄かったですね...。
 渡邊選手と同じく、この日の試合で目立ってたのは、ナキことアマナキ・ロトアヘア選手。
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 アマナキ選手は、とにかく縦。昨季はウイングで出場することが多く、ボールタッチすることが少なかったのですが、今季はセンターで出場する機会が多く、ボールを持って縦に力強い走りを何度も見せてくれました。この日もビッグゲインを繰り返してましたね。下の2枚の画像も、一枚目で捕まったアマナキ選手が...
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 2人のディフェンスを振り切って前進しました。やっぱり、この走り、JAPAN に欲しいですね。
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 この日、今季チームで初のイエローカードをもらってしまった南アフリカ代表のフランコ・モスタート選手も空中戦で大活躍でした。80分間、体を張った献身的なプレーでピッチを走り回ってました。
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 今季のリコーの何がいいって、ディシプリンですね。この日もペナルティは前半1、後半3の計4つ。イエローカードもこの日フランコ選手がもらってしまいましたが、リーグで今季1枚はリコーのみ。ディフェンスも良くてタックル成功率は84.2%でリーグ4位、3位のサントリーとの差は0.1%。これで、攻撃力がアップすればリコーは確実に4強に入れると思います。最終節が終わった時点で、勝ち点では5位、年明けには5~8位決定トーナメントを行うことになりますが、このまま5位でシーズンを終えて欲しいなあ。
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 そうそう、MOMを獲得した牧田選手もこの日はいいプレーをみせてくれてました。今月頭の復帰戦は今ひとつ動きが悪かったのですが、この日は良かったですね。伸び伸びプレーしていて、体も大きく見えました。プレーに自信がついてきたのかもしれませんね。
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 40対24、前半1点リードの折り返しから気がついたら、16点差でリコーがキヤノンを突き放しました。

 この日、SOで初先発出場の木上選手。リザーブで出場するときはあまり目立たなかったのですが、この日はキレキレで、縦に切れ込んで何度かゲインしてました。そうそう、初トライもあげましたね。入社3年目、これからの活躍を期待してます。
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 <おまけ>
 NTTドコモのマスコットハリー君。
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 本名は、レッドハリーっていうんだね。

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