SUPER RUGBY ROUND9 SUNWOLVES vs BLUES ― 2018/04/16 06:03
秩父宮に行って来た。
昨季は快勝だったBLUES戦、BLUESも毎年アウェーで負けるわけ行かないでしょうから厳しい勝負になるよね...。
最初はね良かったんですよ、最初はね...。
結果から言うと勝てた試合だったと思います。後半、規律が乱れて自滅したって感じでした。前半の内容が良かっただけにもったいない試合でした。
ディフェンスが全集までの試合と雲泥の差、前に出てプレッシャーを掛け続けていて、ディフェンスを崩されてトライをとられたという場面はほとんどありませんでした。
細かく言うと、キックを蹴った後のチェイスで、タックルをはずされてしまう場面が何度もあり、そこを改善できていれば、もう少し楽に試合を進められたように思います。
試合のリズムが変わったのは、後半頭のマシレワ選手のプレー。ディフェンスでインターセプトを狙って、ディフェンスの穴を作ってしまい、アキラ・イオアネ選手にトライを奪われちゃたプレーですね。ちなみに、ここまでの試合の流れで言うとこんなチャレンジのようなプレーをする必要もなく、かつ、このトライで試合のリズムが崩れてしまいました。そういう意味で、このレベルの試合だと、こういった一つのプレーで流れが変わっちゃうんですね。
前半は良かったんですよ、前半は、特にディフェンスがね。しっかり前に出て止めてたし、アタックも機能していたと思います。スタッツをみたらこの日のSUNWOLVESのタックル数は208回、一方のBLUESは80回、これだけみてもSUNWOLVESがどれだけディフェンスをしてたか分かりますよね。
フランカーのラブスカフニ選手は一人でなんと27回、チームでダントツでした。ポイントというポイントに顔を出していたんじゃないかなぁ。BLUESのノットリリース・ザ・ボールのほとんどに絡んでたんじゃないかな。
まぁ、後半、タックルが甘くなったこと、アタックで捕まったときにチョークタックルで何度も捕まってしまったこと、そんな当たりもリズム崩しちゃった原因かも知れませんね。というか、後半のSUNWOLVESのタックルはかなり甘くなっていたような気がします。回数が多くて疲れちゃったってことなんかな、でも、そんなの当たり前に起こることだからなぁ。
あとは、レフリーかな、前半取られなかったような反則何度もとられちゃってたもんなぁ。後半のラインオフサイドの回数なんてちょっと不自然だったもんなぁ。後半最初のルル選手のパントがミスキックになったとき、BLUESの選手、10メーターサークルの位置に何人も残ってたのに反則取らなかったしな...。笛が、BLUESよりに吹かれてたような気がしました。この試合のレフリーはニュージーランド協会の方、前週のWARATAHS戦もそうだったけど試合相手の国のレフリーが笛を吹くのってどうなのかなぁ?後半リトル選手へのショルダーチャージも反則だけってちょっと甘かったような気がします。
BLUESはチームとしてはそんなに脅威を感じなかったんだけどなぁ。アキラ・イオアネ選手やウイングのハイランド選手、パパリイ選手のように個人技でもっていける選手を何度かフリーにさせてしまったところに敗因があったと思います。
BLUESは若い選手が活躍してました。特に動きの良かったSOのペロフェタ選手と、リーコ・イオアネ選手は21歳、お兄ちゃんのアキラ選手も22歳、リーコ選手とコンビを組んだレジャー選手も21歳、23人のメンバーの内16人が25歳以下という布陣、日本で言ったら、メンバーの半数が大学生ってことだもんね...なんか、そんなところにも差を感じてしまいましたね。
10対24、前半は10対5、てことはSUNWOLVESは後半無得点、何かなぁ...。
BLUESが爆発的に強く見えなかったので、なんか、勝てた試合を落としたようで、もやもやした気持ちのまま、スタジアムを後にしました。何とか、早く1勝あげて欲しいなぁ...。
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