2019大学ラグビー 明治大学vs早稲田大学 ― 2019/12/03 07:05
チケット買えませんでしたからね...この試合も録画観戦しました。
伝統の一戦、明治大学と早稲田大学の対抗戦グループの優勝をかけた全勝対決、今年の明治大学は調子がいいですからね...明治大学優勢っていう感じかな。
注目は明治大学のスタンドオフの山沢選手、早稲田大学のスクラムハーフの齋藤選手、スタンドオフの岸岡選手、両校の司令塔陣のマッチアップですね。
前半10分ころまでの早稲田大学の攻撃は良かったですね。速い球出しとグラウンド全体を使った攻撃、早稲田大学らしい良い攻撃で、早稲田大学はシンプルに陣地を取っていくという意識が徹底されてました。明治大学も出足の早いディフェンスで良く守ってました。
前半13分頃のファーストスクラムで明治大学フォワードの強さが出たかな...これ、スクラム組みなおしすぎだったと思いますけどね...。結局、早稲田大学のコラプシングの反則でゴール前での明治大学ボールでのラインアウト、ここから、フォワードがシンプルに体を当てて前に。最後は、ロックの箸本選手が最初のトライをあげました。山沢選手のゴールも決まって7対0と、まずは明治大学がリードしました。
ここから、明治の動きが少し良くなったと思います。19分の自陣22mライン付近からの明治大学の山沢選手のラン、良かったです。まぁ、詰めてたのが早稲田大学のハーフの齋藤選手一人だったというのもあるし、最後はキックがタッチに出てしまったのですが、40mくらいは走られて早稲田陣22mライン付近までボールを運びましたからね。このあと、早稲田大学がゴール前までボールを運び、5mスクラムからのボールをダイレクトに受けた岸岡選手がトライをあげ、ゴールも決まって7対7と早稲田大学が同点にしました。
でも、やっぱり明治大学のほうが押してたかな...早稲田大学は受けちゃってたような気がします。解説をされていた日本代表の明治大学OBの田村選手が「迫力のある攻撃」って行ってましたが、確かにいいアタックでした。最後は、早稲田大学のオフサイドで明治大学が追加点をあげました。10対7、明治大学の「前へ」のシンプルな攻撃は良かったです。とはいえ、このとき解説の山中選手と田村選手ともに、両校ともポイントからの球出しが遅いって指摘してましたけど、確かにね...両チームとも前半は、まだ堅さが取れなかったってことなのかな。
後半立ち上がりから仕掛けたのは明治大学。前半同様シンプルに、まっすぐ前に縦にボールを動かして、最後はキャプテンの武井選手がトライを決めました。17対7、明治大学が点差を広げます。
それにしても明治大学のアタックはいいですね、早稲田大学は止めているけど、受けちゃってるって感じがでてました。このトライのあと、すぐに早稲田ゴール前のラインアウトからのモールで最後はまた、武井選手がトライを決めてゴールも決まって24対7となりました。
明治はフォワードがいいですね、キャプテンの武井選手もいいプレーヤーですが、No.8の板選手、両ロックの箸本選手、片倉選手の動きがよかったです。特に箸本選手は、ランもパスも接点でのプレーもいい仕事してました。これからの成長が楽しみな選手です。明治大学のアタックは面白いなぁ...フィールドを広く使って攻撃してたし、縦にも力強く走ってましたからね。ということで、このあとの追加点もラインアウトからのモール攻撃でプロップの安選手がトライラインを超えました、31対7。
早稲田大学もいいディフェンスをしてたんですけどね...細かいところで、明治大学を押さえ切れず、ロスタイムに明治大学ウイングの山村選手の個人技で追加得点となるトライを決められてしまいました、36対7。
早稲田大学は後半無得点、明治大学のワンサイドゲームになりました...というか明治大学強い。
ということで、大学選手権も楽しみだ、明治大学の2連覇ってことになるかな...決勝は新国立競技場だからな...この試合、行きたいなぁ...。