2024-2025リーグワン 第3節 ブレイブルーパス東京vs神戸スティーラーズ ― 2025/01/08 07:34
味の素スタジアムに行ってきた。

ディフェンディングチャンピオンのブレイブルーパスと昨季5位のスティーラーズの試合。スティーラーズは、1節でブレイブルーパスが苦戦したイーグルスに2節で快勝してますからね、チャンピオンも気を抜けない試合ですよね。というか、今季は、1節、2節と得点の競った面白い試合が続いているので、この試合も観ていて楽しい試合になることを期待して飛田給へ...。

この日のブレイブルーパスのメンバーは以下。
01 木村 星南(東海大学 25歳 JAPAN)
02 橋本 大吾(筑波大学 30歳 JAPAN)
03 小鍜治 悠太(天理大学 26歳)
04 ジェイコブ ・ピアス(ロズミニカレッジ高校 27歳)
05 ワーナー ・ディアンズ(流通経済大学柏高校 22歳 JAPAN)
06 シャノン ・フリゼル(アピフォオウカレッジ 30歳 NEW ZEALAND)
07 佐々木 剛(大東文化大学 27歳)
08 リーチ マイケル (C)(東海大学 36歳 JAPAN)
09 杉山 優平(筑波大学 27歳)
10 松永 拓朗(天理大学 26歳 JAPAN)
11 桑山 淳生(早稲田大学 27歳)
12 眞野 泰地(東海大学 27歳)
13 セタ ・タマニバル(セントケンティガーンカレッジ 32歳 NEW ZEALAND)
14 ジョネ ・ナイカブラ(摂南大学 30歳 JAPAN)
15 マイケル ・コリンズ(オタゴ大学 31歳)
リサーブメンバー
16 原田 衛(慶應義塾大学 25歳 JAPAN)
17 三上 正貴(東海大学 36歳 JAPAN)
18 眞壁 照男(立教大学 28歳)
19 アニセ サムエラ(フィジー工科大学 38歳 JAPAN)
20 伊藤 鐘平(京都産業大学 27歳)
21 池戸 将太郎(明治大学 23歳)
22 ロブ ・トンプソン(パーマストンノースボーイズ高校 33歳)
23 森 勇登(明治大学 26歳)
リッチー・モウンガ選手がこの日はノンメンバーなのが残念でした。
スティーラーズのメンバーは以下。
01 高尾 時流(九州共立大学 28歳)
02 ジョージ ・ターナー(スチュアーツメルビルカレッジ 32歳 SCOTLAND)
03 具 智元(拓殖大学 30歳 JAPAN)
04 ジェラード ・カウリートゥイオティ(ケルストンボーイズ高校 32歳)
05 ブロディ ・レタリック (C)(クライストチャーチボーイズ高校 33歳 NEW ZEALAND)
06 今村 陽良(帝京大学 27歳)
07 ティエナン ・コストリー(IPU環太平洋大学 24歳 JAPAN)
08 サウマキ アマナキ(トゥポウ高校 27歳 JAPAN)
09 日和佐 篤(法政大学 37歳 JAPAN)
10 ラファエレ ティモシー(山梨学院大学 33歳 JAPAN)
11 松永 貫汰(筑波大学 25歳)
12 ナニ ・ラウマペ(パーマストンノースボーイズ高校 31歳 NEW ZEALAND)
13 マイケル ・リトル(ウエストレイクボーイズ高校 31歳)
14 イノケ ・ブルア(流通経済大学 25歳)
15 李 承信(大阪朝鮮高級学校 23歳 JAPAN)
リサーブメンバー
16 北出 卓也(東海大学 32歳 JAPAN)
17 カウヴァカ ・カイヴェラタ(ウェスリーカレッジ 22歳)
18 山下 裕史(京都産業大学 39歳 JAPAN)
19 ワイサケ ・ララトゥブア(東海大学 26歳)
20 ソセフォ ・ファカタヴァ(福岡工業大学 27歳)
21 中嶋 大希(流通経済大学 28歳 JAPAN)
22 山下 楽平(京都産業大学 32歳 JAPAN)
23 山中 亮平(早稲田大学 36歳 JAPAN)
両チームとも豪華メンバーですな、現役国代表と代表経験者がブレイブルーパスは11人、スティーラーズは14人と合わせるとほぼ1チーム分、で、JAPANはもちろんのこと、NEW ZEALAND代表が両チームとも2名と多い。まさしくドリームチーム同士の対戦ですな。
こんな感じで、JAPANのワーナー選手とALL BLACKSのレタリック選手のマッチアップを間近に観られるなんて楽しいしかないですねぇ。

