ゴジラ vs コング / GODZILLA vs KONG ― 2021/07/06 12:09
この映画も、コロナウイルスのせいで公開が伸びちゃいましたね...。
ということで、公開初日に観に行ってきましたよ、「コジラ vs コング」。
コングがゴジラサイズになるのはどうかなって思ってたけど、かなり前からYOUTUBEでバトルシーンが流れちゃったのを見てたので、もう違和感はなかったですね。
で、実はラストのバトルシーン（これネタバレかな...）もリークされちゃってて、それも見ちゃったんだけど、やっぱり、本編を通してちゃんと観なくちゃゴジラ好きの名が廃りますからね。
というものの、この映画、主役はコング。俳優も女優もゴジラも例のあれもコングのための脇役以外の何者でもありません。59年前に作られた「キングコング対ゴジラ」で、版権を借りたキングコングに気を使って、東宝がタイトルの順番をキングコングを前にしたり、決着が付かない結末にしたりしたんだけど、結局今回も米国生まれのコングが大きくフューチャーされちゃってましたな。まぁ、だからなんだってことはないんですけどね、面白ければいいのよ、面白ければ。
今回も設定てんこ盛りで、前回のギドラの頭から、地〇空〇説にあれやこれや、これまでの「ゴジラ / GODZILLA」、「キングコング 髑髏島の巨神 / Kong Skull Island」、「ゴジラ キング オブ モンスターズ / GODZILLA King of The Monsters」の流れの中で一番ぶっ飛んでるんじゃないかな。何だかんだ言っても、自分はこの映画が一番好きかも。
ところで、小栗瞬さんの起用は絶対「銀魂」の演技を見て決めたに違いない。しかも銀さんをそのまんま演らせるハリウッドのスタッフの心意気というか、思い切りは嫌いじゃない。そして、今回も前回までの渡辺謙さんと同じく一人「ゴジラ」の発音が日本語でしたね。
ということで、この映画、とにかく見所満載なので前情報入れないで観に行ったほうがいいと思うよ。
これネタバレになっちゃうけど、頭蓋骨を例のものに使うのって、ゴジラspと奇しくも似た設定になってましたね...。
ところで、自分も住んでた香港があんなことになるなんて...香港島、ほぼ壊滅なんじゃないかな（ちなみに、自分が住んでたのは半島側なので、もし住んでたら高みの見物でした）。制作会社のレジェンダリーに中国資本が入ってるから、痛烈なメッセージが入ってるんじゃないかって、うがった見方もできちゃいますな。それにしても、パシフィック・リムといい、ハリウッドでは怪獣映画のバトルといえば香港なのかな？ちなみに、ビルに簡体字で「京东」ってネオンで書いてあったのは、自分は気に入らなかった、だって香港って基本は繁体字だからねぇ...。
日比谷のTOHOシネマズはポスターとか貼ってないので面白くない。ということで、いつものゴジラ撮っておきました。
今回は、スタッフロールの後になにも無かったんだけど、モンスターバースはもうこれで打ち切りなのかな？
