ジョーカー / JOKER ― 2019/11/16 07:02
DCコミックもMARVELコミックも好きじゃないんだけどね...。
ホアキン・フェニックス主演の「ジョーカー / JOKER」やっと観られた。DCコミック好きじゃないんだけどね、予告編で観られたホアキン・フェニックスの表情と前評判を聞いて、今回はちょっと観てみようかなと...。
今回のジョーカー誕生の物語はヒューマンストーリーです。ホアキンさん演じるアーサー・フレックさんの人間ドラマ。バットマンやDCコミックのジャスティスリーグのようなSF感は一切無くて、一人の男が如何にしてジョーカーになったかって物語。4ヶ月で23kgの減量をしたっていうホアキンさんの演技すごすぎる。この静かな狂気が拡大していくさまは、ホント、想像を超えてた。
自分の知ってるジョーカーは、化学薬品の中に落ちて、顔が白く、髪の毛が緑色になって、口は裂け、引きつって常に笑ったような顔になってるのでジョーカーって言われるようになったってものだけど、人が狂気に染まっていく様を淡々と描いていく、こんな心がヒリヒリする物語を作ったトッド・フィリップスって人は只者じゃない...でも、ハングオーバーみたいなふざけた作品も作ってるんだよな...。
自分は、アーサーが最初の殺人を犯して公衆トイレの中で一人踊るところと、髪の毛を緑に染めながら踊るシーンが好きだな。同じ踊るシーンでも、微妙に意味が違っているように思えたんだけど...。
バットマンとのつながりもしっかり描かれていたりね...この作品は単独でダークナイトみたいなシリーズにはならないのかなぁ...。
ダークナイトといえば、ヒース・レジャーさんのジョーカーも好きなんだよね、あの、狂気で非常な感じもちょっと、心がヒリヒリするよね。ちなみに、ヒースさんのジョーカーも化学薬品は関係ないみたい。
今年見た映画の中では一番かな...というか今年はあんまり映画見てないかも。