我が家の小さな海

　東京スタジアムに行ってきた。

　飛田給駅前には、黄色と赤のジャージの外国人の方がたくさん

　AUSTRALIAとWALESの試合。AUSTRALIAは日本でプレーする選手も多いので応援しちゃいますよね。一方、WALESは今年の6NATIONSで優勝しているし、ランキングもWALESが5位、AUSTRALIAが6位なので面白い試合になると思います。

　AUSTRALIAのメンバーは以下。

　いや、凄すぎですな、試合開始いきなりのドロップゴール、WALESは先行逃げ切り型ってことなんですかね。とにかく前半このドロップゴールに加え、2トライ、2ゴール、2ペナルティーゴールと合計23点、一方、AUSTRALIAを1トライ、1ペナルティーゴールの8点に抑える堅守もすごいと思います。ところで、WALESのトライですが、PARKES選手のキックパスを取ってのトライも凄かったけど、ハーフのDAVIES選手のインターセプトからの独走トライにしびれました。このあとも何度かGENIA選手のパスをインターセプトしようとしてたので、GENIA選手、徹底的に研究されてたってことなんだろうな。

　AUSTRALIAはキャプテンのHOOPER選手を中心に果敢に攻めてたんですけどね...前半のWALESのディフェンスは完璧でした。

　後半、AUSTRALIAが意地を見せてくれてたのですが、飛び道具を絡めて省エネで得点を重ねるWALESと明らかに差がありました。愚直にフェイズを重ねてゴール前にボールを運び、ディフェンスの綻びをぬってトライをあげてWALESに迫ります。HOOPER選手の意地のトライと、HAYLETT-PETTY選手のトライ、2コンバージョン、1ペナルティーゴールで、17点をあげ点差を詰めました。

　一方のWALES、後半は1ドロップゴールと1ペナルティーゴールだったので、計6点の追加のみ、でもこれで4点差という僅差で試合をものにしました。AUSTRALIAも最後まで食らいついたんですけどね...及ばずでした。WALESは、4点差というトライひとつで逆転される点数なのに、落ち着いてプレーしてたと思います。今年の6ネーションズ全勝優勝は伊達じゃありませんでした。

　AUSTRALIAも悪くなかったと思うのですが、ライン攻撃で余っていてもWALESのディフェンスを崩すことが難しく、ラインで内に切れ込んでも、ギャップをつくことができないという場面が何度もありました。ゴール裏から観てると、意外に真っ直ぐ走った方がいいんじゃないかなって場面が結構ありましたね。

　25対29、点差以上に、WALESの強さ、上手さが際だった試合でした。

　これまで会場で、7ヶ国の応援を体感してきましたが、IRELANDとWALESのルーツ国の応援はやっぱり面白いというか地の底から湧き出るような声は凄かったですね。NEW ZEALAND、AUSTRALIAは北半球の国に比べるとおとなし目かな...あと、テレビ観戦では、あまり気になりませんが、この日の試合は特にゴールキックを狙っているときの観客のやかましさは、日本のトップリーグの試合や、SUNWOLVESの試合と違いましたね。とにかく、常に応援の声が聞こえてましたからね。

　選手の試合後のお辞儀の挨拶、定着しましたね。WALESの選手たちは、何度もお辞儀してましたし、日本で活躍する選手の多いAUSTRALIAはなれた感じでした。

　これ、なんかいいよな。

　ということで、自分もワールドカップ楽しんでますよ。

　でも、東京スタジアムは、スタンド裏の通路が狭すぎて余裕がない...。

　イギリスの兵隊さんと...。