レミニセンス / Reminiscence2021/09/20 07:39

 ヒュー・ジャックマンさん主演の最新作「レミニセンス / Reminiscence」を観に行ってきた。

 「レミニセンス / Reminiscence」って英語の意味を調べると「回想」って出てくるね。で、どうやら心理学用語でもあるそうで、ググったら「記憶実験において、記憶したものを思い出すことや練習した運動の成績が、学習直後から時間の経過とともに低下するのが普通だけど、条件によっては学習直後より一定時間後の方が成績がよい場合があって、この現象のことをレミニセンスという」とのことでした。
 映画は、戦争が終わって海が上昇した世界で、顧客に記憶を追体験させる施設の運営をしている主人公の話。ということで、このタイトルなんですね。で、主人公、普段はお客さんに記憶を見せてあげることを商売としてるんだけど、警察?検察?の協力もしていて、容疑者の記憶を捜査に生かすために呼び起こすってこともやってるんですね。
レミニセンス / Reminiscence
 ヒューさん演じる主人公が、顧客のある女性に恋をして、その女性が突然いなくなり、ある容疑者の記憶の中に現れるっていう話しで、要は近未来のSFミステリーですな。様々な伏線もきちんと拾って最後に上手く纏め上げてる良くできた映画だと思います。
 でもなぁ、映画を観た後に思ったんだけど、人の記憶を見ることができるってことは、もっと早く答えにたどり着くっていうか、途中で見えちゃってもおかしくないと思うんだけどな...催眠中に見たい記憶を制御できるってことなんかな。でも、そうだとしたら、容疑者の尋問に使うって設定とも矛盾するような気がするな。それにしても、ハッピーエンドのような、そうでもないような不思議な終わり方だったな。ところで、アメリカ人って放映時間のこともあるからしょうがないけど、なぜすぐ恋に落ちちゃうのかな...でも、ヒューさん、オーストラリア人だよね、ん~、なんでかな?
 まぁ、とはいえ面白かったからいいけどね。

 ところで、予告編でみた小野田さんの映画、ちょっと気になる。当時、中学生だったかな、テレビで放送された様子が衝撃的でしたからね。小野田さんについては賛否両論いろいろあるみたいですが、ジャングルの中で29年生半可なことじゃ出来ないと思う。ということで、やっと公開される007の最新作とともに観に行くリストに追加だな。