リポビタンDツアー2024 JAPAN vsFRANCE ― 2024/11/16 07:08
WOWOW加入したよ...WOWOWに加入することなんかないと思ってたんだけどなぁ...この秋の遠征を観るためだけに月額費用が発生するのもなぁ...。
今秋のJAPANのヨーロッパ遠征、初戦の対戦相手はFRANCE。FRANCEとは2022年の秋のヨーロッパ遠征が最後の対戦(同年の夏には、FRANCEが来日して2試合行ってます)、その時は35対17、FRANCE4トライ、JAPAN2トライと完敗でした(ちなみに、夏の対戦は1戦目が42対23、2戦目が20対15でした)。夏の2戦目はいい勝負してたんですけどね...。
エディーJAPANの初の遠征、初戦をいい形でいきたいところ。ということで、この日のJAPANのメンバーは以下。
01 岡部 崇人(横浜イーグルス/関西学院大学 5)
02 原田 衛(ブレイブルーパス東京/慶應義塾大学 8)
03 竹内 柊平(浦安D-Rocks/九州共立大学 11)☆
04 Epineri ULUIVITI(相模原ダイナボアーズ/ラトゥ カダヴレヴスクール 3)
05 Warner DEARNS(ブレイブルーパス東京/流通経済大学付属柏高校19)☆
06 下川 甲嗣(東京サンゴリアス/早稲田大学 11)
07 姫野 和樹(トヨタヴェルブリッツ/帝京大学 33)☆
08 Faulua MAKISI(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 13)
09 齋藤 直人(スタッド・トゥール―ザン [FRA]/早稲田大学 21)☆
10 立川 理道 ◎(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 61)
11 長田 智希(埼玉ワイルドナイツ/早稲田大学 15)
12 Siosaia FIFITA(トヨタヴェルブリッツ/天理大学 13)☆
13 Dylan RILEY(埼玉ワイルドナイツ/ボンド大学 [AUS] 25)☆
14 Jone NAIKABULA(ブレイブルーパス東京/摂南大学 14)
15 Malo TUITAMA(静岡ブルーレヴズ/スコッツ高校 [NZ] 5)
Replacements
16 松岡 賢太(神戸スティーラーズ/明治大学 2)
17 森川 由起乙(東京サンゴリアス/帝京大学 2)
18 為房 慶次朗(スピアーズ船橋・東京ベイ/明治大学 7)
19 ファカタヴァ アマト(ブラックラムズ東京/大東文化大学 11)
20 Tevita TATAFU(ユニオン・ボルドー・ベグル [FRA]/東海大学 18)☆
21 藤原 忍(スピアーズ船橋・東京ベイ/天理大学 7)
22 梶村 祐介(横浜イーグルス/明治大学 4)
23 松永 拓朗(ブレイブルーパス東京/天理大学 1)
総キャプ数309、諸外国のチームに比べるとまだまだキャップ数が少ない経験が浅いチームです。前回のワールドカップからかなりメンバーが変わってますからね...。特に10番、15番がね、いろんな方が言ってるけどエディーさんはこのラインをどう考えているのかよくわからない感じですね...。松田選手や若手でいうと高本選手は、いけると思うんですけどね...。そうそう、今回は、フランス組の齋藤選手とTATAFU選手が合流しているので、この二人の活躍にも期待ですね。
一方、FRANCEのメンバーは以下。
01 Jean-Baptiste GROS(Rugby Club Toulonnais)
02 Peato MAUVAKA(Stade Toulousain)☆
03 Tevita TATAFU(Aviron Bayonnais Rugby Pro)
04 Thibaud FLAMENT(Stade Toulousain)
05 Emmanuel MEAFOU(Stade Toulousain)
06 Francois CROS(Stade Toulousain)
07 Alexandre ROUMAT(Stade Toulousain)
08 Gregory ALLDRITT(Stade Rochelais)☆
09 Antoine DUPONT ◎(Stade Toulousain)
10 Thomas RAMOS(Stade Toulousain)☆
11 Louis BIELLE-BIARREY(Union Bordeaux Bègles)
