ドンブラロス ― 2023/03/13 07:26
いや、正直なめてました。
戦隊物って仮面ライダーと比べると色物的な色合いと、ちょっとマヌケな悪者とヒーローが戦って、毎週、倒したと思った敵が巨大化して、それを合体したロボットがやっつけるっていうワンパターンなちょっとチープな子供向け番組って舐めてたんだけど(関係者の皆さんごめんなさい)...この2月に終了した暴太郎戦隊ドンブラザーズにどっぷりはまってしまいました。
確かに、毎週敵が出てきて、倒したと思ったら巨大化して合体ロボで倒すってパターンは踏襲してるんだけど、これまでの戦隊とは明らかに違う設定で、たとえばメンバーの一人が他のメンバーと素顔で顔合わせするのが40話を過ぎているとか(ちなみに全50話ですからね)、メンバーの一人が3回(確か3回だったよね)も敵(ヒトツ鬼っていうんだけどね)になったり、前回の戦隊物のリーダーが謎のヒーロー?で出てたりとか、なんか設定そのものも1年間、毎週観てたにもかかわらず良く分からないまま進んで、最終回でも結局分けの分からないまま終わったっていうシリーズだったんだけど、終わってみたらなんとロスを感じるくらいどっぷりはまってしまいました。
ちなみに、息子に聞いたら一応、最終回で全部の伏線を回収してたっていうんだけど、自分は最後の最後まで、いや、今に至っても良く分かってない状態。でも、なんか離れられなくなっちゃったんだよね。
で、ヒーローショーなんて観に行くことなんて一生無いって思ってたんだけど、番組に出演していた俳優たちも出演するショーってことで、後楽園のシアターGロッソへ「暴太郎戦隊ドンブラザーズショー シリーズ第4弾 招く猫には何来たる?Gロッソは大波乱で大団"縁"!!」を観に行ってきた。
いや、このショーも面白かったですね。45分間と短いショーだったけど3,000円の価値はありましたよ。特に凝ったセットがあるわけでもなく、素顔の出演者たちとマスクを被ったヒーローたち、彼らの体を使った立ち回りと畳み掛けるようなストーリーの進行でギュッと楽しさが凝縮された45分間でした。終演後の挨拶での出演者たちの息のあったというか、仲のよさが伝わってくるやり取りも良かったですね。
この折り紙を折ったり、それを使ったりする演出があったりね(ちなみに、本編をちゃんと観ている人は分かるよね。本編観てなくて、この折り紙について知りたい方は本編を探してみてみてね)。
1年前には、まさか、こんなにはまるとは思わなかったんだよね...番組が終わってマジ、ロスを感じるなんて初めてのことなんだよなぁ。とにかく、行くかどうか悩んだんだけど、これ、観に行ってよかったと思ってる。
一つ前の「キジのおんがえしというおはなし」も観に行っておけばよかったなぁ...。ちなみに、GロッソのYOUTUBEにCMがアップされてるので、一応、リンク貼っておこっと(第一弾、第二弾、第三弾、第四弾)。
本編も全話録画してあるから観なおそうっと、あと、ゼンカイジャーとのVシネも映画館へ観に行かないとな...。