Spark and Echo / Mark Lettieri ― 2018/05/28 07:03
Cory WongさんとのファンキーなバンドThe Fearless Flyersに参加していたり、ベーシストのMichael Leagueさん率いるフュージョン?バンドSnarky Puppyに参加しているギターのMark Lettieriさんが2年前にリリースしたbandcampでアルバムを買ってみた。
The Fearless Flyerの音からファンキーな音を想像してたら、ムッチャ、ロックしてました。ボーカルのないインストゥルメンタルなのですが、ロックよりのフュージョンって感じ、日本で言うと、ラテン色が薄くなった頃(虹伝説以降かなぁ...)の高中正義さんみたいな感じかな。Steve VaiさんやJoe Satrianiさんみたいな超絶技巧ロックでもない、丁度いい感じのロック。あぁ、Jeff Beckさんも近いかもね。
メンバーは、Mark Lettieriさんが、electric, acoustic, baritone, and Hammertone guitars, synths and loops担当、Jason “JT” Thomasさんがdrums and percussion、Wes Stephensonさんがbass guitar。で、Markさんと一緒にSnarky Puppyに参加しているShaun MartinさんとBobby Sparksさんがキーボードで、スティールギターとフィドルでMilo Deeringさんが参加しています。基本はトリオ編成なのがロックを感じさせている理由かもしれません。
YOUTUBEチャンネルもあるので、そちらもお勧めです。

収録されているのは、以下の10曲。
01. Goonsquad
Jeff Beckさんの曲っぽい、ギターの音がそう感じさせるのかも…。JTさんの重い8ビートがカッコいい、ロックだねぇ。
02. Little Minx
この曲もJeffさんぽいぞ…途中のキーボードソロもJan Hanmmerさんぽいせいかも…。後半のソロの掛け合いもWiredのころのJeffさんぽい。
03. Red Racer
スローなブギですな(スローなブギってブルースじゃないか?って無粋なことは言わない)。エコーの効いたギターの音もカッコいい。1:30頃のちょっとハードな感じになるところと、スローなとこの対比が良い感じにカッコいい。
04. Spark and Echo
この曲もJeffさんぽい、ギターの音がそう感じさせるのかな...ドラムのビートもそれっぽいかもね。後半のロック感溢れるソロ、良い感じ。
05. Slant
静かな曲、バラードですな。JTさんの不思議なドラミングも面白い。3分過ぎのJazzyなソロから一転激しいソロになるとこがカッコいい
06. Crystal Palace
スローテンポな曲。ちょっとJazzっぽい感じかな。
07. Summer Salt
Jazzっぽい曲が続きますな。ちょっとカントリー調なとこもあるかな。
08. Montreal
これもかなりJazzっぽい。スローな曲で、ピアノがそれっぽくしてるかも。3:30からのベースソロもいいかんじだね。
09. Everybody Wants to Rule the World
1985年リリースのTears for Fearsの曲、懐かしい...。Milo Deeringさんのスティールギターの音が良い感じ。明るくて自分は好き。この曲もロックしてます。ソロが高中さんぽいところも好きかも。
10. Goonsquad (Reprise)
リプライズだけど、1曲目よりファンキーかも
最初にも書いたけど、高中さんが好きな人にはいいかも、あとJeffさんもね。そういえば、YOUTUBEにJeffさんのCause We've Ended As Loversを演奏してるので、Markさん、Jeffさんのこと好きなんだろうな。
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