12 Yoram MOEFANA(Union Bordeaux Bègles)☆
13 Emilien GAILLETON(Section Paloise)
14 Damian PENAUD(Union Bordeaux Bègles)☆
15 Leo BARRE(Stade Français Paris)
Replacements
16 Julien MARCHAND(Stade Toulousain)☆
17 Reda WARDI(Stade Rochelais)☆
18 Georges-Henri COLOMBE(Stade Rochelais)
19 Mickael GUILLARD(Lyon Olympique Universitaire)
20 Paul BOUDEHENT(Stade Rochelais)
21 Maxime LUCU(Union Bordeaux Bègles)☆
22 Matthieu JALIBERT(Union Bordeaux Bègles)☆
23 Gael FICKOU(Racing 92)☆
やっぱり、DUPONT選手に注目かな、この方のプレーはある意味別次元ですからね。ところで、3番のTATAFU選手は、JAPANのTATAFU選手と同名なんだけど、この二人のマッチアップも面白そうですな。そうそう、ワールドカップを怪我で欠場したNTAMACK選手の復活も観たかったところなんですけどね...。
名前の後ろに☆が、前回の試合に出場していた選手です。
厳しい試合でしたね...開始直後のDEARNS選手のキックチャージからチャンスがあったんですけどね。あれをフィニッシュまで持っていけなかったのが今のJAPANの実力ということなんでしょうね...たらればだけどねぇ、もっと厚いフォローができていればなぁ。あの瞬間、後ろに意識が行って前に出るのが一瞬遅れてなければ...あと、一人でもDEARNS選手を信じていれば、自分たちのプレーに自信を持っていればなぁ。きっと、DUPONT選手だからチャージできるわけがないって感じてたんじゃないかなぁ...。
まぁ、そんな意識だけじゃなくて、スキルも、フィジカルも、パワーも、局面での判断もすべてがFRANCEの方が上でしたね。トライを獲って勢いを付けたいっていうのも理解するけど、格上とのテストマッチですからね、得点できるところで点を取っておくのは定石なんじゃないかって思っちゃうんだけどね。JAPANがイケてた時は、五郎丸選手や田村選手のゴールキックで点差を詰めてくらいついていたんじゃなかったっけ。そうそう、キックの長さも明らかに差が合ったもんね。ラグビーって陣取りゲームだからキック重要なはずなんだけどなぁ。今のJAPANでランだけでフィニッシュまでもっていくのは格上相手では難しいよね。
ということで、前半FRANCEは5トライ、JAPANは無得点でした。スタッツだけみるとこんなに差があるようには見えないけどね。FRANCEの方が効率よく得点を重ねていて、JAPANは一所懸命もがいたけど無得点だったってことだもんなぁ。
後半もFRANCEのフィジカルに押されていたJAPANだけど、粗さが目立ってきたFRANCEに対し、JAPANらしい縦の攻撃が功を奏して10分に立川選手がトライ。でも、このトライだけかなぁ、JAPANらしさが出てたのは。
21分にTATAFU選手がインターセプトから個人技でトライを奪えたのはまぁ良かったけどね、でも、立川選手はこのトライで、TATAFU選手はそのフィジカルを生かした激しいプレーの中で傷んでしまったのも、ギリギリのプレーじゃないと得点を取ることができないJAPANの限界ってことなのかもしれなませんね。
FRANCEは、後半も3トライを挙げて、結果、52対12と大差をつけて勝利しました。21歳とは思えない、BIELLE-BIARREY選手、GAILLETON選手の自信を持ったプレー、2トライを挙げたBOUDEHENT選手のパワフルなプレー、FRANCEの強さを見せつけられた試合でした。
ん~、JAPANはどこに向かっているのかなぁ...。
2019年ワールドカップ終了後の世界ランキング、JAPANは8位、ARGENTINAは10位だったんだけど、今現在、JAPANは14位、ARGENTINAは5位だからね。ARGENTINAは明らかに強化の成果がでているけど、JAPANは低迷してるからなぁ...。
今夜のURUGUAY戦で弾みを付けて、今秋の最終戦のENGLAND戦ではカッコいいところを魅せて欲しいです...。