RWC2019 3位決定戦 NEW ZEALAND vs WALES ― 2019/11/02 07:10
なんか、3位決定戦いらないって話が話題になってるけど、BEST4だけが最後の週に試合できるんですからね。これってとっても特別だと思う。そして、このチームでワールドカップを戦えるのはこれで最後ですからね...。で、ファンも一試合でも多く見たいもんね。
NEW ZEALANDの23人はこちら。
01 JOE MOODY
02 DANE COLES
03 NEPO LAULALA
04 BRODIE RETALLICK
05 SCOTT BARRETT
06 SHANNON FRIZELL
07 SAM CANE
08 KIERAN READ
09 AARON SMITH
10 RICHIE MO'UNGA
11 RIEKO IOANE
12 SONNY BILL-WILLIAMS
13 RYAN CROTTY
14 BEN SMITH
15 BEAUDEN BARRETT
16 LIAM COLTMAN
17 ATUNAISA MOLI
18 ANGUS TA'AVAO
19 PATRICK TUIPULOTU
20 MATT TODD
21 BRAD WEABER
22 ANTON LIENERT-BROWN
23 JORDIE BARRETTE
WALESの23人はこちら。
01 NICKY SMITH
02 KEN OWENS
03 DILLON LEWIS
04 ADAM BEARD
05 ALUN WYN JONES
06 JUSTIN TIPURIC
07 JAMES DAVIS
08 ROSS MORIARTY
09 TOMOS WILLIAMS
10 RHYS PATCHELL
11 JOSH ADAMS
12 OWEN WATKIN
13 JONATHAN DAVIES
14 OWEN LANE
15 HALLAM AMOS
16 ELLIOT DEE
17 RHYS CARRE
18 WYN JONES
19 JAKE BALL
20 AARON SHINGLER
21 GARETH DAVIES
22 DAN BIGGAR
23 HADLEIGH PARKES
この試合で代表を引退する選手もいる(両チームのキャプテンがそうですね)ので、そのプレーをしっかり目に焼き付けたいですね。
国歌(アンセム)斉唱のときの両国選手の顔を見ていると、ここまでの試合と違ってこの大会の最後の試合を「楽しむ」って顔をしていたのが印象的でしたね。なんといっても、この大会で7回試合をできるのは、この両チームと決勝を闘うENGLANDとSOUTH AFRICAだけですからね。試合開始前の円陣の中で、AARON SMITH選手、むっちゃ良い顔してたもんね。
前半立ち上がり、NEW ZEALANDらしい攻撃が出てました。ENGLAND戦では何もさせてもらえませんでしたからね。で、5分のMOODY選手のトライは、これぞNEW ZEALANDって感じのトライでした。シンプルに縦に走ってボールをつないでいく、トライがプロップ、ラストパスがロックのRETALLICK選手っていうのもNEW ZEALANDですよね、ゴールも決まって7対0。
WALESは、先週の試合に比べると少し切れが無いかなぁ...メンバーも半分くらい入れ替わっているのでコンビネーションもいまいちなのかな。
そんな中、またまた、NEW ZEALANDがフッカーのCOLES選手の突進から、フルバックのBARRETTE選手が内に切れ込んで独走のトライ、ゴールも決まって14対0とリードを広げました。
このあと、ペナルティを奪ったWALESはゴールを狙わず、タッチキックでトライを狙って攻撃。14回のフェーズを重ねた後、フルバックのAMOS選手がトライ、ゴールも決まって14対7とWALESが追い上げました。NEW ZEALANDも反則せずに良く守ってたんですけどね。
前半20分過ぎから少しWALESも調子が出てきたかな。NEW ZEALANDの猛攻にも耐え、切り替えして再びNEW ZEALANDゴール前に迫ります。最終的にトライにはなりませんでしたが、ペナルティでショットを選択、3点を追加して14対10としました。
このあとも30分頃までWALESが押してたんですけどね。自陣でのWALESのラックでボールへの働きかけが遅くなったところをNEW ZEALANDに切り返されて、最後はベテランのBEN SMITH選手がアングルチェンジで切れ込みトライ。このプレー、さすがベテランって感じでした。ここもゴールも決まって21対10、NEW ZEALANDがリードを広げました。
このあとも、ボール支配率はWALESだったんですけどね...ホーン(銅鑼)が鳴った後の攻撃でまたまたBEN SMITH選手がゴール右隅にトライ。AARON SMITH選手のパスのうまさとBEN SMITH選手の位置取りのあやで決まったトライです、これもゴールが決まって28対10、NEW ZEALANDのリードで折り返しました。
後半開始早々のCROTTY選手のトライ、これもいかにもNEW ZEALANDって感じでした。BEN SMITH選手の大きなゲインからの連即攻撃、最後は、SONNY BILL-WILLIAMS選手のオフロードパスがバッチリ決まりました、ゴールも決まって35対10と、NEW ZEALANDがリードを広げました。
このあと、WALESの意地を見ましたね。後半19分、NEW ZEALANDの2つのペナルティをはさんで怒涛の攻撃、最後はADAMS選手がトライ、ゴールも決まって35対17。ADAMS選手はこのトライで、この時点の今大会のトライ王として、トライ数を7に伸ばしました。
WALESもよくファイトしていたのですが、自陣ゴール前のNEW ZEALANDボールのスクラムからMO'UNGA選手にトライを決められてしまいました、40対17。この時点で残り時間3分、試合は決まってしまいました。
このまま、NEW ZEALANDが逃げ切り3位となりました。
NEW ZEALANDに、このプレーをさせなかったENGLANDは強かったということですね。
ということで、これから日産スタジアムに行ってきます。今日の決勝戦、本当に楽しみです。