開始5分にスティーラーズ陣でのラインアウトからフリゼル選手が裏に抜けて、タマニバル選手に繋いでトライで先制したり、松永選手のペナルティーゴールで点差を広げたところで、これは楽勝かななんて思ったんですけどね...。
ブルア選手が退いて山下選手に交代して、20分にその山下選手がトライを挙げてから攻めあぐねていたスティーラーズに勢いが出てきました。いや、マジで山下選手はチームに勢いを与えますね。正直、ワンサイドゲームになっちゃうのかななんて思ってたんですよ。
この後、松永選手のちょん蹴りしたボールに桑山選手が反応してトライして、もう1本松永選手がペナルティゴールを決めて15点差にしたあたりまではね。
前半終了間際からスティーラーズがブレイブルーパスをゴール前にくぎ付けに、SCPTLAND代表のターナー選手が、ペナルティからそのままゴール前に飛び込んでトライ。20対12、8点差だけど、トライの数は両チーム2本のタイ。正直、勢いはブレイブルーパスにあったようにみえたんだけど、この得点差で折り返し。
後半も、ブレイブルーパスが押しているように見えたんだけどなぁ...。
押していたのは明らかにブレイブルーパスだったんだけど、得点が動く後半28分まで、何度も追加点をあげられる場面があって、ペナルティゴールを狙える位置でのペナルティでも得点を積み重ねる作戦ではなく、あくまでもトライにこだわったブレイブルーパス。これを正面から受けてディフェンスで押し返すスティーラーズ、見応えのある後半でした。
後半20分にカイヴェラタ選手がレッドカードで14人になってからのスティーラーズの鬼気迫る堅守と攻撃は本当に見応えありました。
もちろん、後半2本のトライを決めたナイカブラ選手も凄かったですけどね。14人でしっかりブレイブルーパスから2本トライを奪うスティーラースも凄かったと思います。
特に、終了間際の松永(弟)選手のトライに繋がるコストリー選手、ララトゥブア選手の繋ぎはいい攻撃でした。あそこまで前に出られると止めるのは難しいですよね。6点差を、残り3分で13点差まで広げたブレイブルーパスだったのに、その1分後に6点差まで詰めるところ、スティーラーズもさすがとしか言いようがありません。
後半の勢いは明らかにスティーラーズにありましたね。レッドカードが無ければ、試合がどうなっていたかわからない感じでした。ブレイブルーパスは、得点のチャンスにしっかり加点していればもう少し楽に勝てたんじゃないかなぁ。
結果、32対26でブレイブルーパスが勝利。トライ数は両チームとも前後半2本ずつの4本、コンバージョンも前後半で3本で互角、勝利を分けたのは、前半2本のペナルティーゴールでした。

今季は、昨季下位だったブラックラムズやヒートが好調だったり(3節で、ブラックラムズはワイルドナイツと前半互角に渡り合ったり、ヒートはスピアーズ戦で5点差の惜敗)接戦の試合が続いて面白いですね。ワイルドナイツとブレイブルーパスは頭一つ抜けた感じだけど、3節までの試合を観ているとそれ以降の順位は予想がつかないです。
マジ、今季のリーグワンは面白い。
ファンに手を振るルーパスくん。

ハーフタイムの恵比中の歌でダンスを一緒に踊ってたそうです(自分はトイレに行っていて観られませんでした...残念!)。
歴代のブレイブルーパスのジャージの展示もありました。

展示されていたジャージ、全部見たことがありましたね...。

ブレイブルーパスというか、自分にとって東芝府中のジャージといえば、上の写真の左のボディが青で襟が赤、胸のエンブレムがけやきの葉のジャージなんだけどね。

ラグビー観戦歴、長くなったなぁ...。

と、感慨に浸れる展示でした。
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