ZAPPA ’75:Zagreb/Ljubljana / FRANK ZAPPA ― 2022/11/02 07:52
届きました。
前回は米国からだったけど、今回は国内盤を購入しました。国内盤の師匠のCDを買うのはいつ振りだろう...紙ジャケ以来かも...。
ということで、1975年11月21日のユーゴスラビアはザグレブ、22日のリュブリャナで行われたライブ音源が収録されたアルバム、今回は2枚組みですね。当時のメンバーは、FZ-Guitar、Andre Lewis-keyboards、Napoleon Murphy Brock-tenor sax and lead vocals、Norma Bell-alto sax, vocals、 Roy Estrada-bass、Terry Bozzio-drumsというラインアップ。Normaさんは、この年の9月から12月までの参加で音源も貴重な方(ちなみに、2008年10月リリースのJoe's Menageも同じラインアップの音源-1975/9/1のCollege Of William & Maryの音源-です)、ZAPPAさんのバンド、女性のメンバーはパーカッションのRuthさん以外は長続きしませんねぇ...。
収録曲は以下の27曲、Zagrebでの曲が15、Ljubljanaでの曲が12という構成になってます。
Disc 1
01 “Managua” ☆
02 Stink-Foot ☆
03 The Poodle Lecture ☆
04 Dirty Love ☆
ちょっと、スピードが遅いけどね...ZAPPA師匠のギターソロがムッチャカッコいい、特に入りのところがね。
05 How Could I Be Such A Fool ◎
06 I Ain’t Got No Heart ◎
07 I’m Not Satisfied ◎
08 Black Napkins ☆
それぞれのNapoleonさん、Normaさん、ZAPPA師匠のそれぞれのソロが、マジカッコいい。後半のギターとコーラスの絡みもカッコよすぎ!
09 Advance Romance ◎
この曲のZAPPA師匠のギターソロ、カッコよすぎる!で、バックのTerryさんの叩くドラムがカッコいいんだわ!
10 Honey, Don’t You Want A Man Like Me? ◎
11 The Illinois Enema Bandit ☆
12 Carolina Hard-Core Ecstasy ☆
13 Lonely Little Girl ☆
14 Take Your Clothes Off When You Dance ◎
このバージョンはカッコいいな。ジャッジーで、おしゃれさ100倍だね。
15 What’s The Ugliest Part Of Your Body? ◎
歌ものコーナーの最後を飾るのは、コーラスのハーモニーが綺麗な「君の体の最も醜い場所はどこ?」ってとんでもないタイトルの曲。いや、曲は綺麗なのよね。
16 Chunga’s Revenge (Part I) ☆
この曲もおしゃれだし、カッコいい。テナーとアルトサックスソロのバックのドラムス勢いありすぎでしょ。
Disc 2
01 Chunga’s Revenge (Part II) ☆
ていうか、それぞれのソロもカッコいいけど、この曲の一番の立役者はTerryさんだな。あとZAPPA師匠の静かなのにアバンギャルドなギターソロはいったいなんなん?
ところで、当時の演奏曲順で収録されているらしいんだけど、なんで、この位置に配置したかなぁ...通して聴ける位置にしてくれればいいのに...デジタル音源だと通して聴けるのでそっちも買おうかな...。
02 Terry’s Zagreb Solo ☆
Terryさん推しだから、そりゃ5分以上の長尺のドラムソロ入れるよな...。
03 Zoot Allures ☆
04 Filthy Habits (Prototype) ☆
プロトタイプだけに、ZAPPA師匠の探ってる感じのギターソロも面白い。ソロで作曲するってこういうことなのね。
05 Camarillo Brillo ☆
06 Muffin Man ☆
07 I’m The Slime ◎
08 San Ber’dino ◎
Bonus Tracks
09 Wind Up Workin’ In A Gas Station (Prototype) ◎
ボーカル入ってるのかと思ったらインストだった。ムッチャ、ロックしてる。
10 Terry’s Ljubljana Solo ◎
こっちのソロのほうが手数がすごいかも...で、これを6分続ける体力もすごいな。
11 Zoot Allures ◎
☆1975/11/21 at Sportska Dvorama in Zagreb
◎1975/11/22 at Hala Tyvoli in Ljubljana
このCDの音を聴いてると、ZAPPA師匠がTerryさんを気に入っていたのがわかるような気がします。パワフルなのに繊細、リズムのキープも正確、ロックからレゲエ、ジャズまで何でもこなせる幅の広さ、マジすごいや。
それにしても、語彙が崩壊してるなぁ...。
ところで、このCDが届くころに年内のリリースの連絡がありました。今度はWaka/JawakaとThe Grand Wazooの未発表音源で、Waka/Wazooなるタイトル...それにしても今年は4作品、CDで20枚(Waka/Wazooは4枚組みで、ボックスセットにはオリジナル音源のBlu-ray Audioが付くらしい)リリースラッシュ終わりませんな...。
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