トップリーグ 2018-2019 リーグ戦 第1節 2日目2018/09/05 07:02

 秩父宮に行ってきた。

 外苑の銀杏並木の緑も綺麗。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 1試合目は、NECグリーンロケッツと豊田自動織機シャトルズの試合。昨季、NECはリーグ戦は6勝7敗で順位は8位でそこそこの戦績、豊田自動織機は2勝11敗で順位は12位と振るわなかったのですが、今季は元オーストラリア代表のクリスチャン・リアリーファノ選手の参加もあって、その活躍でどこまでいけるかちょっと期待。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 立ち上がりから両チームとも、いまひとつの感じ。
 ディフェンスは良いんですけどね...相手の動きにどこまで対応できるかってところが大きいですからね。ということで、アタックがね...。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 両チームとも、アタックがいまひとつ。フェイズは重ねるんだけど、ディフェンスの数を減らせない。要するに数的有利の状況をなかなか作れませんでした。バックスに球が出たと思ったら、ディフェンスは複数人なのに、味方は一人とか、そんな場面になることが何度もみられました。フェイズを重ねても前進できないってことですね。あと、立っている選手が少ない、というか立ってプレーする意識が足りないんじゃないかなぁ...。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 で、ディフェンスがものすごく良いかというと、これも、それほどは良くなくて、タックルはそこそこ良いんだけど、ラインはがたがたで、オフサイドしまくりって感じでした。ということで、いまひとつ規律面でも良くなかったですね。
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 簡単に言うと攻撃、防御ともに「」。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 まぁ、初戦ということで、ゲーム感が完全ではないってこともあるのかもしれないですが、残念でしたね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 点差だけみるといいゲームということになるのかもしれませんが、ちょっとね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 リアリーファノ選手のプレーはやっぱり卓越してましたね。思いっきり狙われてましたし、それにもかかわらず80分間ピッチに建ち続けてましたし、試合を決めたドロップゴールを決めたのも彼でしたからね。昨年までスタンドオフのサム・グリーン選手もピッチにいるので、二人でもっといろいろ仕掛けられるようになると面白くなるような気がします。あと、これまでノーマークだったけど、キャプテンで、この日はフランカーで出場していたフグリストーラー選手が良かったです。サイズこそ、183cm、98kgと大きくないですが、体幹も強いし、走りも良かったですし、接点での働きも良かったと思います。豊田自動織機は、もっと上位につけてもいいチームだと思うので頑張って欲しいですね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 8対9、ドロップゴール劇的でしたね。NECはリアリーファノ選手のドロップゴールが決まってからの攻撃が試合の頭からできていれば、もっと楽に行けたと思います。NECは勝てた試合を落としちゃったって感じですね。

 ノーサイド...って感じですねぇ。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 豊田自動織機の長江選手とNECの瀧澤選手、顔の雰囲気といい、体型といい、似たもの同士。お二人で「似てるよね」って言ってましたしねwww。

 2試合目の対戦は、今季優勝を目標にあげているリコーブラックラムズと今季、自動昇格でトップリーグに戻ってきたHONDA Heat。青山一丁目のHONDAの本社前には、Heat仕様のN-VAN、これカッコいい。このNくらい、キレキレな感じで走れるかが今日の見所ですね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 なんて思ったら、予想以上でした。HONDAのキックオフでスタートしたのですが、リコーの処理ミスから、あっという間にHONDAがリコーゴール前に迫り、フルバックのエイダン・トウア選手がファイブポインターとなりました。トップリーグ復帰の挨拶としては、無茶苦茶インパンクトのあるノーホイッスルトライでした。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 リコーもこのまま負けていません。コカ・コーラから移籍して、この日フルバックに入ったティム・ベイトマン選手がその6分後にはファイブポインターとなりました。リコーは、スタンドオフのSUNWOLVESでも活躍したロビー・ロビンソン選手とフルバックに入ったベイトマン選手のコンビネーションが良かったですね。この2人が入ったことで攻撃の幅が広がったように思います。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 リコーはこの日、ハイパントとキックチェイスという攻撃を何度も繰り返してました。これも武器になりますね。初戦ということで、ちょっとしつこいくらい繰り返してましたが、ここというときに効果的な攻撃になると思います。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 昨年、リコーは規律が上がって反則がとても少ないチームになったのですが、この日もHONDAのナルティ12に対し、リコーは3。リコーは、立ってプレーする意識高かったですね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 とにかく、フォワードはリコーが圧倒的に押してましたね。ラインアウトからモールで攻撃というのも、リコーの大きな武器の一つになりました、この日、フォワードの選手の取ったトライ3本もモールとラックからでしたからね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 で、バックスですね。リコーは上に書いたようにロビー選手とベイトマン選手のコンビを軸にバックスのコンビネーションがスムーズに行くようになれば、さらに、得点力も防御力も上がるような気がします。この日は、コンビネーションがいまひとつでミスに繋がったところがあったので、そこが課題です。長谷川選手が、ちょっと、振り回されちゃってた場面、何度かありましたからね...。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 HONDAはバックスリーの機動力がいいですね。JAPANやセブンズ代表として活躍しているレメキ選手や副将の生方選手がキレキレで、そのスピードのある展開は見ていて面白かったです。この日の5本のトライ、全部バックスの選手があげてましたからね。とにかく、フォワードがセットプレーでもう少し頑張れれば、もっと強くなると思います。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 39対34 なんと7回もの逆転があったシーソーゲームを制したのはリコーでした。

 今年も、応援しますよ。とにかく、昨季から規律が高くなって、かつ、攻撃も早くて、立ってプレーする意識が高くなって、本当にいいチームになったと思います。もっと、プレー精度を上げて公約どおり「頂点」を奪って欲しいです。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 ホント、「おかえりなさい」ですね。リーグ降格したときのチームと比べると、本当に良いチームになったと思います。フォワードの頑張りでもっと上を目指せると思います。この前の日、宗像シャトルズに勝利した日野レッドドルフィンズといい、昇格組、勢いがあっていいですね。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目

 この日も、神宮球場の花火、見られました。
トップリーグ 2017-2018 リーグ戦 第1節 2日目
 ラグビー楽しんで、花火見て、幸せな2日間でした。