Circadian / Intervals2020/11/24 07:02

 LIVEを観に行ってから、もう2年経ったのね...。

 カナダのギタリストAaron Marshallさん率いるIntervals3年ぶりの新作、9月の末からTwitterやInstaで告知されてたけど、やっとリリースされた。今回のメンバーは、ドラムスは前作と同じNathan Bullaさん、ベースは2年前のライブでもベースを弾いていた6弦ベースのJacob Umanskyさん、Jacobさんのゴリッとしたベース嫌いじゃない。で、Aaronさんのギターは相変わらずでAaron節健在って感じ。基本はこの3人に、Sound DesignでMilen Petzelt-Soraceさんが参加してる、キーボードとかはこの方が担当ってことかな?ググったところ、Milenさんは、映画や演劇の音楽を普段は手掛けてるみたい。全体にスッキリして聞こえるのはこの方の手腕かな?
Circadian / Intervals
 イントロは、ちょっとAaronさんらしくないけど、テーマに入ってからは間違いなくAaronさんの音だった。疾走感のあるカッコいい曲。YoutubeにそれぞれのメンバーのPlay-Throughが公開されてます。ドラムスのNathanさんベースのJacobさん、 で、Aaronさんとそれぞれの音が強調されてるので、是非聴いてみてね。vulfpeckさんもそうだけど、アルバムリリース前に音源を公開するアーティスト増えましたね。音源リリースがデジタル化してから、収益の獲り方も変わってきたって事だよね。そうそう、各曲の曲名にYoutubeのページをリンクしたので是非聴いてみてね。
 スピード感のある曲、ドラムスのビートが印象的、超スピードの三連符が凄い。そんでもって、2:20くらいからのベースのフレーズがカッコいい。で、最後はメロディアスなギターソロ。曲は5分と短いけど、ちゃんとプログレッシブロックしていて、これぞプログレッシブハードメタルって感じです。
 ギターのアルペジオから一転、激しいフレーズ、で、メインテーマはムッチャメロディアスなバラード、いや、ハードバラードだね、緩急が凄すぎる。で、この曲もプログレだな。
04 Lock & Key (featuring Joshua De La Victoria)
 この曲もYoutubeにPlay-Throughが公開されてます。AaronさんとゲストのJoshua De La Victoriaさんとの競演が観られますよ。これプレイヤーには嬉しいんじゃないかなぁ、運指がちゃんと見られるからね。この曲は、POPなのに、ムッチャテクニカル。もちろん、ベースドラムスのものもありますよ。
 またまた、ドラムスの超スピードの三連符のイントロで始まる曲。3分30秒、とにかく駆け抜けるって感じの曲。
06 String Theory (featuring Marco Sfogli)
 この曲も激しいね。ベースとドラムスのコンビネーションがカッコいい。この曲もギターのPlay-Throughがあります。2:30からのギターソロはゲストのイタリアのギタリストMarco Sfogliさん、エモいギターソロですな。で、一週間前にベースのPlay-Throughもリリースされましたね、ファイヤーバードみたいな5弦ベースがカッコいい。
07 D.O.S.E. (featuring Saxl Rose)
 静かなキーボードのイントロで始まる曲、テーマもあまり激しくないかな...。Saxl Roseさんのサックスソロ、いい感じだな。ちょっと、スクエアっぽいね。
 最後まで、ハードな曲で駆け抜けてる、結局、こういう曲が好きなんだねAaronさん。ドラムスのNathan BullaさんとベースのJacob UmanskyさんのハードなバックアップがAaronさんのギターを引き立たせてる、というか、Aaronさん、気持ちよく弾けるってことなんだろうな。

 ということで、ご機嫌でハードでPOPなインストゥルメンタルロックの詰まった一枚でした。

 そろそろ、また来日しないかなぁ...コロナウイルス収束しないと難しいと思うけど、また、生で観たいなぁ...。