大怪獣のあとしまつ2022/02/16 07:46

 酷評されちゃってますな...。

 ということで、世間では酷評されまくってるってことで話題の「大怪獣のあとしまつ」を観てきた。
大怪獣のあとしまつ
 ヒーローが倒した怪獣をどうやって片付けるかって話なんだけど、監督・脚本が「時候警察」の三木聡さんで、その「時候警察」にも出演されてる癖のある俳優さんたちが多数出演しているので、コメディの面白さだったり、怪獣をどうやって片付けるのかってSF要素に期待しすぎちゃったんだろうなぁ...。そんな感じで、ストーリーも面白くて、伏線もちゃんと張ってあって映画としては面白かったんだけどね。確かに、コメディ要素も、SF要素も、政府の描き方も、人物の描写もちょっと中途半端って感じはあったかな。

 まぁ、主演の山田くんもカッコよかったし、太鳳ちゃんもかわいかった。山田くんの困った顔は、監督の思惑通り観ているものに届いてましたよ。で、極めつけは、太鳳ちゃんのお兄さん役のオダギリジョーさん。あのカッコ良さは、オダギリジョーさん以外は考えられないですな。

 ん~、きっと、たくさんアイデアがあって盛り込んじゃったんだろうなぁ...テーマ(ヒーローが倒した怪獣をどうやって片付けるかって、盲点だったけど、確かにどうしてたんだろうね)とストーリー(軸になってるストーリーはちゃんとしてたし、面白かったと思うんだよね)はこのままで、小ネタを整理したら良かったのかもね。

 「伏線もちゃんと張ってあった」って書いたけど、ネタバレになっちゃうので詳しく書けないけど、あの物体の意味っていうか、くだりは結局なんだったのかなぁ...。